2011年5月31日火曜日

嫁母登場!

日曜の晩、
東京にいる嫁の母がやってきた。

今日は定休日なので、
ここ豊明では珍しい
  ロシア料理 甘藍 
というお店に行ってきた。

当店の常連さんである
豊明市在住のアンティークIさんの紹介で知った店。
アットホームな雰囲気の中でロシア料理が味わえる。

お昼のランチを頂いた。
4種類から選べる。 

ロシアの代表的な料理
  ピロシキ、つぼ焼き・・・
堪能した。

自家製プリンをお土産としてテイクアウト!

嫁さん、嫁さんの母、ボク・・・
満足して店を後にした。

2011年5月30日月曜日

ミルくらべっこ その4

昨日は、自分の身体 と ミル  両方の診断をしました。

 自分の身体は健康診断・・がん検診・・・です。
 ミルは、このところ、常連さん注目のミル検診です。

ミル検診・・・昨日の研究班は、
半田市在住のクラシコGTさん

クラシコGTさんのお好みは、
酸味が特徴の中煎り~コクと甘みの中深煎り~コクと苦味の深煎りまで幅広い。
今回は、インドネシア・ゴールドトップマンデリンをセレクトされた。

<第4回 ミルくらべっこ>
★日時 5月29日(日)  
★参加者 半田市在住のクラシコGTさん、ボク  
★使用したミル
     ①富士珈機 みるっこ(黒)・・・臼刃式
     ②カリタ ナイスカットミル(シルバー)・・・カット式
★使用した豆・・・ インドネシア・ゴールドトップマンデリン  
★挽き具合・・・ 中挽き程度  
★比較検討項目 A. 香り(粉の状態でのフレーバー) 
           B. 粒度のばらつき
           C. 抽出時の香味
★検証結果(概要)
 A. 香り(粉の状態でのフレーバー)
   意外にも、挽いた後の粉のフレーバーには、
   それほど明確な特徴の差は出なかった。

 B.粒度のばらつき
   これまでと同様、ナイスカットの方がバラツキハ多い。
   深煎りの場合、微紛が分かりにくいので、
   見た感じのばらつきは分かりにくい。

 C.香味の違い
   暖かいうちは、それ程違いは無いように感じたが、
   冷めてくると、これまでの検証と同じように、
   ナイスカットの方が味の輪郭がはっきりしてきて、
   酸味に広がりが出てきた。
   みるっこの方は、全体的にまとまりのある味に感じられた。

   当店が焙煎した深煎りのマンデリンに関して言えば、
   「みるっこ」の方がやや向いていると診断した。
  

2011年5月28日土曜日

ミルくらべっこ その3

本日ご来店の柔らKさん、
店内のテーブルの上に
ズラリと並んだミル群が視界に入ったとたん、
キラリと目が光る。

なぜ、狭い店内にミルが並んでいるかと言うと・・・
店内で常連さんとミルの性能比較を行っているからだ。

柔らKさん好みのコクと苦味が特徴の
当店のストロングブレンド”ブラック・アフリカーノ”で、性能を比べてみた。
検証結果 その3 です。

<第3回 ミルくらべっこ>  
★日時 5月28日(土)  
★参加者 豊明市在住の柔らKさん、ボク  
★使用したミル
     ①富士珈機 みるっこ(黒)・・・臼刃式
     ②カリタ ナイスカットミル(シルバー)・・・カット式

★使用した豆・・・ ブラックアフリカーノ(深煎りブレンド=ストロングタイプ)
★挽き具合・・・ 中挽き程度  
★比較検討項目 A. 香り(粉の状態でのフレーバー) 
           B. 粒度のばらつき
           C. 抽出時の香味
★検証結果(概要)
 粒度のばらつきは、これまでのエチオプア、ペルーと同様だった。
 粉のフレーバーも違いはそれほど感じられなかったが、
 香味の点で違いがでた。

 簡単に言うと、
  ナイスカットの方が、
  個性的で、香味の輪郭がはっきりした感じ。
  具体的ににいうと、ベースの使用しているタンザニア深煎りの特徴が
  前面に出ている。
  一方、みるっこの方は、まとまりのある味になっていた。
  
  柔らKさんは、ブラック・アフリカーノが大好物なので、
  その個性がよく出ているナイスカットの方がお好みのようだ。

  当店(ボク)が作製したこのストロングタイプのブレンド
  「ブラック・アフリカーノ」に関して(限定して)言えば、
  このブレンドで表現したい味がとてもよく出ている
  ナイスカットの方がむいていると診断した。
  

