つづき・・・
7月22日 の鮮度・・・熟成と酸化 でもいったけど、
コーヒーは不思議な飲み物で、
日によって味が違う。
気分や体調によっても味が違う。
淹れる方法・器具によっても味が違う
淹れる人によっても味が違う
(もっと言うなら)
同じ人が淹れても、その時々で味が違う
コーヒーは生きている。
日々変化している。
コーヒー豆は、時間と共に 熟成~酸化 している。
酸化が進んでいるといっても、
最初の一杯が美味しい
最後の一杯が美味しくない
というわけでもない。
酸化と同時に熟成しているからだと思う。
①焙煎 → ②熟成
→ ③酸化
酸化は酸敗を意味します。
巷にあふれかえる胃にもたれるコーヒー
ボクがたびたびこのブログで言っている
”虐げられたコーヒー”
②と③は同時進行している。
つまり、 焙煎直後から酸化を始めるわけであるが、
同時に熟成している。
問題は、熟成と酸化の程度。
その熟成と酸化も、
豆や焙煎によってその状況は一様ではない。
古い生豆を焙煎した場合や、
良質な生豆であっても焙煎が適切に行われていない場合など、
いわゆる ”良くないコーヒー”は、
鮮度劣化=酸化が早い
と考えてよいと思う。
飲み頃とよく言うが、
これは熟成の段階まで(~②)と考える。
これを期間に置き換えるのが難しい。
豆の状態であれば、この期間が長くなるし、
良い焙煎であれば、同じように更に期間が長くなる。
季節が冬であれば長くなるであろうし、夏であれば短くなる。
なので、焙煎して何日と言う数字だけでは、
そのメカニズムをとても表しきれない。
新鮮だが焙煎の悪いコーヒーより、
少し時間が経っていても、焙煎の良いコーヒーの方が美味しい
なんてことはざらだ。
あるお店の焙煎当日の豆より、
違うお店の焙煎10日後の豆の方が、
美味しかったりすることもある。
厄介と言えば厄介。