今回は、コーヒーチェリーの構造を図で説明します。
摘み取られたコーヒーの実「コーヒー・チェリー」は外側から、
外皮=果皮 (赤い実の皮)
果肉
内果皮(パーチメント)
銀皮(シルバースキン)
種子(コーヒー豆)
という構造になっています。
実の一番内側の薄緑色をした”種子”がコーヒー豆です。
一つのコーヒー・チェリーには、
通常2個の種子が向かいあわさるように入っています(*)。
これを「グリーン・ビーン(或いはグリーン)」と呼びます。
(*) 中には、2個の種子が1つになってしまった「ピーベリー」と呼ばれる
丸豆があります。
パーチメントはシルバースキンを覆う硬い皮、
シルバースキンは種子を覆う薄い皮です。
パーチメントにはミューシレージ(粘質物)という
ぬめりのある膜がついています。
種子は幾重にもなって守られているんですね。