2011年5月27日金曜日

また雨

今日も・・・
さわやかな五月晴れは何処に・・・

最近特にと言うわけでもないけれど、
世の中がギスギスしている。
みんな、何がしらストレスを抱えて生きている。
だからこそ・・・

ストレスに関して、
こんな記事を目にしたので紹介したい。

ストレスには
 よいものと悪いもの
があるらしい。

ストレス自体は、単なる 心に必要なエネルギー に過ぎない。
そのエネルギーが本人の受け止め方や状況により、
良いエネルギーになったり悪いエネルギーになったりするとのこと。

つまり、ストレスには悪性と良性があるというのです。

「自分が~したい」と思った・・・
 新しいことに挑戦するときの緊張感や好奇心は、良性のストレスといえる。
 新しいことへの挑戦は、リスクがあっても自分で決めたことだからだ。
 これらの困難は、よりヤル気を高めてくれ、
 適度な緊張感を保てる良いストレスになる。

    そういった意味では、商売をやる、お客様と接客する
    ということはストレスになるが、
    ここで言うところの良いストレスと言うことになる。

    即ち、お客様から、
    適度な緊張感を保てるように力(エネルギー)を
    頂いていると言うことになる。

反対に、
他人から認められるために行う我慢によって生まれるのが、
悪性ストレスといえる。

「自分が~したい」という自発的な欲求ではなく、
「誰かに~してもらいたい」「誰かのために~しなければならない」という
依存的な欲求の場合、
それは悪性ストレスになる恐れがあるとのこと。


ストレスは人生におけるスパイス のようなもの。
辛すぎると食べられないが、
適度な辛さは美味しさにつながる・・・。


上手に付き合っていきたいものだ。

2011年5月26日木曜日

いいたいことが言える・・・

言いたいことを言う・・・
そんなお客さんが、 しかも、2組が同席と相成った!


ウチの店は、
自家焙煎したコーヒー豆を販売する小売店で、
喫茶店ではない。

イートイン出来ないパン屋さんやケーキ屋さんと同じで、
お客さんが店にいらっしゃる時間は比較的短く、
違うお客様のご来店が重なることはあまりない。
(意外や意外、重なるときは、3~4組のお客様が重なる時もある)

その意外な事態が・・・

本日、たまたま、ある2組のお客様が重なった。

大府在住のHイオンさん と 北区在住のニュージーSさん
お二方共、おしゃべり大好き、コーヒー大好き・・・

そして、
言いたいことをストレートに言われるタイプ
( ↑ お客様に対してなんて失礼な表現)

そんなお二人なので・・・お話していても気持ちが良い・・・
コーヒーに対しても、率直なご意見をいただけるし・・・。


コーヒーに対してのご意見(ご感想)という点について
これまでご来店になられたお客様の
(コーヒーをお試しになった時の) その反応は、

  率直に感想を言う人・・・

  顔(表情)で(全てを)語る人・・・

  お世辞を言う(本当のところは不明)人・・・

  何も言わない(コーヒーの感想を言わない)人・・・

など様々。


先のお二人のようなタイプの場合、
率直な意見を頂けるので、分かりやすくていい。

率直な意見を
言葉ではなく、表情だけで語るのも
それは面白い。



そもそもうちはコーヒー豆の専門店なので、
たいていの場合、
お客さんはコーヒーが好きでやって来ている(ハズ)

しかし、なかには、
コーヒー好きの方の付き合いできている人もいて、
しかも、コーヒーが好きじゃない方の場合は少し難しい。

コーヒー好きの方にはコーヒーのお話を、
そうでない方には・・・いったい 何を・・・

挙句の果てに、
「コーヒーは好きじゃないんで・・・」
とのたまわれた日にゃ・・・

コーヒー専門店に来て、
「好きじゃないんで・・・」
と言われても、ちょっとばかり困ってしまう。

でも、です。

現在、当店の常連さんの中には、

 「元々コーヒーが嫌いだった
    but
  今では毎日のように飲む」

と言う方が、
少なくても4人いらっしゃいます。

その中のお一人は、
相当なヘビーユーザー。
かなり飲まれます。


商いは、

 気長にやらなくてはいけません・・・

ね。

2011年5月24日火曜日

ミルくらべっこ 検証 その2

今日は、五月晴れ!
野原を駆け巡りたい・・・
ホントそんな衝動に駆られる。
だが、結局、雑用で一日が終わってしまった!


