2013年8月4日日曜日

水出し その2 iwaki編

「ご家庭・職場で簡単にできる
                   本格的なアイスコーヒーを!」をテーマに

今回は、水出しのもう一つにの方法である
 透過式(ドリップ)
によるものです。

iwaki 製のウォーターヂリップサーバーを使って作ってみます。
コーヒー豆40gで4杯分(約440ml)の水出しコーヒーを
2時間ほどかけて作ります。

ウォータードリップサーバー3点セット
左 水タンク
タンクの底が点滴ノズルになっており、
そこから水がポタポタ落ちる
450mlの水を入れる

中 フィルター
底がメッシュになっており、
コーヒーの液体が滲み出て落ちる
コーヒーの粉を40g入れる

右 サーバー(ふた付き)


セットしたところ












以下、簡単にやり方を説明します。
ハリオ水出し器の時と同じ要領です。

①中煎り~深煎りのコーヒー豆を使用する
    コーヒー豆を40gセットします。
  急冷式ドリップの時のように必ずしも深煎りでなくてもOKです。
  煎りが深い方が濃厚感が増します。

②粉を湿らせる 
  水出しでとても重要な工程です。
     水とコーヒーの粉(油)は相性が悪いので、
     水で コーヒーのエキスをしっかり出すため粉全体を湿らせます。

  具体的には、2回くらいに分けて粉に水を含ませ、
  菜箸、マドラー等で軽くかき混ぜます。  
  抽出は自然滴下(点滴)なので、粉の表面をは平らにならします。
  平らにならす時に、あまり強く押さえつけない方がいいです。

③水450mlセット
  2時間ほどで、4杯分(440ml)の常温の水出しコーヒーが出来上がります。


冷蔵庫で冷やせば、水出しアイスが、
湯煎して温めれば、香り豊かな水出しホットが出来上がります。



水(450ml)タンクの点滴ノズルから
水がポタポタ落ちて、
真ん中のコーヒーに染み込んで行って、
底のフィルターを通して
下のサーバーにクリアな
常温の水出しコーヒーが抽出される。



























透過式の水出しコーヒーの特徴は、
クリアながらとてもコクがある香り高いコーヒーになることです。

常温の水でコーヒーを出しています(熱が加わっていない)ので、
時間経過による味の変化が、
急冷ドリップに比べると少ないのが特徴です。