ボクが経営する ’うま珈 ’という
自家焙煎コーヒーの豆売り専門店は、
超零細の個人営業の店だ。
大体この形態をとる店の多くは、
そこのオーナーひとり、或いは、
奥様と二人で店を営んでいる場合が多い。
うちは基本的にボク一人で切り盛りしている。
仕事は、思いのほかやることは多い。
開店前は製造業で、
営業中は小売業(接客・販売)で、ちょっとした飲食業でもある。
製造業・・・原料となるコーヒー生豆の加工(焙煎)、
そしてブレンドの作成
小売業・接客業・・コーヒー煎り豆の販売、
時として、飲食(抽出→お試し)業
まちの(手作り)パン屋さんやケーキ屋さんと同じです。
もちろん、お店が終わったら、
経営のことも考えなくちゃいけない。
お客さんが多かったり、重なったりするとドタバタ だ・・・!
定休日である火曜の前後・・・月曜と水曜・・・が
あわただしくなることが多い。
常連さんは長居されることも多いので、
接客時間も結構長い(ボクも楽しんでいるのだが・・・) 。
慌しいということは、焙煎も多くなる。
朝やって、閉店後の夜やることも・・・。
しかし、この焙煎・・・
特に、良い(品質の高い)豆を焙煎するの・・・は、とっても楽しい。
ここ最近では、ルワンダの豆。
どんな味が出せるか、腕が試されているようで、
ドキドキ、ワクワク
するからだ。
これがあるから焙煎はやめられない。
昔ながらの喫茶店、コーヒー専門店にたまに見受けられるが、
品質があまりよろしくない素材(コーヒーの生豆)を焙煎し、
高度な抽出技術とやらで、いかに飲める味に調整するか・・・
確かに、プロの技といえなくもないが、
やっていて楽しいのだろうかと疑問で仕方がない。
(もちろんすべてのお店というわけではありませんが・・・)
上で言ったように、
良質なコーヒーの生豆を焙煎する方が、
楽しい・・・焙煎し甲斐がある・・・に決まってる。
当店、うま珈 のスタイルは、
出来る限り良い豆を使って、
ほどよい焙煎をして、
ほどよい良い状態で豆を売る
あと、抽出方法なども含め、
コーヒーをどのように楽しむか
はお客さんの自由 ・・・