2011年2月28日月曜日

タンザニアAA モンデュール農園 販売終了!

タンザニア・モンデュール農園の
ニュークロップ(09/10)の当店在庫が完全になくなりました。

タンザニア・コーヒーの新銘柄は、
スノートップと言う高級豆です。
入荷済みで、本日より販売スタートです。


タンザニアAA スノートップ 

 ・最高級品との意味合いから、
  ほかのタンザニアAAグレードのものと区別するため、
   “SNOW TOP” と呼ばれています。

 ・この名の由来は、キリマンジャロの頂を一年中覆う
  万年雪からきています。

 ・モンデュール農園と同じように、
  中煎りと深煎りの両方を販売いたします。
 
 <中煎り>
   ・すっきりした爽やかな甘酸味が持ち味
         100g    440円
         250g    990円(10%引)
         500g  1,760円(20%引)  

 <深煎り>
  ・中煎りより、しっかりしたボディときりっとした苦味が加わる。
  ・ミルクとの相性バッチリで、アイスに使っても Good!!
        100g    460円
        250g  1,035円(10%引)
        500g  1,840円(20%引) 

2011年2月27日日曜日

素材と鮮度

以前、お客さんから、
「鮮度って一番大事なの?」
と聞かれたことがあった。
おそらく、
素材(原料である生豆)、焙煎(加工)および鮮度(煎り豆) で何が一番大事?」
と言う趣旨の質問だったように記憶しています。

ボクは、
「どれが一番と言うことではないです」
とお答えしました。
同時に比べられるものじゃないと思うから。

豆屋である当店では、
 ①素材(生豆)の厳選・仕入れ → ②焙煎 → ③販売
と言う流れで、仕事をしています。

前にも言いましたが、
①には、
品質の良いor悪い と 生豆の鮮度が良い(新しい)or悪い(古い)
があります。

②には、
良いor悪いがあります。

③には、
鮮度の良い(新しい)or鮮度が悪い(古い)があります。


あくまで素材(生豆)が先にあって、
煎り豆の鮮度は、最終的な販売時点のことを
問題にしているわけですね。
最初の段階である生豆の品質が悪かったり、
収穫時期が古い(素材の鮮度が悪い)ものであったり、
また、収穫時期が新しくても、生豆の管理が悪ければ、
いくら煎り豆の鮮度が良くても、美味しいことはないでしょう。

焙煎についても、同じですね。
最初に生豆(素材)があるのであって、
焙煎はその次の段階で、素材を加工する工程です。
素材が悪ければ、素材以上の味は出ません。
が、素材を生かすも殺すも焙煎(料理)人の腕次第ですね。

ちゃんとした良いものを目利きし選んで仕入れ、
ちゃんと焙煎をする。
それを美味しいうちに販売する。

どちらがどうと言うことはないです。
シンプルなことです。

                    

2011年2月26日土曜日

品質、焙煎、鮮度

淹れ方は気軽に!自由に! のつづき・・・


見分ける?コツをいくつか。

①品質の良い悪い
 ・商品表示*が細かくなされているものを選ぶようにすること
  商品表示が細かくなされていれば、品質が高く、
  トレーサビリティがしっかりしている可能性が高い
   * 生産国、産地(農園)、品種、精製方法、収穫年など
    例 ブラジル セラード農園 イエローブルボン種100% パルプド・ナチュラル ニュークロップ 

 ・値段やブレンド名(ブルマン、ハワイコナなど)だけで選ばないようにすること
  値段が高いものが良いとは限りません。
  (でも、安いものの品質が良いことはまずないですね)。
 
②焙煎の良し悪し
 ・鮮度の重要性にまったく触れないのもどうかとは思いますが、
  "鮮度、鮮度" とやたら強調するのもどうかと思います。
  焙煎が適切*1になされていれば、豆の状態で涼しいところであれば、
  常温で2~3週間くらいおいておいても大丈夫なはずです。

 *1 生豆に含まれる水分を上手に抜いて、
    豆の内部から表面まで均一に火を通します
    煎りムラ*2を起こしていると煎り豆の劣化が早くなります。
 
 *2 煎りムラ
    (火力が強すぎるなどで)表面焼けしたり
    (火力が弱すぎるなどで)芯焼けしていたりすると 、
    ひとつの豆の内部に均一に火が通っていないことになります。

