2010年7月1日木曜日

高校時代は・・・

甲子園めざして、白球を追いかける毎日。
 ホント毎日・・・1年365日練習の日々。
 厳しかったけど、楽しかった。
 本当に野球が好きだ(った)から・・・。


昨日書いた 悔し泣き の続き・・・。

試合に勝って、うれし泣き・・・
試合に負けて、悔し泣き・・・
 どちらかと言えば、悔し泣きの方が多い。


春の県大会のある試合・・・ ボクが2年の時。
尾西方面にある工業高校との因縁の試合だ。
なぜ因縁かと言うと、
実は、前大会で同じチームと対戦し、
その時、代打で出たボクの”3塁打”でサヨナラ勝ちした同じ相手。
 (相手チームもそのことはよく分かっている)

この試合で、3年の先輩に混じって、
スタメンに名を連ねたボクは、全くいいところがなかった。
同じ投手相手に、ボクは返り討ち・・・全く打てず・・・にあい、
しかも、競った展開で、走者2塁のピンチの時、
ライト前ヒットを打たれ、ライトを守っていたボクは、
これまでのふがいなさを挽回するため。
(イチローよろしく)右翼からレーザービームで
2塁走者を本塁で刺したと思った・・・
その瞬間・・・
審判のコールは、無常にも ”セーフ”

われらが(ドカベンのような)キャッチャーが、
高校球児であることを忘れたかのように、怒った1怒った!
当の選手・・・キャッチャーとランナー・・・が一番よく分かっている。
しかし、判定が翻ることはない。
これで負けた!

整列して・・・挨拶を交わして・・・着替えて・・・
その間、涙が止まらない。
悔しくて悔しくてタマラナイ!


仲が良かった、ドカベンのようなキャッチャー
通称”弁当箱” (←あだ名・・・弁当箱のように顔が四角く大きかったから) と
家に自転車で帰る道すがら、悔しくて悔しくて、大泣きし続けた。



そのことが、 なぜか翌日、
まったく関係ない担任の先生に知られていて、
とても恥ずかしかった記憶がある。



そんな他愛もない、どこにでも転がっているような話だが、
今でも鮮明に脳裏に焼きついている。
もう、30年以上の前のことなのに・・・。

心の底から、いろいろなことを
自分だけでなく、仲間と共有し分かち合える。


だからスポーツは素晴らしい。

サッカー ワールドカップを観てふと想い出してしまった・・・