2014年4月19日土曜日

マンデリンの不思議 その2


ここで、”精製”についてのおさらいです。

コーヒーチェリーを収穫し、
その中にあるコーヒー豆(生豆)に仕上げる工程を 「精製」とよびます。

 コーヒーの香味は、
  本来生豆が持っている香味 とともに、 精製方法 によっても
味わいは変わってきます。

以前にもお話ししましたが、コーヒーの精製方法は大きく3つあります。
  → コーヒーチェリーの構造
  → 精製

  ①ナチュラル精製(乾燥式)
      収穫したコーヒーチェリーをそのまま天日で乾燥させて脱穀

  ②ウォッシュト精製(水洗式)
      収穫したコーヒーチェリーを果肉除去し、
      ヌメリがついたパーチメントを水槽などで醗酵処理をして乾燥させて脱穀

  ③パルプドナチュラル精製
      果肉除去までは上記②(ウォッシュト)と同様で、
      ヌメリがついたままパーチメントを天日乾燥させて脱穀


 一般的に、ナチュラルはボディが強くなり、
 ウォッシュトはすっきりきれいな香味になります。

 ナチュラル精製は、チェリーの収穫時期に雨の心配がない
 ブラジルやイエメンなどで行なわれています。
 異物混入のリスクが高く、世界的にはウォッシュトが一般的になりつつあります。

ところで、本題マンデリンはというと…
マンデリンの精製過程はとても変わっていて、上記③パルプドナチュラルの変形です。


2014年4月17日木曜日

マンデリンの不思議 その1


インドネシア・スマトラ島産マンデリン


個性派コーヒーの代表格!!
 名品マンデリン独特のどっしりとしたボディ、フレーバーは、
どのようなところに由来しているのでしょうか?


生育環境や品種か??
  インドネシアは島国で、その入り組んだ地形と熱帯雨林、
 しかも、交通状況が極めて悪いところですね。
 このような隔絶されたような環境のもとだからこそ、
 昔ながらの品種(木)や栽培方法などが残されていることが想像できますね。
    前回の投稿でマンデリンコーヒーの由来を書きました。
    ”サビ病”にも負けなかったコーヒーが、細々ながら現地の人たちによって栽培され、
    それが脈々と今に伝えられている。

 現在、販売中の ”アルール・バダ” (アチェ特別州タケンゴン村)のコーヒー豆について
 言いますと、この豆の品種 ”ティムティム”、”アテン”なども
 その典型のようなコーヒーのようです。


”スマトラ式”といわれるマンデリン独特の精製方法か?
  マンデリンの独特のフレーバーは、”スマトラ式”といわれる
  マンデリン独特の精製方法にあるのではないかとも言われています。

2014年4月14日月曜日

コーヒー大国 インドネシア


世界有数のコーヒー生産国として知られる “インドネシア”
  生産量は、世界第3位(1位ブラジル、2位ベトナム、4位コロンビア)
     2012/2013年 現在


数本の苗木からはじまったコーヒー栽培
 コーヒーはもともとエチオピア~イエメン周辺が原産地とされています。

 インドネシアにおけるコーヒーの栽培は、
   ブラジルなど中南米諸国のコーヒー産地よりも古く1696年まで遡るとされています。

 大航海時代の幕開けとともに、
 当時アジア進出を目論むヨーロッパ諸国の中でも、
 オランダはいち早くからコーヒーに目をつけたそうです。
  当時オランダ領だった東インド諸島のひとつであるジャワ島に、
  アラビカ種”のコーヒー苗木が運び込まれたのが、
  インドネシアでのコーヒー栽培の始まりと言われています。

  地震、洪水などでいったんは枯れてしまったものの、
  数年後、再び苗木が持ち込まれたものがジャワ島全域で広がり、
  インドネシアコーヒーの先駆けとなったということです。


さび病の発生
 今から100年くらい前の1908年、
 コーヒーの天敵である”サビ病”が大発生して、
 インドネシアのコーヒーの木は壊滅的な被害を受けたそうです。
 
   現在インドネシアで栽培されているコーヒーのほとんどは、
   この時にさび病対策として登場した病害に強い品種ロブスタ種”です。

マンデリン
  多くのコーヒーが壊滅的な被害を受けましたが、
 そのさび病に負けず、わずかながら生き残ったアラビカ種がありました。
 
 そのアラビカ種の中で、スマトラ島で原住民であるマンデリン族が中心となって
 栽培したものが、今でいうところの “マンデリンコーヒー”です。

 マンデリンの生産量は、インドネシア全体のコーヒー生産量の5%程度
 希少価値の高いコーヒーと言われる所以ですね。


たった数本の苗木から始まったインドネシアのコーヒー栽培!!