  
③鮮度のよさ
 ・ドリップして膨らむのは新鮮な証拠とされていますが、
  新鮮であれば美味しいかどうかは一概には言えません。
  上で言っているように、煎りムラを起こしているコーヒー豆は 
  鮮度がよいからといって、美味しいわけではありません。

 ・また、超新鮮コーヒーって  でも書いていますが、
   焙煎当日の豆は、まだおいしくないようです。
   焙煎当日の豆を、粉に挽いたら、もっとダメ。
   酸化(味の劣化)がより早まるようです。

2011年2月25日金曜日

南米ペルー サンプル試飲 終了!

南米ペルーのサンプルコーヒーの試飲サービス

早々に終了しました。

おおかた好評でした。

2011年2月24日木曜日

エチオピア タンザニア 情報


エチオピア・イルガチェフェ
 当店が確保しているのは4袋×60kg 。
 4袋中の2袋目が残りすこしになりました。
 3袋目がまもなく入荷してきます。

タンザニアAA スノートップ まもなく入荷!
  タンザニア・モンデュール農園のニュークロップ(09/10)の
  当店在庫が完全に切れました。
  モンデュール農園の今度のニュークロップ(10/11)は、
  来月以降の入庫予定です。

  モンデュール農園の生豆がまったくなくなったので、
  まもなく、焙煎豆の販売は、まもなく終了となります。
  
  モンデュール農園の豆がなくなったら、
  次は、スノートップと言う高級豆を使用する予定です。
  まもなく入荷してきます。

2011年2月23日水曜日

南米ペルー 試飲あれ!

南アメリカ西部に位置する共和制国家である南米ペルー。

地理的には南米中央、太平洋側に位置し、
ブラジル、コロンビア、エクアドルなど、
コーヒー生産国と隣接している。
アンデス山脈が南北に走る。


紀元前から多くの古代文明が栄え、
16世紀までは当時の世界最大だったインカ帝国の中心地であった。
世界遺産に登録されている空中都市マチュピチュもこのペルーにある。

この国で生産されている
宝冠という名のコーヒー ペルー・ティアラ オーガニック
このコーヒー豆サンプルが取引先から届きました。

興味のある方は、お試しください。
商品化に向け試行錯誤・・・。

2011年2月20日日曜日

淹れ方は自由に!気楽に!

煎り豆の完成度を高めておいて、
 (コーヒーの)淹れ方は自由に!気楽に!
これが、豆屋であるボクの店のモットー!

煎り豆の完成度が高ければ、
豆を買った人が、鮮度(保管)に
それ程神経をすり減らさなくてもいい。

鮮度、鮮度といっていると、
買った日が何日だから、何日ころまでに飲まなくっちゃ…
ということになる。

この飲まなくっちゃ…、実は、これがいけない。
これじゃ、コーヒーが不味くなっちゃう。
おおらかに飲んだほうがコーヒーは、美味しい。
間違いない (← だから古いって!)

素材である生豆のグレードが高く、
その生豆の鮮度が良く、
焙煎が適切に施されていれば、
即ち、煎り豆の完成度が高ければ、
豆の状態なら、結構長持ちするから。

煎り豆の完成度が低い*1コーヒー豆を
小手先でどのように上手にドリップしたとしても、
完成度が高い*2コーヒー豆をコーヒーメーカーで淹れたほうが
美味しいなんてことは現実によくあるはなし。

 *1 品質が悪い、焙煎が不適切、鮮度が悪い 
     ・・・ひとつでも該当すれば、完成度は低くなる

 *2  品質が良い、焙煎が適切、鮮度が良い 
     ・・・3つのバランスが大事
 
でも、厄介なのは、
 ①品質の良い悪いというのは、分かりつらい、
 ②焙煎の良し悪しは全く分からない、
 ③鮮度の良さは日数だけでははかれない、
ということ。

2011年2月19日土曜日

ドリップOK プレスOK

今朝、家から店へ向かう途中、
風が強かった。
でも、意外に風が冷たくない。
ボクは、寒さ暑さには強いほうなので、
本当のところは分からないんだけど…

なので、いつも開店してから、
その本当のところを(お客さんに)確認する毎日であります。



さて、本題・・・煎り豆の完成度の続きです。

こだわりのネルやペーパードリップは、
美味しく淹れる方法であるのと同時に、
いかにコーヒーのいやな味を出さないか
というテクニックを前提にした抽出法でもあるんです。

紙や布で濾すうえ・・・ 言われたことありませんか?
お店の人に・・・
   やれ、お湯の温度を下げろ!
   やれ、粗挽きにしろ!
   やれ、粉の量を多く使え!
 
