2011年6月10日金曜日

ハンドピック その2

今日は何とか晴れ間が・・・



先日のハンドピックの続き・・・


ボクは、開店する前の数年間、
東京のとある自家焙煎店で
コーヒーの勉強をさせてもらった。

その店には、モカマタリと言う豆があった。
この豆はやっかいだ。

とても魅力的なコーヒーで、
独特のモカフレーバーがあるのだが、
ハンドピックがとにかく大変。
下手すると、20~30%くらい除去しなくてはならない。

勉強させてもらった店でも、
とにかくたくさん省いた。

しまいには、
捨てた方と残す方がどちらか分からなくなるほど・・・

 → 通常、残す方が多く、捨てる方のが少ないのは当たり前なのだが、
   モカマタリの場合、捨てる量が多すぎて・・・

   勉強させてもらった店のオーナーに、よく、
    「どっちが捨てる方?」
   と冷やかされたものだ。

今でも夢に出てきそうだ。
ハンドピック前のモカ・マタリの色のばらつき・・・