それが、今日では、
  インドネシアは世界第3位の生産量を誇るコーヒー大国となっています。


次回は、

  マンデリン独特のフレーバーの所以

について触れたいと思います。

2014年4月10日木曜日

マンデリン新豆 販売開始!!

インドネシア スマトラ島産マンデリン

新入荷豆の銘柄は 「アルール・バダ」

アルール・バダというのは地区の名前で、
マンデリンの優良産地であるスマトラ島北部”アチェ特別自治州”の中で
標高が最も高い1500~1600mに位置します。


このコーヒー豆はフレーバーがとても豊かで、
スムーズな口当たりとすっきり感があり、
これまでにない新しいマンデリンの表情を見せてくれます。


左 インドネシア 
    アルール・バダ

右 ブラジル
    パッセイオ農園

2014年4月1日火曜日

インドネシア・マンデリン新豆入荷しました。

インドネシア・スマトラ島マンデリン

長い間・・・2007年ころから およそ7年にわたり・・・
     「ゴールドトップマンデリン」 という銘柄の豆を使ってきました。

ちょっと変わったマンデリン豆があったので、
この春、ちょっとだけ 新しい豆を使ってみることにしました。

この新豆、ちょっとマンデリンらしからぬ感じ!!

お楽しみに!!




2014年3月19日水曜日

コスタリカ カンデリージャ農園 完売しました!!


 30kg限定で入荷しました

 「コスタリカ・カンデリージャ農園 ハニー」

完売しました。
ありがとうございました。

 
毎年春限定で登場するこのカンデリージャ農園の豆は、
5度目の登場でしたが、変わらず好評を頂きました。

来年も状態がよければ、またやりたいと思います。
お楽しみに!

2014年3月14日金曜日

ベンハー


寝ても覚めても”映画”だがね・・・


定休日の火曜を利用して、
またまた 『新・午前十時の映画祭』で

   「ベン・ハー」  

観てきました。

劇場では初めて!

  



この映画、やっぱ ”スゴイ!”わ!!
19世紀末のルー・ウォーレスの小説「ベン・ハー」

ユダヤの豪族の息子、ベン・ハーの数奇な運命を通して
ローマの圧政とキリストの最期の6年半を描いた。

ダイナミックな演出と映像美で観客を圧倒するスペクタクル巨篇。
アカデミー賞史上最多の11部門を受賞。

当時54億円(現代の貨幣価値で500億超)という巨費を投じ、
構想10年、製作期間6年半の歳月をかけて製作されたという。


この映画 ”スゴイ!”の一言。
 
見どころは何と言っても、
四頭の馬につながれた二輪戦車の競争シーン!!
今と違ってCGなど無い時代に、あの大迫力。
  有名な戦車競争の15分。
   この15分は映画史上最もスリリングな15分と言われている。
  イタリアのチネチッタ野外撮影所に、
  一周4,600mのトラックがある円形競技場を1年かけて建設。
  競争シーンは、 リハーサルに4ヶ月、撮影に5週間をかけたらしい。
  競技場のエキストラの数はなんと15,000人。




















とにかく実写のみが持つ映像と音で圧倒される場面が展開される。
   戦車から落ちた人を救出するシーンがありますが、
   後ろから本物の戦車が疾走してくる。
   もう命がけの撮影だったらしい。 


























上映時間はなんと222分。
いつものようにintermission がありました。
 
上映時間はとても長いですが、
   面白さは保証 できます。


まさに

  「映画館の大スクリーンで堪能できる一本」


ほんとに映画館で観れて良かった。

50年以上も前に、
こんな映画がつくれるなんて・・・

”すごい”