美味しく淹れるには、テクニックがいるということです。
(何も、ドリップは美味しくない、お勧めできないと言っているのではありません)
制約が多いんですね。
(制約が多いのは、実は、それはそれでいいんですけどね、
 コーヒー好きにとっては)


家庭で飲むコーヒーの場合は、
煎り豆の段階で完成度を高めておいて、
抽出は簡単な方がいいと考えています。


ボクが、試飲の際、
コーヒープレスをあえて使用しているのも、
その考えからなんです。

煎り豆の完成度が高ければ、
コーヒーを淹れるのに工夫を凝らさなくても
OKなん(美味しく飲めるん)です。

ボクの店は、家庭でコーヒーを飲むためにある店です。
だからこそなんです。

2011年2月18日金曜日

煎り豆の完成度

煎り豆の段階で完成度が高まっていれば、
抽出に際し、それほど細かいことを気にしなくてもいいと思っています。
特に、飲み始めのころは・・・。

これは、気にしなくてもそれなりに美味しく飲めるという意味です。
もちろん、細かいことにこだわれば、
より美味しく飲める可能性は、おそらくですが、高まります。



ボクは、普段お店で、
 「コーヒーの抽出は、
    好きな方法で自由にやってください!!」
と言っています。

家庭や職場でコーヒーを飲む場合、
コーヒーの抽出と言う工程は、
飲む人がもっとも自由に遊べるところです。

豆を焙煎して売る立場のボクからすれば、 そこを、
お客さんが自由に遊べる 大切な領域 と考えています。

なので、ドリップで淹れるべし!
 とか、
プレスでコーヒーオイルを愉しむべし!
なんて、なかば強制的なことを言って、
淹れる楽しさ(自由)を奪うつもりはありません。

ドリップにこだわらなくても十分です。
もちろん、こだわってもOKです。

ドリップでなくても美味しいコーヒーは飲めます。
ボクの店でお客様が試飲なさる時は、
その多くの場合、プレスを使用していますが、
そのプレスでなくても美味しいコーヒーは飲めます。

淹れ方は自由です。
 いろいろ、思い思いに遊んでください。

2011年2月17日木曜日

タンザニア モンデュール農園 まもなく終了

当店で毎月?隔月?発行している「うま珈通信」でも書いていますが、
現在使用しているタンザニアのスペシャルティコーヒー豆
 タンザニアAA モンデュール農園
の豆が残りわずかになりました。

この豆のニュークロップは、
まもなく日本に入港入荷予定ですが、
それまで間、タンザニアの豆がないので、
以前使用したことがある
 スノートップ
と言う銘柄の豆を入荷する予定です。

詳細が決まり次第またご報告します。

2011年2月16日水曜日

コーヒー豆屋って 4

当店は、
 自家焙煎のコーヒー豆売り店
であります。

店名は、
 こーひー豆処 うま珈
といいます。

当店は自家焙煎なんだが・・・ でも言いましたが、
店の名前に、
 わざわざというか
 誇らしげにと言うか
 仰々しくと言うか
自家焙煎とは謳っていません。
豆屋なら自家焙煎が当たり前だからです。

豆を売る店だから、
当然そのコーヒーは、
おウチや職場で飲むことになると思います。

そういった場所でコーヒーを飲む場合、
プロが淹れる(抽出する)わけではありませんので、
豆の段階で完成度を高めておかなくてはいけません。
淹れる方法、やり方は人それぞれなので。

