マスコミでもよく取り上げられていますが、
コーヒー生豆の価格高騰が続いています。
昨年末、この13年で最高値をつけてしまいました。
この価格高騰、理由はいくつか考えられます。
①コーヒー産地の異常気象とそれによる生産減、生産コストの増大
②新興国におけるコーヒーの需要増大
③投機マネーの流入
④小規模焙煎業者や自家焙煎店などにおける
スペシャルテーコーヒー市場への依存
などです。
①は、
東アフリカの大干ばつ、ブラジルの洪水が記憶に新しいです。
②③は、
BRICS諸国*1におけるコーヒーの消費増大と、
さらなる需要増をにらんで、投機筋*2の活発な動きがみられるようです。
*1 ブラジル、ロシア、インド、中国などの新興国
*2 コーヒー豆は先物取引きされています
④は、
品質の良いコーヒー豆の争奪戦が、世界中で繰り広げられています。
②と④の影響が特に強く、
今後も、以前の価格に戻る可能性はあまり期待できません。
何ともやりにくい時代になったモンです。