公共広告機構(AC)のCMで
「里山のばっさまに学ぶ」というのがある。
畑をおこしゃ ぎょうさん みみずが出てくるし 葉っぱも虫が食うわいな
けど ちゃんとツバメが食ってくれるんやでなぁ
糞して、土が肥える えぇ野菜ができる
そういう自然からおらたち人間はいのちをいただいとります
われわれ人間は、動物や植物の”いのち”を頂くことによって生きている。
「いただきます!!」
この「いただきます!」には、じつは、3つの意味があるそうである。
① 犠牲になった動植物への感謝
② 丹精こめてつくった生産者への感謝
③ 食べさせてくれる人・・・父親や母親・・・への感謝
人は、自然から「いのちをいただいて」こそ生きられる。
美味しいコーヒーが飲めためにも、この①~③が大切。
コーヒーの木がなければ、
コーヒーがこの世に中に存在しないことになる。
丹精込めてつくる農家や農園の方々がいなければ、
消費国でコーヒーは飲めないことになる。
ボクがやっているのは、一番下の調理(焙煎、ブレンド)する人に過ぎない。
①と②があってこそなのだ。
日ごろから、
商品表示の際、
農園名など生産者情報の開示を重要視するのも
”まかないコーヒー”と称して、
ハンドピックで除去した豆を使ったコーヒーを
常連さんにサーブするのも
①と②を大切にしたいからに他なりません。
なお、”まかないコーヒー”は、
除去すべき豆ばかりでコーヒーを抽出していますので、
そこそこいける時とまるでだめな時があります。
まるでだめな時でも、上記のような理由があるので、
常連の皆様方には、ご理解いただいております。