2013年6月1日土曜日

アイスコーヒーを作る際のポイント

アイスコーヒーを作る際のポイントをいくつかご紹介します。

ご家庭で、美味しいアイスコーヒーを作る方法は大きく2つあります。
一つは急冷ドリップ、もう一つは水出しです。

今回は急冷ドリップをする際のポイントです。

①アイス用の深煎りの豆を使います
   コーヒーは時間が経つと、また、冷めてくると酸味が強調されます。
  アイスは酸っぱいよりも苦みがあった方が清涼感を感じます。
    コクと苦みが特徴の深煎りのコーヒー豆を使います。

②抽出した熱いコーヒーを急冷させます
    ここが一番大切です。
  抽出した熱いコーヒーを急冷させると、風味がちゃんと残ります。
  間違っても、熱いコーヒーを冷蔵庫でジワジワ冷やさないでくださいよ。
  香りが飛んでしまいます。

③アイスは濃い目に抽出します
  アイスコーヒーには氷を入れますので、
  通常(ホット)よりも多めに粉を使って少なめにコーヒー(液体)を抽出します。

急冷ドリップによる美味しいアイスコーヒーの特徴は、
キリッとした苦みがあることです。
冷たいコーヒーにキリッとした苦みがあると、清涼感をより感じます。
その苦味は抽出直後は特に顕著で、コーヒーの風味も豊かです。

一晩おくと苦みが丸くなりコクが出てきます。
それ以上時間が経つと、風味が徐々に弱くなっていきます。
抽出後2~3日のうちにお楽しみ頂いた方がよいでしょう。

次回、具体的な抽出方法を説明します。