2011年3月26日土曜日

コーヒー豆の価格高騰

マスコミでもよく取り上げられていますが、
コーヒー生豆の価格高騰が続いています。
昨年末、この13年で最高値をつけてしまいました。
この価格高騰、理由はいくつか考えられます。

 ①コーヒー産地の異常気象とそれによる生産減、生産コストの増大

 ②新興国におけるコーヒーの需要増大

 ③投機マネーの流入

 ④小規模焙煎業者や自家焙煎店などにおける
     スペシャルテーコーヒー市場への依存

などです。

①は、
東アフリカの大干ばつ、ブラジルの洪水が記憶に新しいです。

②③は、
BRICS諸国*1におけるコーヒーの消費増大と、
さらなる需要増をにらんで、投機筋*2の活発な動きがみられるようです。
 *1 ブラジル、ロシア、インド、中国などの新興国
 *2 コーヒー豆は先物取引きされています

④は、
品質の良いコーヒー豆の争奪戦が、世界中で繰り広げられています。

②と④の影響が特に強く、
今後も、以前の価格に戻る可能性はあまり期待できません。

何ともやりにくい時代になったモンです。