2011年5月20日金曜日

小春日和に考えた!

ボクは、
自分が経営する
 「こーひー豆処 うま珈」
という店を長く続けたいと思っている。
 細く長く・・・

ボクの店は、
 「自家焙煎コーヒーの豆売り店」
という類(たぐいの)店だ。

コーヒー豆の専門店と言う特質上から、
  敷居が高い 
  気軽に入りにくい
と思われがちだ。
実際、喫茶店よりは、かなり入りにくいだろう。
場所も場所だし・・・。

でも多くの常連さんがそうは思っていないように、
実際はそうでもない(と思う)。

一杯の手作りコーヒーを家庭や職場で飲む。
 ちょっとだけ手間をかけて・・・

そんな日常において、
ちょっとだけ贅沢な気分に浸りたいとき・・・
そんなときのためにある店なんです。



世界各地の農家、農園の方達が、
手塩にかけて育てたコーヒーの木になった実・・・

そのコーヒーの実が、
幾人かの、そしていくつかの工程を経て、
遠路はるばる届けられる・・・
   
  そこには、
   我々消費国では
   はかり知れない、分かりえないこと
     ・・・苦労、困難そして貧困など・・・
   があると思う。
  

そんな愛情たっぷりのコーヒー豆たち・・・
人の手が加わってできているんですね。
お米と同じです。
   
 小さい頃、茶碗に米粒を1粒でも残すと、
 父やおばあちゃんにしかられたもんです。
    
何度も言います。
コーヒーは人の手で作られているんです。
ただ(無料)で出来ることじゃない。
そう、コーヒーはただじゃない!!

消費国に住んでいて、しかも、
コーヒー豆を商品となるよう加工して販売するボクは、
そんなコーヒーを粗末には扱えない。
自分が出来る範囲で良いものを作りたい。

原料となるコーヒーの生豆を仕入れて、
焙煎、ブレンドなどにより、
原料(農作物)に息を吹き込む。

生産国で愛情いっぱいに育てられた上質のコーヒー・・・
それは、やっぱり、ただなんかじゃない。