阪神タイガースの金本選手が引退を表明した。
金本選手は練習の虫で、若手の見本だったそうです。
当時、負け癖がついたタイガースの中で、
試合終も黙々とバットを振り続けていた。
チームで一番結果を残している選手が試合の後も練習をするんだから、
他の選手は先に帰れない。
手首を骨折しながらも試合に出続けたことも・・・。
そうした姿勢は、間違いなく当時負け癖がついていたタイガースを変えた。
金本選手がすごいのは全力疾走・・・
プロ生活21年をふりかえり、最も誇りに思うことを聞かれた金本選手は、
2度のリーグ優勝でもなく、
1492試合連続フルイニング出場の世界記録でもなく、
2001年に樹立した1002打席連続無併殺打の日本記録
を挙げた。
「内野安打にならない場面でも、全力疾走でゲッツーにならなかった。
フルイニングよりも誇りに思う」と・・・
この記録、凡打であろうがなかろうが1塁まで全力で走る・・・
野球をやった経験がある人ならわかりますが、これ、案外難しいです。
ましてや、金本選手のようなスラッガーならなおさら。
一シーズンという長い期間を通して、全力プレー・・・
当たり前のようでほんとに難しいことだと思います。
金本選手は言いました
「野球とは人生そのもの」
長きにわたって、志を持って・・・本当にそうだと思います。
男子たるもの、後姿で・・・
自分はできているか???
日々反省である。