淹れ方は気軽に!自由に! のつづき・・・
見分ける?コツをいくつか。
①品質の良い悪い
・商品表示*が細かくなされているものを選ぶようにすること
商品表示が細かくなされていれば、品質が高く、
トレーサビリティがしっかりしている可能性が高い
* 生産国、産地(農園)、品種、精製方法、収穫年など
例 ブラジル セラード農園 イエローブルボン種100% パルプド・ナチュラル ニュークロップ
・値段やブレンド名(ブルマン、ハワイコナなど)だけで選ばないようにすること
値段が高いものが良いとは限りません。
(でも、安いものの品質が良いことはまずないですね)。
②焙煎の良し悪し
・鮮度の重要性にまったく触れないのもどうかとは思いますが、
"鮮度、鮮度" とやたら強調するのもどうかと思います。
焙煎が適切*1になされていれば、豆の状態で涼しいところであれば、
常温で2~3週間くらいおいておいても大丈夫なはずです。
*1 生豆に含まれる水分を上手に抜いて、
豆の内部から表面まで均一に火を通します
煎りムラ*2を起こしていると煎り豆の劣化が早くなります。
*2 煎りムラ
(火力が強すぎるなどで)表面焼けしたり、
(火力が弱すぎるなどで)芯焼けしていたりすると 、
ひとつの豆の内部に均一に火が通っていないことになります。
③鮮度のよさ
・ドリップして膨らむのは新鮮な証拠とされていますが、
新鮮であれば美味しいかどうかは一概には言えません。
上で言っているように、煎りムラを起こしているコーヒー豆は
鮮度がよいからといって、美味しいわけではありません。
・また、超新鮮コーヒーって でも書いていますが、
焙煎当日の豆は、まだおいしくないようです。
焙煎当日の豆を、粉に挽いたら、もっとダメ。
酸化(味の劣化)がより早まるようです。