2011年11月12日土曜日

懐かしい知人 その1

きょう、開店早々(というより開店前に)、
懐かしい人 NUT K 君 が店に来た。

久々の再会。

まえ彼に会ったのはボクが東京を離れる時で、
お別れ会をしたくれた2004年秋のことだ。
7年ぶりということか・・・。

とても懐かしく感じた。

そもそも彼 NUT K 君 は、
昔ボクがサラリーマンをやっていたころ、会社で知り合った。

なぜかというと、
NUT K君 が工業系の大学生ということで、
ボクが務める会社に半年間、研修に来たからだ。
もう、20年も前にさかのぼる。

研修で会社きていた当時は、
 富士山に一緒に登ったり、
 山形蔵王にスキーに行ったり、
 東京の夜の町を破壊したり・・・
忙しい仕事の合間をぬって、時間を共にした。

僕より10歳近く年下の彼・・・
童顔だけど、物事を見る目が確かで、しっかりしている。
性格は至って朗らかで温厚。

しかし、だ・・・こんなことがあった。

 ある時、六本木の飲み屋で彼とお酒をたしなんでいた時に、
 隣のテーブルにいた見知らぬ人の煙草の煙が、
 やたらと、ボクに集中的に降り注いでいた。
 おそらく店の空調の関係だと思うのだが・・・・。
 
 ボクは、煙草の煙が苦手で、非常に苦しかった。 
 ながらく我慢していた時のことである。

 彼が、隣のテーブルの喫煙者に、
  「煙がものすごい勢いで、こちらに来ているので、もう少し控えて頂けますか?」
 と言い放ったのだ・・・・ものすごく穏やかなる口調で。

 言いようによっては、
  また、
 人によっては、
 イザコザガ起きてもいいような場面だ。

 しかし、彼の温厚な性格がなせる技なのか、
 その相手もおとなしく煙草の火を消してくれたのだった。

そんな彼も、今や、3児の父。
一家の大黒柱だ。



なんだか彼を見ていると、
20年前のその時にタイムスリップしたかのような感じ・・・
いつまでたっても、当時のままで・・・
とても3児の父とはとても思えない・・・。


お互いに年を重ねた・・・
いい風に年月を重ねているのだろうか・・・・