2011年5月30日月曜日

ミルくらべっこ その4

昨日は、自分の身体 と ミル  両方の診断をしました。

 自分の身体は健康診断・・がん検診・・・です。
 ミルは、このところ、常連さん注目のミル検診です。

ミル検診・・・昨日の研究班は、
半田市在住のクラシコGTさん

クラシコGTさんのお好みは、
酸味が特徴の中煎り~コクと甘みの中深煎り~コクと苦味の深煎りまで幅広い。
今回は、インドネシア・ゴールドトップマンデリンをセレクトされた。

<第4回 ミルくらべっこ>
★日時 5月29日(日)  
★参加者 半田市在住のクラシコGTさん、ボク  
★使用したミル
     ①富士珈機 みるっこ(黒)・・・臼刃式
     ②カリタ ナイスカットミル(シルバー)・・・カット式
★使用した豆・・・ インドネシア・ゴールドトップマンデリン  
★挽き具合・・・ 中挽き程度  
★比較検討項目 A. 香り(粉の状態でのフレーバー) 
           B. 粒度のばらつき
           C. 抽出時の香味
★検証結果(概要)
 A. 香り(粉の状態でのフレーバー)
   意外にも、挽いた後の粉のフレーバーには、
   それほど明確な特徴の差は出なかった。

 B.粒度のばらつき
   これまでと同様、ナイスカットの方がバラツキハ多い。
   深煎りの場合、微紛が分かりにくいので、
   見た感じのばらつきは分かりにくい。

 C.香味の違い
   暖かいうちは、それ程違いは無いように感じたが、
   冷めてくると、これまでの検証と同じように、
   ナイスカットの方が味の輪郭がはっきりしてきて、
   酸味に広がりが出てきた。
   みるっこの方は、全体的にまとまりのある味に感じられた。

   当店が焙煎した深煎りのマンデリンに関して言えば、
   「みるっこ」の方がやや向いていると診断した。