煎り豆の完成度を高めておいて、
(コーヒーの)淹れ方は自由に!気楽に!
これが、豆屋であるボクの店のモットー!
煎り豆の完成度が高ければ、
豆を買った人が、鮮度(保管)に
それ程神経をすり減らさなくてもいい。
鮮度、鮮度といっていると、
買った日が何日だから、何日ころまでに飲まなくっちゃ…
ということになる。
この飲まなくっちゃ…、実は、これがいけない。
これじゃ、コーヒーが不味くなっちゃう。
おおらかに飲んだほうがコーヒーは、美味しい。
間違いない (← だから古いって!)
素材である生豆のグレードが高く、
その生豆の鮮度が良く、
焙煎が適切に施されていれば、
即ち、煎り豆の完成度が高ければ、
豆の状態なら、結構長持ちするから。
煎り豆の完成度が低い*1コーヒー豆を
小手先でどのように上手にドリップしたとしても、
完成度が高い*2コーヒー豆をコーヒーメーカーで淹れたほうが
美味しいなんてことは現実によくあるはなし。
*1 品質が悪い、焙煎が不適切、鮮度が悪い
・・・ひとつでも該当すれば、完成度は低くなる
*2 品質が良い、焙煎が適切、鮮度が良い
・・・3つのバランスが大事
でも、厄介なのは、
①品質の良い悪いというのは、分かりつらい、
②焙煎の良し悪しは全く分からない、
③鮮度の良さは日数だけでははかれない、
ということ。