2010年4月21日水曜日

再度、感動の・・・動画発見!

松井秀が、古巣ヤンキースのフランチャイズNYに凱旋し、
辛辣なニューヨーカーに、祝福されたことは先日、

松井、NY凱旋! その3

で書いた。
その感動のシーンの動画を発見した。


再度、詳細・・・。
エンゼルスを迎え撃ったホーム開幕戦の試合前、
ニューヨーク・ヤンキースは、
盛大な優勝リング贈呈式を開催した。

ヨギ・ベラ、ホワイティ・フォードなど
伝説のOBたちが招かれた中、
昨シーズン優勝に貢献した選手たちに
チャンピオンリングが手渡されていった。 

そこで誰よりも目立っていたのは、
リベラでもなく、Aロッドでもなく、ジーターでもない。
すでにヤンキースの一員ではない松井秀だった。

普段はせっかちで移り気なニューヨーカーも、
昨年11月のワールドシリーズで
松井が見せた勇姿を忘れたはずがない。
オフのエンゼルスへの移籍も、
スター選手にありがちな金目当てのものではなかったことを
誰もが理解していた。

野球を良く知っているニューヨークのファンが、
戻って来た松井にささげたのは、
誰もがしばらく忘れられないほど
盛大なスタンディングオベーションだった。 

さらにその後にとびきりのクライマックスが・・・。
フィールドに整列していた元同僚たちが
松井の元に一斉に駆け寄って、次々と熱い抱擁を交わしたのだ。 

そのシーン
http://mlb.mlb.com/video/play.jsp?content_id=7419169



最後に、最も心を通わせたジーターとしっかりと抱き合った。

そのセレモニーを見た後、
記者席で目をぬぐっていた米国人記者は
1人や2人ではなかったそうだ。

去り際にこれほど大きな歓声を浴びせられるプロアスリートは、
この街でも数えるほどらしい。 

この日の会見でジーターがささげた言葉が印象的だ。
「松井は、私にとって最もお気に入りのチームメートの1人。
 プロフェッショナルという言葉がぴったりで、
 毎日必ず準備を整えてスタジアムに来ていた。
 何があろうと言い訳をするのを聞いたことはない。
 手首を故障して同僚たちに謝罪するような選手には
 これまで出会ったことがない。
 ホーム開幕戦の場に彼がいることは適切に思えるし、
 ファンからオベーションを受け取るに相応しいよ」 


そして、いよいよゲーム。
松井が第1打席に立つと、
ヤンキースタジアムの観客たちは立ち上がり、
盛大なスタンディングオベーションで
7年間ヤンキースに在籍した功労者を温かく迎えた。

http://mlb.mlb.com/video/play.jsp?content_id=7421211


すんごい・・・。
ニューヨークのファンが、敵の4番バッターの登場に、
立ち上がって拍手をしている・・・

今年の秋、
プレーオフで、同じような場面になったら、
物凄いブーイングが起きる・・・のを想像するのは
ボクだけではないだろう・・・。
でも、その時こそ、松井の大リーグでの第2章の始まり・・・。