2010年11月15日月曜日

ものもち

ものもらい じゃなく、
もののけ でもなく、
やきもち でもなく・・・(くどい?)
ものもち です 

物を大切にしていつまでも持っていることで、
  良く言えば、モノを大切にする
  悪く言えば、いつまでも捨てない、捨てられない


自慢じゃないが、
ボクはものもちがいい
嫁さんもびっくりするほど・・・。

実際、
 大学時代に買ったスウェットシャツやら、 靴下やら
 入社当時に買った革靴などが現役だ。
 革靴は、最近、履く機会がないからという理由もあるけど。
使い始めてもうかれこれ20年ほどになるものもある。

最近買ったニューバランスのスニーカーも、
おそらくボクが50~60代になっても活躍してくれているんじゃ・・・。


靴について言えば・・・

サラリーマンをやっていたころ、
東京神田にある靴の専門店で、お店の人に聞いたことがある。

靴・・・特に気に入った・・・は、
 手入れはもちろんのこと、 毎日履かない
のが鉄則だそうだ。
革を休ませ、適度に湿気を抜かせるため。
なので、何足か揃えて、交代させながら履いた方がイイと言うこと。

この靴屋には、ちゃんとしたその道のプロがいた。
(ちゃんとしたプロという表現は適切じゃないけど)

ボクがある靴を試着し、
少し歩いてみたところ・・・。

 その店のオーナー、 「少し大きいようですね」
 ボク  「え~~、何で分かるんですか?」
 オーナー 「かかとが少し動いてましたよ」
 ボク (気持ち大きかっただけなのに)・・・・うなりました。
     一目見ただけで、見逃しませんでした。

これが、その道の知識・技術を備えたプロがいる専門店の醍醐味だ。
身近にこういう経験を出来るところが、めっきり減った・・・と言うか、ほとんどない。


こういう時代だからなのか、
街には大型店やコンビニが乱立。

人とのコミュニケーションがわずらわしく、
通販でモノを買う機会がべらぼうに増えて・・・

そうすると、さらに、人とのコミュニケーションが少なくなり・・・



自家焙煎コーヒー豆を販売する当店 ”うま珈” はコーヒー専門店。
大型店やコンビニとは対極のポジショニングです。

だからこそ、
 コーヒーに関する知識とより高い技術を持ったプロのコーヒーマンがいる店
でありたいと思うし、
 そのような店が地域に根付いて、永らえる
ことが大事だと思う。

日々そう考えながら、
美味しいコーヒーづくりに勤しんでいます。