日曜も土曜に続いて、ミルの性能を競うバトルが勃発!
今回は、「みるっこ」と「ナイスカット」を比較してみた。
結果の概要は以下の通り。

<第2回 ミルくらべっこ>
  ★日時 5月22日(日)
  ★参加者 ニュージーSさん(北区在住)&スレンダーMさん(日進在住)、ボク
  ★使用したミル
     ①富士珈機 みるっこ・・・臼刃式
     ②カリタ ナイスカットミル・・・カット式
  ★使用した豆・・・ ペルー (中深煎り)
  ★挽き具合・・・ 中挽き程度
  ★比較検討項目 A. 香り(粉の状態でのフレーバー) 
              B. 粒度のばらつき 
              C. 抽出時の香味 (プレス抽出)
  ★検証結果(概要)
   ・粒度のばらつきは、
    前日のエチオピアと同じように、みるっこは程よく揃っているが、
    ナイスカットは、多少ばらつきがあるように見える。

   ・フレーバー(粉)及び、香味に関して、違いが顕著に出た。
     フレーバーに関しては、
       ナイスカットは酸味が強調され、
       みるっこは甘みを伴った柔らかい丸い感じが出ていた。

     香味は、エチオピアの時と同じように、
       ナイスカットは程よい酸味がでていてスッキリ感が、
       みるっこは程よいコクがあり、バランスの取れた味となっていた。

    当店が焙煎した中深煎りのペルーに関して言えば、
    「みるっこ」の方がやや向いていると診断した。

    

2011年5月23日月曜日

ミルくらべっこ 検証 その1

土曜に行ったミルの性能比較の検証結果。
まとめる時間がないので概要です。

詳細を知りたい方、お店に来て下さい。
豪華冊子「ミルの奥義」をプレゼントします(←ウソ)。
店に来れない人、メール下さい。
ひょっとして返事がくるかも・・・です。


<第一回 ミルくらべっこ>
 ★日時 5月21日(土)
 ★場所 こーひー豆処 うま珈 店内
 ★参加者 GTOさん(知多市在住)、ボク
 ★使用したミル
    ①富士珈機 みるっこ(黒)・・・臼刃式
    ②カリタ ナイスカットミル(シルバー)・・・カット式
    ③デロンギKG100(黒×シルバー) ・・・臼刃式
    ④ザッセンハウス・・・手回しミル
 ★使用した豆・・・ 1週間ほど常温熟成させたエチオピア(中深煎り)の豆
 ★挽き具合・・・ 中挽き程度
 ★比較検討項目  A. 香り(粉の状態でのフレーバー)
             B. 粒度のばらつき
             C. 抽出時の香味 ①と②について (プレス抽出)

 ★検証結果(概要)
  粒度のばらつきは、
    ①みるっこ ③デロンギ ④ザッセン 共にそれ程感じられない。
    ②ナイスカットは、他の3機種に比べて大きく感じられるが、
      ミル刃の形状がカット式なのが一因ではないかと思う。

  香味については、
    ②ナイスカットの方が
      エチオピアの個性であるフローラルなフレーバーがより引き出されていたように思う。
    ①みるっこは、
      柔らかなコクが表現されていて、バランスが良い感じになっていた。

総合的にみると、
   当店の中深煎りに焙煎したエチオピアに関して言えば、
   「ナイスカットミル」の方がやや向いていると診断した。

2011年5月22日日曜日

ミルの性能比較 

昨日、ミルの性能を比較してみた、お客さんと一緒に・・・。


昨日ご来店頂いた知多市在住のGTOさん協力のもと、
家庭用ミルの性能を比較した。

比較したミルは以下の通り。


左から
 富士珈機 みるっこ(黒)・・・臼刃式
 カリタ ナイスカットミル(シルバー)・・・カット式
 デロンギKG100(黒×シルバー) ・・・臼刃式
 ザッセンハウス 手回しミル
いづれも名品と呼ばれるもの。

なお、デロンギKG100は、
開店当時販売していましたが、現在は廃盤になったモデル。
コーヒー好きの間では、
名品との噂をよく耳にするグラインダーです。

ザッセンハウスのミルはビンテージモノで、
品番は分かりません。

フルイなどを使用した詳細な検証ではなく、
あくまで、感覚的に行った簡単な比較です。

使用した豆・・・ 1週間ほど常温熟成させたエチオピアの豆。
挽き具合・・・中挽き程度
比較検討項目  香り(粉の状態でのフレーバー)
           粒度のばらつき
           抽出時の香味
の比較をしてみた。
検証結果はいづれ・・・

2011年5月21日土曜日

コーヒーはただ(無料)じゃない

どうか考えていただきたい。
 自分が丹精こめて作ったものが粗末に扱われたり・・・
 無料で出されたり・・・
そんな時のことを!


