2012年9月29日土曜日

良いコーヒー、悪いコーヒー


コーヒー豆の選び方について。

 コーヒーには、
「良いコーヒー&悪いコーヒー」
  と
「美味しいコーヒー&不味いコーヒー」
があると思います。

簡単に言うと、
前者はコーヒー豆の品質の良し悪しをいい、
後者はコーヒーを飲む人の好みで分かれます。


「良いコーヒー」か「悪いコーヒー」かをいう場合、
生産国における農作物としてのコーヒー”と消費国でのコーヒー”分けて
考えた方がわかりやすいです。

コーヒー生産国で収穫されたコーヒー(豆)は、
消費国で飲まれる一杯のコーヒー(液体)になるまで、
実にさまざまな工程を経て出来上がります。


 <生産国において>
   コーヒーの木の開花・結実~収穫~精製(生豆)~選別~カッピング~保管

     ・
     ・
     ・
   輸  送
     ・
     ・
     ・
<消費国において>
         検疫~保管~焙煎~粉砕・抽出(煎り豆)


このようなさまざまな工程をへて、
ようやく我々が一杯のコーヒーを口にできます。

2012年9月26日水曜日

コーヒー豆の選び方



facebookにて、遠方の知人から、
コーヒー豆の選び方、
おいしいコーヒーの淹れ方聞かれたので、
コーヒーの開花~収穫~精製~・・・などについて、順次書いています。

ブログにおいても、その内容を逐次アップしていきます。


facebookのページは、
こちら→ http://www.facebook.com/shinji.sugita.9

2012年9月24日月曜日

恐怖の発酵豆


先日、常連さんから、他店で購入されたコーヒー豆の持ち込みがあった。
もちろん、自家焙煎のお店の豆。

当店では、このような他店で販売しているコーヒー豆の
持込はそれほど珍しくはない。
もちろん、持ち込むのは常連さん。

ボクの場合、
あまり(というよりほとんど)他所のコーヒー屋さんのことは知らないので、
こういう機会は、結構刺激になる。


今回の豆のプロフィールは詳しくは書けないけれど、
かなり高い品質のものにもかかわらず、発酵豆の混入がみられた。
乾燥式(ナチュラル精製)の豆だ。


コーヒー豆屋にとって、この発酵豆は恐怖の欠点豆だ。
東京の自家焙煎店で修業していたころ、
店のオーナーに口酸っぱく言われたのが、この発酵豆の除去だ。

発酵過程が進んでいるものは生豆の状態でわかるのだが、
それほど進んでいないものは分かりにくい。
 
 

焙煎すると・・・浅煎り~中煎り~中深煎り位・・・わかりやすくなるが、
発酵があまり進んでいない場合、深煎りにすると分かりにくくなる。

当店ではハンドピックを念入りにしているが、
100%取り除けるかというと、正直100%は無理である。

発酵の原因はいろいろ言われているが、
とにかく、この発酵豆が一粒でも入っていると、もう全部がだめだ。

一粒の発酵豆が入っていると、それを粉に挽いてしまうと、
挽いた粉全部に臭い・・・発酵臭・・・がうつってしまって、
とても飲めたものではない。


冒頭に言った持ち込みのナチュラル精製の豆の場合、
焙煎直後の豆の香りは悪くはなかったのだが、挽いたら完全にアウト。
残りの豆も、日に日に発酵臭に覆われてきて、コーヒー豆の香りがしない。

改めて、発酵豆の恐ろしさを感じた。

発酵豆・・・コーヒー豆屋にとって、非常に厄介な問題だ。
焙煎後のハンドピックは、
(大袈裟にいうと)この発酵豆の除去のためにやっているようなものだ。

2012年9月14日金曜日

後姿が…

阪神タイガースの金本選手が引退を表明した。

金本選手は練習の虫で、若手の見本だったそうです。
当時、負け癖がついたタイガースの中で、
試合終も黙々とバットを振り続けていた。
チームで一番結果を残している選手が試合の後も練習をするんだから、
他の選手は先に帰れない。
手首を骨折しながらも試合に出続けたことも・・・。

そうした姿勢は、間違いなく当時負け癖がついていたタイガースを変えた。

金本選手がすごいのは全力疾走・・・
プロ生活21年をふりかえり、最も誇りに思うことを聞かれた金本選手は、
  2度のリーグ優勝でもなく、
  1492試合連続フルイニング出場の世界記録でもなく、
  2001年に樹立した1002打席連続無併殺打の日本記録
を挙げた。