豆の段階で完成度を高めるには、
  ①良質な素材(コーヒーの生豆)を使用する
  ②適切な焙煎を施す
  ③鮮度の良いものを販売する
この3つが重要です。

良い素材(コーヒーの生豆)を使用する
  お客様に伝わりにくいですが、
  豆屋にとっては最も重要視すべきことです。
  おいしいものを作るには、素材で手を抜くわけにはいきません。
  素材に対する考え方は、店のあり方でもあります。
  素材で手を抜くということは・・・

適切な焙煎
  自家焙煎であれば、外に向かって(=よそ様に)
  どうこう言う話ではありません。
  料理人の腕だからです。
  大事に決まっています。

鮮度管理
  その店(店主)の、コーヒー屋としてのモラルにかかわることです。
  コーヒー業界では、今や、”鮮度、鮮度”と騒ぐ時代ではなくなっています。
  モラルだから、自家焙煎豆屋が鮮度の
  良い豆を売るのはごく当然のことです(*)

  しかし、一方で、いまだ、鮮度が大事であることは、
  広く一般には伝わりきっていません。
  胃にもたれるような虐げられたコーヒーたちは、世間にあふれています。
  そんな現実もあります。
  だから、モラルにかかわることだと感じています。

 (*) 美味しいコーヒーをいかに提供できるかと言う場合、
     煎り豆の鮮度やハンドピックなどは、
     もはや言うまでもないことになっています。
     今、コーヒー業界では、
     農園や品種などトレーサビリティがしっかりした
     品質の良い豆であるかどうかや、
     生豆の鮮度などが
     重要視されるようになってきています。
     

以上①~③の3つが
バランスよくそろっていることが大事ですね。

                  

2011年2月14日月曜日

今日はバレンタインデー

ですが・・・特に何もありませんが・・・。

普段お世話になっているお客様数人から、
チョコ、クッキーなどをいただきました。
こっちがお金を頂く立場なのに・・・
なんていい人たちなんだ!!

こういった人たちは、
昨今のコーヒー国際市場価格の高騰を見聞きし、それを憂い、
ボクに
 「(ウチの店の)コーヒー豆の値段、上げしたほうがいいですよ」
とまで言ってくれる。

ホント
なんていい人たちなんだ!!
 ・・・言わない人を悪い人とは言っていません

こういうありがたいお客様がいらっしゃるからこそ、
不況の真っ只中の今日でも、
ウチのような小さな店でもやっていける。

素敵なプレゼントと共に、
言い表せないほどの感謝の念を抱いた
バレンタインデーでした。

          

2011年2月13日日曜日

生豆の鮮度

今朝は、早朝から雪だ~~

今年は、結構、寒い。
  暑さ寒さに比較的強い・・・と言うか鈍感?・・・
  なボクでもそう思う。
  なので、本当のところ、寒いのだろう。

そうそう、コーヒー豆が高騰しているひとつの原因でもあるのが、
世界規模での天候不順だ。
 この夏も暑かったモンね~~

でも仕方がない。
お天道様の勝手だから~~


外は寒いが、ボクの話は熱い?(かな)

昨日、ルワンダ高級豆の真空パックのところでも少し触れましたが、
生豆の鮮度が重要視されることは、
今や当たり前になってきているようです。
数年前までは、話題にされることもなかったくらいですが・・・


大切なのは、煎り豆の鮮度だけではないとも言えますね。
 生豆の鮮度が悪い(=収穫年が古い、あるいは、管理状態が悪い)
 コーヒー豆を焙煎して、 新鮮なうち販売しても・・・
 元が悪ければ・・・???
 ということです。

いわゆる当年モノと言われるニュークロップであっても、
端境期近くなってくると、どうしても香りは弱ってきますし、
管理状態が悪ければ劣化が早まります。

収穫年、保管状況・方法の両方が大事と言うことですね。


当店では・・・

生豆の保管方法は、
今のところ、定温あるいは低温で保管するには至っていませんが、
60キロの生豆を20キロごとに小分けして、
風通しが良い籠に入れて、
その籠を金網の棚に載せて保管しています。
湿気がたまる地べたにおくことなどしません、当たり前ですが・・・。


販売しているコーヒー豆の収穫年は、
ニュークロップ(当年モノ)のみを使用しています。


追記
オールドクロップ*のサンプルが店内にあります。
ぜひ、近日入荷予定の新鮮なルワンダと比べてみてください。
 *収穫されて2年以上経過した生豆をいいます

                