どうか感じて欲しい。
 はるか地球の反対側の言葉も分からないところで、
 自分が作ったものが”美味しい美味しい”
 飲まれていることを知った時の生産者である彼らの喜びを・・・


愛情こめて作られた良質なコーヒー・・・
  そんな 幸せの素、幸せの種 ともいえるコーヒーが
    一杯 たったの40~50円でいただける、


こういう時代だからこそ、
 缶コーヒーやインスタントなど
 大量生産された味気もそっけもない代物ではなく、
人の手で丹念に作られた
愛情たっぷりのコーヒーを楽しんではいかがでしょう?

こんなほんの小さな贅沢…幸せはないと思うのだが・・・。

2011年5月20日金曜日

小春日和に考えた!

ボクは、
自分が経営する
 「こーひー豆処 うま珈」
という店を長く続けたいと思っている。
 細く長く・・・

ボクの店は、
 「自家焙煎コーヒーの豆売り店」
という類(たぐいの)店だ。

コーヒー豆の専門店と言う特質上から、
  敷居が高い 
  気軽に入りにくい
と思われがちだ。
実際、喫茶店よりは、かなり入りにくいだろう。
場所も場所だし・・・。

でも多くの常連さんがそうは思っていないように、
実際はそうでもない(と思う)。

一杯の手作りコーヒーを家庭や職場で飲む。
 ちょっとだけ手間をかけて・・・

そんな日常において、
ちょっとだけ贅沢な気分に浸りたいとき・・・
そんなときのためにある店なんです。



世界各地の農家、農園の方達が、
手塩にかけて育てたコーヒーの木になった実・・・

そのコーヒーの実が、
幾人かの、そしていくつかの工程を経て、
遠路はるばる届けられる・・・
   
  そこには、
   我々消費国では
   はかり知れない、分かりえないこと
     ・・・苦労、困難そして貧困など・・・
   があると思う。
  

そんな愛情たっぷりのコーヒー豆たち・・・
人の手が加わってできているんですね。
お米と同じです。
   
 小さい頃、茶碗に米粒を1粒でも残すと、
 父やおばあちゃんにしかられたもんです。
    
何度も言います。
コーヒーは人の手で作られているんです。
ただ(無料)で出来ることじゃない。
そう、コーヒーはただじゃない!!

消費国に住んでいて、しかも、
コーヒー豆を商品となるよう加工して販売するボクは、
そんなコーヒーを粗末には扱えない。
自分が出来る範囲で良いものを作りたい。

原料となるコーヒーの生豆を仕入れて、
焙煎、ブレンドなどにより、
原料(農作物)に息を吹き込む。

生産国で愛情いっぱいに育てられた上質のコーヒー・・・
それは、やっぱり、ただなんかじゃない。

2011年5月19日木曜日

野人!現る!

いい天気なので、
本当は、思いきり野原を駆け巡りたい。
子供のように…。

そんなことが出来る休みの日は、
(仕事としての)コーヒーのことからなるべく離れるようにしている。
勿論、コーヒーはたくさん飲むんだけど・・・


コーヒーづくりは、自己との戦い。
他所のコーヒー屋さんとの比較ではない。

 店を6年もやっていると、
 お客さんから色々な情報が入ってくる。
 もちろん、ボクのためを思ってのこと・・・。
 でも、そういう情報には、あまり、気に留めないようにしている。

 あそこのコーヒー屋さんがどうの~~
 あそこの店の人がどうの~~



コーヒー屋として、
 自分が何をしたいか?
 自分は何が出来るか?
 そのためには、何をすればよいのか・・・

そんな試行錯誤をしている普段から、
休みの日は開放される。
また、開放するようにしている。

2011年5月18日水曜日

定休日にして・・・創業6周年

昨日は当店の創業日だったが、
あいにく定休日だったので、
普段通り休んだ。

この普段どおりが
とても大事だと常々思っていて・・・。



若い頃…20~30代の頃のサラリーマン時代…は
特にそうだったけど、
仕事が非常に忙しく、遊んでいる暇がないと言う感じだった。
休みもあまり取れなかった。
 (実際、長期休暇をとり、よく遊んだ・・・
  普段の生活の中で暇がない、ゆとりがないと言う感じだった)
駆け足の人生とでも言うのかなぁ~。

