2013年1月29日火曜日

午前十時の映画祭

こちらでたびたびご紹介していますが、
現在、第三回目の午前十時の映画祭が全国で開催されています。

いよいよ、
「卒業」「真夜中のカーボーイ」の2つの作品を残すのみとなりました。
2月15日で・・・間もなく・・終了しましす。

ボクもこれまでに何回か劇場に足を運んで、
このフィルム上映作品祭を楽しんでいます。

昨年末から今年にかけて劇場で直接鑑賞した作品をご紹介したいと思います。
最初の2作品は皆さんもご存じの映画だと思います。
最後のイラン映画「友達のうちはどこ?」はリアルタイムでも観ていますので、
およそ、20年ぶりとなりました。

昨年末に、
風と共に去りぬ  Gone with the Wind 劇場で初めて観ました。
1939年に公開されたヴィクター・フレミング監督作のアメリカ映画。
原作のマーガレット・ミッチェルの世界的ベストセラー小説の映画化ですね。
内容は改めて説明する必要もないですね。
全編で3時間42分という大長編であるにもかかわらず、
当時空前の大ヒットを記録したそうです。

長編映画は、上映途中で(トイレ)休憩が入るのですが、
今回の上映では、その時間がたったの6分・・・
上映側の事情はあるでしょうけど・・・いくらなんでもひどいですね・・・
ところが・・・












正月休みに 
ドクトル・ジバゴ Doctor Zhivago を観ました。
1965年のアメリカとイタリアによる合作映画。
ロシアの作家、ボリス・パステルナークによる同名の小説が原作。
モーリス・ジャールによる挿入曲「ラーラのテーマ」が有名で、
米アカデミー賞で5部門を受賞しました。
こちらも長編で3時間17分。
上映途中の休憩がたったの3分・・・絶句ですね。



















本日 
友達のうちはどこ? を観てきました。
リアルタイムでも観ていますので、およそ、20年ぶりかな!!

1987年製作・公開、アッバス・キアロスタミのイラン映画。
この映画、カットが実にいいです。
ストーリーはなんでもない日常を描いたものですが、
主人公である少年の心情がひしひしと伝わってきます。
イランという国の生活風景も・・・。
ラストは特に秀逸。

この映画を見ると、昨今の映画のように、
お金をかけなくても、凝りに凝ったストーリーでなくても、
何気ない日常を描いただけの映画でも十分面白いということがわかります。