「内野安打にならない場面でも、全力疾走でゲッツーにならなかった。
フルイニングよりも誇りに思う」と・・・
この記録、凡打であろうがなかろうが1塁まで全力で走る・・・
野球をやった経験がある人ならわかりますが、これ、案外難しいです。
ましてや、金本選手のようなスラッガーならなおさら。

一シーズンという長い期間を通して、全力プレー・・・
当たり前のようでほんとに難しいことだと思います。

金本選手は言いました
「野球とは人生そのもの」

長きにわたって、志を持って・・・本当にそうだと思います。

男子たるもの、後姿で・・・
自分はできているか???
日々反省である。

2012年9月5日水曜日

隠岐の島 かりん


先日 ( ・・・といっても、先月・・・ ) 、隠岐の島のご出身の常連さんが、

地元の名産である
 隠岐の島 かりん
をお土産で買ってきて下さった。

このそば菓子がとても美味だったのでご紹介!



















「かりん」は隠岐のそば粉を使って作ったそばかりんとう。
蕎麦の風味がきいて飽きがこない素朴な味。
とっても美味でした。


おっと、いけない。
忘れずに書いておかんと・・・。
隠岐の島には、自家焙煎のコーヒー店がちゃんとあって、
そのコーヒー豆も持ってきてくれました。
皆で一緒に飲みました。

2012年9月3日月曜日

琵琶湖満喫の旅 その5


今回、旅の最後、養老公園に寄って、
かねてから行きたかった
養老天命反転地で子供たちと遊びたかった。

が、しかし、途中でのんびりしすぎて、
養老公園近くに来たのが閉園時間を過ぎていたので、断念!

養老は日帰り圏内。
こんどは、伊吹山とセットでいこうかな~~


それにしても、今回の旅は初物尽くし。
家族でお泊り初めて・・・
嫁さんとお泊り初めて・・・
子供たちは、ホテルに泊まるの初めて・・・

自分にとっても、
今回は、本当に久しぶりの宿泊旅行。
長距離運転したのも久しぶり。
リフレッシュできたよい旅であった。

そうそう、
帰ってきて、ちゃんと店営業してますよ!!

2012年9月2日日曜日

琵琶湖満喫の旅 その4

夏休み2日目
目的地である高島市にあるメタセコイア並木道

メタセコイア並木の概要
  総延長   約2.4Km
  本  数  約500本
  樹  高  約28m
  樹  齢   30年
 
美しい円錐形のメタセコイアの樹形とまっすぐに伸びる道路が織りなす様相・・・
遠景となる山々とも調和し、思った以上に素晴らしいところでした。

メタセコイヤは落葉樹。
四季折々の美しさを見せてくれるんだろうな・・・
おすすめの時期と言えば、
やはり新緑の季節と雪が降り始めるころだろうか。
写真家や車好きが多くやってくるそうで・・・納得です!



そのあと、
湖北の奥琵琶湖パークウェイ
ドライブして、関ケ原~養老経由でゆっくりと家路につきました。


奥琵琶湖パークウェイの展望所から見た
琵琶湖(湖北)と長浜市街

正面に見えるのが
霊峰伊吹山

2012年9月1日土曜日

琵琶湖満喫の旅 その3

夏休み2日目(8月28日(火))です。

朝、ホテルのバイキングでゆっくり食事をした後、
ホテル周りを散策。
ホテルは琵琶湖畔に建っているので景色は絶品。

チェックアウトの時間が来たので帰り支度をしてカウンターへ。
ホテルに初めてお泊りした長男が精算時になぜか心配そう・・・。

チェックアウト後、
琵琶湖西側の湖畔道路を北上し、
湖岸途中にある近江国最古の神社とされる白髭神社を見物。
沖島を背景として琵琶湖畔に鳥居が浮かび、
「近江の厳島」とも称される。





 
 



 


 





 鳥居の先に見えるのが沖島です。
 琵琶湖には4つの島があるそうです。
 この中で、人が住んでいるのは沖島だけ。
 淡水湖で人の住んでいる島があるのは、世界的にも珍しいそうです。
 この島には、小学校があるそうです。
 また、自動車と信号がないそうです。