当時は若く、
しかも、体力が人並み以上にあったので、
何とか病気にもならずに皆勤賞的な働きをしていた。


今から思えば、
息切れしていた気がする。
でも、当時、自分では分からない。

ボクは、35歳の時に、
好きなことをやるために会社を辞めた。
しかし、会社を辞めずにあのままの状態が10年くらい続いていたら、
今頃、どうなっていたのか分からない。
身体を壊していたかも。


昨日のブログでもいったけど、
店を始めてまる6年になるけど、
長くやるには、
普段あまり無理をしないことだと思っている。

その第一歩は、
  休みをちゃんと取る
  リフレッシュする
  身体を休ませる

そうは言っても、
現状では、結構、長時間働いている…朝7時頃から夜9時頃まで…。
自営で一人で切り盛りしているので、
ゆっくり食事も出来ないし、
トイレもままならない・・・

しかも、最近は、
休みの日も焙煎することが多くなりつつあるし…。
あまり喜ばしいことじゃない。


なんとかこの状況を改善せねば・・・と思う今日この頃!

2011年5月17日火曜日

創業6周年を迎えることができました。

五月晴れのはずが、雨ばかり・・・台風?


本日は、当店の創業日です。
開店は2005年5月17日・・・もう6年になる計算。
   まだまだ、コーヒー屋としては一人前とは言えないが、
   人様に恥ずかしくて出せないようなものは作っていないつもり。


豊明の方でもお分かりにならない方が多いかもしれないが、
当店が立地している名鉄本線前後駅南一帯は、
駅前とは言え、
立地条件としては駅前とはとても言いがたいところ。

車によるアクセスは、はっきり言って悪いし、
既存の商業集積もまったくない。
あるのは、青空駐車場のみ。
住むにはまぁまぁのところだが・・・。

(今のところ?)
商業機能の立地ポテンシャルは
低いと言わざるをえない。


このようなところで、
このような時代に、
何とか6年やってこれた。

これもひとえに、
これまでご来店頂いた、コーヒーが本当に好きな皆様のおかげです。
この場をおかりしまして、心より御礼申し上げます。
ありがとうございます。

これからも、
さらなる美味しいコーヒーづくりに励んでいくつもりです。
今後とも、よろしくお願いします。

2011年5月16日月曜日

昨日来た若者

昨日来た若者がまた来た。

どうやら、
家でもコーヒーを淹れて飲んでみたいようだ。

ハリオのドリッパーと
ハリオのペーパーをお買い上げ。

コーヒーを抽出する際の
お湯さし(コーヒーポット)をもっていないようなので、
ボクの私物を貸してさしあげた。

お客さんには、
ボクの私物をお貸しすることがしばしば。

 みるっこ・・・家庭用ミルの高級機種
 コーヒーポット(お湯さし)
 円錐ドリッパー
 ザッセンハウスの手回しミル(ビンテージもの)
 ボダムのコーヒードリッパー(チタン製の金属フィルターがセットになったドリップセット)
などなど

みるっことお湯さしは、結構貸し出すことが多い。
両方共に、結構高価だもんね。


コーヒーの関連器具のご購入を検討されている時は、
予めお使いになってから検討されたほうがいい。
なので、そうしている。
もちろん、全ての器具でそうできないけど。


コーヒー関連器具のレンタル業でも始めようかな!
             

2011年5月15日日曜日

元気な若者

今日、昼過ぎ、
非常に元気のいい若者が来店。

近頃、「非常に元気が良い」という人は、何だか珍しい気がする。
気のせいかな?

当店は、
若い(20代の)人の来店割合が比較的低いので、
何だかうれしかった。

ボクも、若い頃は、
ホント元気だけが取り柄・・・空元気ともいう!?・・・だったので、
なんだかとっても、親近感がわく。


どうやら、 仕事で前後駅近辺に来て、
お昼休みの喫茶のつもりで入ってきたみたい。

お試しで、お勧めのコーヒー コスタリカ を
プレスで淹れて召し上がっていただいた。
これまで経験したこのない味だったようで・・・。

すっかり気に入っていただいたご様子。

よかった!
よかった!

