2011年2月20日日曜日

淹れ方は自由に!気楽に!

煎り豆の完成度を高めておいて、
 (コーヒーの)淹れ方は自由に!気楽に!
これが、豆屋であるボクの店のモットー!

煎り豆の完成度が高ければ、
豆を買った人が、鮮度(保管)に
それ程神経をすり減らさなくてもいい。

鮮度、鮮度といっていると、
買った日が何日だから、何日ころまでに飲まなくっちゃ…
ということになる。

この飲まなくっちゃ…、実は、これがいけない。
これじゃ、コーヒーが不味くなっちゃう。
おおらかに飲んだほうがコーヒーは、美味しい。
間違いない (← だから古いって!)

素材である生豆のグレードが高く、
その生豆の鮮度が良く、
焙煎が適切に施されていれば、
即ち、煎り豆の完成度が高ければ、
豆の状態なら、結構長持ちするから。

煎り豆の完成度が低い*1コーヒー豆を
小手先でどのように上手にドリップしたとしても、
完成度が高い*2コーヒー豆をコーヒーメーカーで淹れたほうが
美味しいなんてことは現実によくあるはなし。

 *1 品質が悪い、焙煎が不適切、鮮度が悪い 
     ・・・ひとつでも該当すれば、完成度は低くなる

 *2  品質が良い、焙煎が適切、鮮度が良い 
     ・・・3つのバランスが大事
 
でも、厄介なのは、
 ①品質の良い悪いというのは、分かりつらい、
 ②焙煎の良し悪しは全く分からない、
 ③鮮度の良さは日数だけでははかれない、
ということ。