2011年2月12日土曜日

ルワンダの高級豆


ルワンダの高級豆入港しました。
真空パック30キロの入荷予定です。

これまで、
ニカラグアCOE(国際品評会入賞豆) と ケニア特級品の生豆が
真空パックで送られてきました。

真空パックされた生豆は、
空気に触れていないので、非常にフレッシュです。

封を切ると、プシュ~(空気が抜ける音)・・・
とてもみずみずしく、フレッシュグラッシー
焙煎するのがワクワクしてくるんです。
豆屋(焙煎人)が味わえる醍醐味です。
煎り豆だけでなく、生豆の鮮度も重要と言うことです。

もちろん、 真空パックされるコヒー豆は高級品のみなので、
グレードの低いものや古い生豆では味わえない興奮です。
( ↑ 当店にはありませんよ)


販売開始は今のところ3月からの予定にしています。
詳細はおってお知らせいたします。

           


2011年2月11日金曜日

欲しい → 安い → 買う

         と

 安い → 欲しい → 買う

全然違いますね。


う~~んめぇ~~ → えっ安いね~~    →  買おう!
          (この味でこの値段?)

             と

 やっすっ! → 何だか分からんが → 買おう!

違いますね!


おいしいコーヒーを飲もうとする場合の話で、
後者を否定するわけではないですが・・・。


ボクがやっているのは、
  自家焙煎のコーヒー豆売り店
で、コーヒーのおいしさを大切にする店です。

決して価格をウリにしているお店ではありません。
だから おいしいコーヒーがあること が最も大事なことなんです。


選ぶひとは、
   コーヒーが好きな人たち
        あるいは
   コーヒーが飲みたいと思う人たち
ということになりますね。


 コーヒーを飲むひと時、
 美味しいコーヒーを淹れるひと手間

そういうものを無駄と思わない、
そういう価値観を共有できるような人たち・・・・

大事にしていきたいです!

2011年2月10日木曜日

繁盛店・・・選ばれる店?

よく流行っている店がある。
選ばれている店であることは確実ですね。

確実なんだけども、
 ボクにとっては、選ばれているその理由が重要なんですね。

コーヒー店で考えると、
繁盛店がおいしいコーヒーを出しているとは限らないから。


  おうちで、おいしいコーヒーが飲みたい
    おいしいコーヒー(豆)が欲しい
          ↓
       店 を 探 す
          ↓
      価 格 を 見 る
          ↓
      買 う、買 わ な い

ボクがやっている店で言えば、
この流れの中で、 いかに選ばれるかだと思う。

決して
      価 格 を 見 る
           ↓
        安   い
           ↓
         欲しくなる
           ↓
        買   う

ではないと考えている。

2011年2月9日水曜日

不景気!?

人でいつもにぎわっている店と
いつも、がら~~ん としている店を
みるたびに考えさせられる・・・・


実際、今は不景気だ。
だが、不景気だからって何も消費しないわけではない。

買う理由がないだけかも知れない!
買う理由があれば、人はモノを買う(ような気がする)。
お金を出して欲しくなる、ちゃんとした理由・動機があれば、
消費するんじゃないかと思う。


コーヒー豆屋のボクがのやる(べき)ことは、
  よい(おいしい)コーヒーをつくること
だが、それだけでなくて、 欲しくなる理由・・・
    きっとこのコーヒー、おいしいんじゃ?
・・・をちゃんとつくって それをうまく伝えること

消費が減ったと言っても、 誰も何も買わなくなったわけではない。
買っている人は確実にいる。

簡単に言えば、
  選ばれる店か、選ばれない店か・・・。
  選ばれる側になるために何をするか?
その答えは?