2011年5月14日土曜日

喫茶店のコーヒー

うちの店においでになる常連さんの多くは、
喫茶店にあまり行かないらしい。

ここ名古屋は、ご存知の通り、喫茶王国。
街じゅう喫茶店だらけ。

そんな喫茶文化(?)が根付く中での、この有り様。

喫茶店が街じゅうにあるのに、
なぜ喫茶店に行かないかと言うと、
その理由はいたって簡単・・・(あえて言わない)。
けっして喫茶店が嫌いなわけではないみたい。

(当店にお越しになる多くの方が)

「ここら辺り・・・豊明、有松、大府界隈・・・も、
 美味しいコーヒーを出すとこが、ホントないね~~」

と嘆いておられる。

本当の意味での、
コーヒー文化が根付いていないと
感じているのはボクだけではあるまい。

2011年5月12日木曜日

亀の歩み!?

台風の影響? 風が強い。

昨日のことわざ、
「百里を行く者は九十を半ばとす」
の続き・・・


焙煎やブレンドづくりは、
とてもクリエイティブな仕事(だと思っている)。

最初は、基本的なことを勉強する。
実際、店に出て経験を積む。
  ボクは東京のとある自家焙煎店で勉強させてもらった。

焙煎も回数を重ねる。
 回数を重ねると、
 良かったり悪かったりすることも・・・。

 最初の頃は、
 悪いのが分からなかったり・・・。

 回数を重ねて、
 色々壁にぶち当たったり・・・。

 試行錯誤、更なる研究を重ねていって、

そのうち
 「何だかイイかもね~~」
とちょっと自信がついてきたり・・・。

が、調子に乗り始めた頃、
 ガツーン!
と壁にぶち当たり、
自信ではなく過信だったことに気づいたり・・・。

初心に戻ったり、
ちょっと進んだり、
進んだつもりでいて実は進んでいなかったり・・・

そうこうするうちに、
だんだんと自分なりの道筋がみえてきたのかなぁ~~と、
近頃思えるようになってきた。

でも、それは、 なんとなく・・・だ。

道筋といっても、
 焙煎の・・・、味づくりの・・・、店のあり方の・・・

ゴールが見えたわけでは、
まったくない。

まぁゴールなんて、
見えるわけないかぁ・・・

2011年5月11日水曜日

ことわざ なんぞを・・・

またまた雨だ。
五月晴れは何処へ・・・

今日は柄にもなく、ことわざなんぞを・・・
「百里を行く者は九十を半ばとす」

物事は終わりの部分に困難が多いので、
 九分通りを半分と心得て、
 最後まで緊張と努力を続けなければいけない
ことを意味する中国の故事。

何事も終わりのほうほど困難であるから、
九分どおりまで来てやっと半分と思え!


商売はもとより、
美味しいコーヒーづくり・・・特に焙煎・・・に
通じる言葉かなぁ・・・。

2011年5月10日火曜日

雨の定休日

歌のタイトルではありません。

本日火曜日は、週に一度のお休みの日なんだけど・・・あいにくの雨。

最近、多い。
天候が不安定。

さらに、今日は、 このところ恒例のようになってしまった

 ”定休日の焙煎”

も無し・・

しかし、雨なんだなぁ・・・

2011年5月9日月曜日

昨日は母の日

皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?


ボクの母には、
嫁さんが近所の花屋でカーネーションを買ってきてくれて、
手作りのお菓子を添えて、 感謝の気持ちを伝えてくれた。

我が家は、
昨年同様、恒例行事?となりつつあるが、
ボクが事前に仕込んだ秘密兵器の数々を子供たちに託し、
子供たちから嫁さんに・・・感謝の気持ちとして・・・。

こんなやり取りが、
続けられる日常が、ホントありがたいと思う今日この頃・・・。

2011年5月8日日曜日

母の日

今日は母の日。

花束を持った
小さなお子さん連れの親子(お父さんとお子さん2人連れ)が、
ご来店になった。
このご家庭は、
開店当初からの常連さん。

開店当時は、
お兄ちゃんが未だ小さく、
いつもベビーカーに乗って、ご両親とおいでになった。
それが今では、下の子がもう自分で歩いている。

たまたま同席した半田市からお越しの常連さん
クラシコGTさん曰く、
 「時の流れを感じるよなぁ~~」
ボクも、同感。


当たり前と言えば当たり前なのだが、
ボクがこの地で、店をやっていなかったら、
出会わなかった人達ばかり。

このように
当店を変わりなくご利用してくださるお客様には、
心をこめて接する気持ちを、いつまでも忘れずにいたい。
そう思う。


当店は、大きな商店ではない。

場所も、前後駅に近いといいながらも、
駅裏になるし、幹線道路から離れており、
どちらかと言えば、目立たない場所にある。

華やかな場所でも、 賑やかな場所でもない。
車の通りだけでなく、 人の通りも
まったくと言っていいほどないと言っていい。

大々的な宣伝や広告も出したことがない。


従業員と言うか、働いているのは、(基本的に)ボク一人だけ。
やれることは、限られている。
あれもこれもやれない・・・やらない。
 コーヒー豆の焙煎・販売
これのみだ。

