2013年5月25日土曜日

ナチュラルとウォッシュド 生豆編

コーヒー豆の精製のお話です。
 
 当店のコーヒー豆のうち
 ナチュラル精製(*1)のブラジル
  ウォッシュド精製(*2)のグァテマラ
2つで比較してみます。

各精製方法の詳細については、以前書いた記事を参考にしてください。
   (*1) ナチュラル精製 その1  ナチュラル精製 その2
ここでは、簡単な見分け方です!!
 
①ブラジルのナチュラル精製(乾燥式、非水洗式)の生豆
  果肉がついたまま天日に干して、
     最終的に、硬くなったパーチメントを脱穀して種を取り出します。
  生豆の周りに薄皮(シルバースキン)が付着したものが多くみられます。
  下の水洗式による豆より色合いが黄色っぽくなり、
  豆質はやわらかくなる傾向があります。
 
 














②グァテマラのウォッシュド(水洗式)精製の生豆
    水槽、水洗いなどで綺麗に洗ってからパーチメントがついた状態で天日に干して、
   最終的に脱穀して種を取り出します。
   生豆の周りの薄皮(シルバースキン)は洗い流されて、ほとんどついていません。
   ナチュラル精製による生豆より濃い緑色になります。
   豆質も硬くなる傾向があります。