2012年10月24日水曜日

コーヒーチェリーの構造


今回は、コーヒーチェリーの構造を図で説明します。

摘み取られたコーヒーの実「コーヒー・チェリー」は外側から、

  外皮=果皮 (赤い実の皮)
  果肉
  内果皮(パーチメント)
  銀皮(シルバースキン)
  種子(コーヒー豆)

という構造になっています。

実の一番内側の薄緑色をした”種子”がコーヒー豆です。












一つのコーヒー・チェリーには、
通常2個の種子が向かいあわさるように入っています(*)。
これを「グリーン・ビーン(或いはグリーン)」と呼びます。

   (*) 中には、2個の種子が1つになってしまった「ピーベリー」と呼ばれる
       丸豆があります。

パーチメントはシルバースキンを覆う硬い皮、
シルバースキンは種子を覆う薄い皮です。

パーチメントにはミューシレージ(粘質物)という
ぬめりのある膜がついています。


種子は幾重にもなって守られているんですね。