常連のお客さんに、結構言われる。

 「これだけのコーヒーがあるんだから、喫茶店もやったらいいのに・・・。」
とか、
 「豆だけじゃなくて、紅茶や砂糖なんかも置いたら・・・」
など。

でも出来ないんだ、これ以上ほかのことは。

ボクの秘密兵器を、常時、動員しなくてはいけなくなる。
これでは秘密兵器にならないから・・・・。

2011年5月7日土曜日

休み明けの週末

連休が明けたと思ったらもう週末!


こういう時ほど、
サラリーマンの人たちがうらやましいと思うことはない。
なんせ、
給料を貰いながら、休みが取れるんだから。


自営をしたことがない多くの人は、

「自営は、自由に休みがとれてうらやましい・・・」

なんて思っているんじゃなかろうか?
かく言うボクも、むかしサラリーマンで、 そう思っていた。


しかし、それは、とんでもない話だ。

超零細個人営業の店で、
店を閉めればその日の売り上げは全く無くなる。
1週間も休んだら、 どういうことになるのか・・・想像しなくてもわかる。

自営だからといって、
自由に休みが取れるなんて大きな間違い。


ボクは、元来、遠出が好きな性質。
サラリーマンだったその昔、
超多忙を極めながらも、
間隙(など実はないのだが)を縫って、
無理やり長期の有休を取り、遠出をした・・・アフリカやらアメリカやら・・・。

かつて行ったことがある ”かの地” に 、
再度、足を運びたい気持ちが今でも強烈に・・・。

  アメリカのボールパーク
  タンザニアのサバンナ
  マダガスカルの原猿たち
  エジプトの古代遺跡群
     ・
     ・
     ・
現実的には、ほぼ実現不可能だ。
こんなことしようものなら、
家族全員飢え死に・・・。


だからこそ、
長期の休み(有給休暇)が取れるサラリーマンがうらやましい。

脱サラしたのは、
自分の意思なんだけど~~

連休やら、年末年始やらになると、
そう思うことが多々ある。

2011年5月6日金曜日

連休明け

朝一でお越しになったお客様が、

あ~~ぁ・・・
連休明けは、だるい。

ボクはいつもと同じ営業なので、
普段となんら変わりはない。


今晩は、月に一度の防犯パトロール。
同じ地区の人達4人で40分ほど回る。

今日は思いのほか暑いので、汗ばむかも・・・。

それにしても、一緒に回る他の3人は、みな年配の方々ばかり。
40分くらい歩くので、結構体力がいる。
ホント頭が下がる。

なので、閉店後疲れてパトロールに行きたくない時もあるが、
そんな事言っていられない。

2011年5月5日木曜日

こどもの日

最近、こいのぼりはおろか、
国旗にお目にかかることが少なくなった。

ボクが小さい頃は、
どこの御宅でも、
祝日(祭日)になると、 玄関先に国旗を掲揚していたものだが・・・
最近全く見かけなくなったなぁ~~。

結構、あれ、祝日という感じがしよかったのに。



前日の鮮度に関して、

 焙煎したその日のコーヒー豆は粉では販売しないのはなんでか?

の続き・・・。


簡単に言うと・・・
 コーヒー豆の持ち味は、焙煎直後では未だ出きっていない
 と考えているからです。

 焙煎したてのコーヒーは、
 ロースト香豊かで、ドリップした際の粉の膨らみも豊かですが、
 そのコーヒーが本来持ち得る味わいが未だ出きっていないようです。

 当店にご来店のお客様には、ご説明していますが、
 例えば、香りが独特なマンデリンやエチオピアなどは、
 焙煎したその日の豆の香りは、非常にローストの香りが豊かですが、
 マンデリンらしさ、エチオピアらしさが顔をのぞいていません。

 それぞれの特徴が顔を出すのは、
 だいたい焙煎して3~5日ほど経過したくらいからです。
 マンデリンなどは、2週間くらい経過すると、
 焙煎直後の無表情なフレーバーががらりと雰囲気を変え、
 独特の粘り気のある土臭(アーシー)満載となります。

