ここで、”精製”についてのおさらいです。
コーヒーチェリーを収穫し、
その中にあるコーヒー豆(生豆)に仕上げる工程を 「精製」とよびます。
コーヒーの香味は、
本来生豆が持っている香味 とともに、
精製方法 によっても
味わいは変わってきます。
以前にもお話ししましたが、コーヒーの精製方法は大きく3つあります。
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コーヒーチェリーの構造
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精製
①ナチュラル精製(乾燥式)
収穫したコーヒーチェリーをそのまま天日で乾燥させて脱穀
②ウォッシュト精製(水洗式)
収穫したコーヒーチェリーを果肉除去し、
ヌメリがついたパーチメントを水槽などで醗酵処理をして乾燥させて脱穀
③パルプドナチュラル精製
果肉除去までは上記②(ウォッシュト)と同様で、
ヌメリがついたままパーチメントを天日乾燥させて脱穀
一般的に、ナチュラルはボディが強くなり、
ウォッシュトはすっきりきれいな香味になります。
ナチュラル精製は、チェリーの収穫時期に雨の心配がない
ブラジルやイエメンなどで行なわれています。
異物混入のリスクが高く、世界的にはウォッシュトが一般的になりつつあります。
ところで、本題マンデリンはというと…
マンデリンの精製過程はとても変わっていて、上記③パルプドナチュラルの変形です。