                

2011年2月7日月曜日

中米産のコーヒー豆 2

中米産のコーヒー豆のつづき・・・


ボクは、中米産コーヒー豆の焙煎では、
  中煎り~中深煎り 
の段階で煎り止めるのが良いと考えている。
個別に考えてみると、

浅煎り   せっかくのコクと甘みが表現しにくく、もったいない
      持ち味が出きっていないのがこの段階

中煎り  甘酸っぱい、やさしくさわやかな酸味があり、
      そのベースに柔らかなコクがある感じ

中深煎り  香りがより豊かになり、
       やわらかいがきちんとしたコクに変わり、
        その中にほのかな甘酸っぱさが残る感じ

深煎り  深煎りにすると、
      持ち味である上品さが失われることが多いが、
      銘柄によっては、甘みを伴ったやさしい苦味が表現できる

   注: 上記の焙煎度合い…浅煎り~中煎り~中深煎り~深煎り…は、
       各社・各店舗ごとに違うようで、明確な区分はない


当店では、

 定番コーヒー「グァテマラ・レタナ農園・ブルボン種100%・ウォッシュト」
 中煎り(浅め) 深煎り(浅め) にしている。



 これまで限定で入荷・販売してきているパナマエルサルバドル、
 コスタリカ
などのコーヒー豆の場合、中深煎りにする場合が多い。
 これは、これらコーヒーの完熟豆が持つ柔らかな甘みを
 より引き出すことが出来るから。

 ただ、中深煎りのどの程度で煎り止めするかは、
 その豆によって微妙に変えている。

 たとえば、これまで使用してきたコスタリカのように、
 少し渋みを伴った酸味がある場合などは、特に注意している。

     コスタリカのカツーラ種によるものと考えられる


2011年2月6日日曜日

中米産のコーヒー豆

以前、お客さんから
 「限定で入荷するコーヒー、中米の豆が多いね~~」
といわれたことがある。

確かに、これまで、
 エルサルバドル・パカマラ
    サンイシドロ農園・パカマラ種100%・ウォッシュト&パルプドナチュラル

 パナマ・ドンペペ
    ドンペペ農園・ブルボン種100%・ウォッシュト

 コスタリカ・ハニー
    カンデリージャ農園・カツーラ種&カツアイ種・パルプドナチュラル

   ・・・ 以上、 販売時の商品名
              農園名、品種、精製方法

といった高品質のコーヒー豆を限定販売してきました。

中米産のコーヒーの魅力は、 何といっても、
  柔らかだがちゃんとしたコク
  良質でやさしい酸味
  それらに絡む
甘み

ただ、個性派のコーヒーかというと、
どちらかというと、そうではない。
(表現に問題があるかもしれないが) 万人受けするコーヒーというイメージ。


このようなコーヒー豆たちを、どのように加工(焙煎)したら、
豆ごとの持ち味(魅力)を出しきれるかを考える。
どのようにカロリーをコントロールし・・・
火力の与え方と排気の調整・・・、
どの段階で煎り止めするか。
これが焙煎。

           

2011年2月5日土曜日

周りの街からの・・・

最近、なぜか豊明周辺からのお客さんが・・・。
  お隣緑区の大高や有松、刈谷、豊田・・・。


ここは名古屋、
やはり、車でおいでになる場合が多いようで、
最初は迷ったんじゃないかと思うと・・・心苦しい。

当店がある前後駅南一帯は、
高架道路のレベルより下にあるため、
車でくる場合、最初は分かりにくいみたい。

うちの店への来方は、
当店ホームページのアクセスにも書いてあるけど、
名鉄電車を利用する場合は 非常に簡単。
名鉄前後駅で降りて、南方向に歩いてすぐ(2分ほど)。

車で来る場合、
  国道1号から
    と
  有松桶狭間方面から
という2つのアクセスある。

国道1号からは・・・
 ① 名鉄前後駅近くの国道1号にある交差点 前後町 で南下します。
   交差点の北角にガソリンスタンドがあります。
 ② 右手にピアゴ、UFJを見ながら、そのまま高架道路を下って、
   西尾信用金庫がある交差点 栄町姥子 を左折 します。
 ③ 道なりに沿って走り、左手に坂畑公園、南部保育園を見て、
   しばらくすると、先程下ってきた高架道路が前方上方に見えます。
 ④ 名鉄協商というコインパーキングのある角を左折すると当店 です。


有松町桶狭間方面からは・・・
 ① 桶狭間方面から国道1号方向に向かって走り、
   (国道1号までは行かずに)
   サークルKがある交差点 石塚公園 で右折します。
 ② アオキスーパーを右手に見ながらそのまま直進し、
   しばらくすると、正面突き当りにセブンイレブンが見えてきます。
   その突き当りのT差路で左折します。
 ③ 西尾信用金庫がある交差点 栄町姥子 を右折 します。
 ④ あとは上記③④と同じです。

