本日ご来店の柔らKさん、
店内のテーブルの上に
ズラリと並んだミル群が視界に入ったとたん、
キラリと目が光る。
なぜ、狭い店内にミルが並んでいるかと言うと・・・
店内で常連さんとミルの性能比較を行っているからだ。
柔らKさん好みのコクと苦味が特徴の
当店のストロングブレンド”ブラック・アフリカーノ”で、性能を比べてみた。
検証結果 その3 です。
<第3回 ミルくらべっこ>
★日時 5月28日(土)
★参加者 豊明市在住の柔らKさん、ボク
★使用したミル
①富士珈機 みるっこ(黒)・・・臼刃式
②カリタ ナイスカットミル(シルバー)・・・カット式
★使用した豆・・・ ブラックアフリカーノ(深煎りブレンド=ストロングタイプ)
★挽き具合・・・ 中挽き程度
★比較検討項目 A. 香り(粉の状態でのフレーバー)
B. 粒度のばらつき
C. 抽出時の香味
★検証結果(概要)
粒度のばらつきは、これまでのエチオプア、ペルーと同様だった。
粉のフレーバーも違いはそれほど感じられなかったが、
香味の点で違いがでた。
簡単に言うと、
ナイスカットの方が、
個性的で、香味の輪郭がはっきりした感じ。
具体的ににいうと、ベースの使用しているタンザニア深煎りの特徴が
前面に出ている。
一方、みるっこの方は、まとまりのある味になっていた。
柔らKさんは、ブラック・アフリカーノが大好物なので、
その個性がよく出ているナイスカットの方がお好みのようだ。
当店(ボク)が作製したこのストロングタイプのブレンド
「ブラック・アフリカーノ」に関して(限定して)言えば、
このブレンドで表現したい味がとてもよく出ている
ナイスカットの方がむいていると診断した。