いづれの場合も、お帰りは逆に行けばよいのですが、
詳細は、店の人(←ボク)が丁寧に説明申し上げます。


少々間違えやすいかもしれませんが、
「(おそらく)美味しいコーヒーが飲める」と
かすかな期待を抱かれて、 お越し頂ければと思います。

2011年2月4日金曜日

コーヒー豆屋って 3

自家焙煎コーヒー豆売り店、
即ちそれは、
  ①手作りであること
  ②素材が重要であること
  ③作り手の感性が大切であること

 ①は、
   店の人が手間ひまをかけて、その場所で作っている

 ②の素材は、
   コーヒー豆屋の場合、コーヒーの生豆

 ③の感性は、
   加工=焙煎の技術・やり方およびブレンドづくりの技術


パン屋さんやケーキ屋さんと共通することは多いですね。

共通するのは、作り手の愛情と熱意で、
それらがなければ、本当に良いものをつくり続けることは困難だと思う。

共通することが多くても、
ケーキ屋さんやパン屋さんと違って、
いまひとつ、コーヒー豆屋は 、
職業として市民権を得ていないように思う。

コーヒー自体気軽に飲むものであるのに、
悲しいかな店の敷居が高いと思われる。

しかし、ここ豊明そしてその周辺部では、
着実にコーヒー好きが増えている。
間違いない ← 古い 。

2011年2月3日木曜日

コーヒー豆屋って 2



自家焙煎のコーヒー豆売り店とは

 コーヒーの原料となるコーヒー生豆を仕入れ、
 それを焙煎機で加工し、
 加工して作り出された煎り豆=コーヒー豆を販売する

店を言います。
ケーキ屋さんやパン屋さんと同じようなものですね。


どんなことをしているかというと、
当店ホームページの どんなお店? お店の人は? でも書いていますが、

 原料となるコーヒーの生豆(なままめ)を仕入れます。
 仕入れた生豆を加工(焙煎)して煎り豆を作り出します。
 この工程は、各生産地(銘柄)ごとに行います
 一般にストレート(豆)と言われています。
  * 単品焙煎といいます。

 焙煎して出来た煎り豆の中から
 発酵した豆、焦げた豆、欠けた豆、色合いがバラついた豆など
 味を阻害するような豆を省きます。
 これをハンドピックと言います。
 より美味しいコーヒーを作り出すための大切な行程です。
 これでストレート豆の完成です。

 単品ごとのコーヒーでは出せない味を作り出すため、
 上記各生産地(銘柄)ごとに焙煎した煎り豆を
 いろいろな配合を決めてブレンドします。
 これをブレンド(豆)と言います。
 ブレンドを作成することにより、
 よりバラエティ豊かなコーヒーの味がうまれます。

 ブレンドはお店の個性となります。
 したがって、美味しいブレンドが数多く揃っているお店は、
 実は、良いお店である と言えます。

                          

2011年2月2日水曜日

まめはまめでも コーヒー豆屋

この間のコーヒーの話
 → 当店は自家焙煎なんだが・・・  
じゃないけども、 コーヒー屋の実態・・・
  例えばどんなタイプのお店があって、
  どんな仕事をしているのかなど
・・・については、 実はあまり知られていない(ようだ)。

コーヒー豆を専門に扱ううちのような店は特にそうで、
どういう仕事をやっているのかあまり??のよう。

モーニング文化が根付くここ名古屋圏では、
喫茶店は誰もが知っているが、
自家焙煎のコーヒー豆屋となると「えっ?何?」って感じらしい。

自家焙煎店と言っても、
喫茶をメインに置いているところが多く、
喫茶で出すコーヒーを、そこで焙煎しているという形態が
多く見受けられる。
いわゆる自家焙煎珈琲店というヤツだ。

良質なコーヒー豆を自家で焙煎し、
そのコーヒー豆に特化して専門販売するという
自家焙煎コーヒー豆売り店は、
ここ豊明市には、今のところ当店しかない。
幸か不幸か分からないが、これが実態のようだ。