コーヒー豆は、焙煎直後から酸化を始めますが、
ある期間・・・すなわち、上述のような、その豆本来のフレーバーが出始めて、
楽しめるあいだ・・・までは熟成していると考えています。

おおまかに考えると、
 酸化の過程の前半部分が熟成期間
と言ってもいいと思います。

この熟成している期間を過ぎると、
酸化がなお一層進み、酸敗していきます。
 → 胃にもたれるコーヒーです。
    世の中に氾濫しています。
    冷めると飲めた代物ではなくなります。
   

粉に挽いた場合、
この熟成期間が省かれてしまい、
酸化が急激に進んでいくと考えられます。

酸化曲線なる物が描ければ、
酸化の度合いが粉に挽いた時点から急上昇するわけです。

なので、
 焙煎して直ぐは、粉に挽きたくない(粉で売りたくない)
のです。


豆の場合は、
いったん熟成の過程をふむので、
その都度粉に挽いてお飲み頂ければ、
その時点の熟成された味をお楽しみいただけることになります。

なので、
 焙煎して直ぐでも、豆ならOK
なのです。

豆でご購入の場合は、 ご安心ください。
焙煎したその日でも、そこら辺りの事を説明をした上で
お求め頂いております。



鮮度!鮮度!
と言えば確かに、お客様の受けはいいでしょう。

しかし、そういった鮮度最優先・・・焙煎したてこそが、
おいしさの秘訣・・・の考え方だけでは、
ここで述べたことは、ちゃんと説明できません。

鮮度だけで、美味しさは語れない・・・ということです。

2011年5月3日火曜日

GWで定休日

本日は、火曜日で当店の定休日。

日中は私事の用件がいくつかあり、
それを済ませた後は、
悲しいかな、もはや恒例(?)となってしまった休みの日の焙煎だ。
水曜の豆の在庫が心もとないので、その仕込みだ。

今一度、なぜ、前もって焙煎をするのかと言うと、
 焙煎したその日のコーヒー豆は粉では販売しない
から。  

それは、
焙煎したてのコーヒー豆は美味しくないから
  その理由はこちら1, 2, 3

2011年5月2日月曜日

三島在住の友人が来店

今日は、五月晴れだ!!
そんな良いお天気で気分がよい日に、
更に、その気分を盛り上げてくれる来客があった。

静岡県三島市在住の旧友・・・大学時代の友達・・・が、
ボクの店を急襲したのだ。

溯ること25年くらい前になる。
ボクの大学時代・・・
今のボクからは想像できないかもしれないが・・・。

土木・建設のお勉強に勤しんでいた、技術屋目指して。
当然4年になると、研究室に所属し、
担当教授の下、論文を書き上げる。

論文を書いて、
そうそうたるメンバー・・・大学の学部長やら
教授、助教授(今で言う准教授)やら・・・の前で、
論文の成果を発表し、認められなければ卒業できない。

論文はおよそ一年かけて、まとめ上げる。
日夜・・・と言う表現が的を得ていると思う・・・悪戦苦闘である。

今日の嬉しい来客は、
その大学の研究室の仲間だ。

Unnmmm・・・懐かしい!


その友人、
当店が開業した2005年の秋以来、2度目の急襲だ!


僕は急襲するのが好きだが、
   → お花のプレゼント
   → 逆サプライズ!?
されるのもいい。
驚き半分、喜び半分・・・

こうして、予告もなしに、旧友に会えるなんて・・・

しかも遠方の友・・・。

いいこと思いついた!

うま珈を拠点に、
全国にいる友人・知人たちの決起集会をやろう!

2011年5月1日日曜日

買回り品、嗜好品

今日は雨・・・雨にも負けず・・・ということわざがあるけど・・・


 雨の日だからお客さんが少ない、
 晴れの日だからお客さんが多い、
ということは特にない、うちの場合は。

当店は、
 コーヒーの生豆を焙煎・・・自家焙煎というやつ・・・し、
 その煎り豆を販売する
という自家焙煎コーヒー豆売り専門店です。

店内ではコーヒーはサーブするけど、基本、水商売ではない。


そうそう、 ”商売は水物” とはよく言ったもんだ。
当店が買い回り特性の強い嗜好品を販売しているという性格上、
安定して毎日同じくらいのお客さんが来ると言うわけではない。

前の日の2倍を上回るお客様がお越しになる場合もあれば、
数分の一程度のときもある。

一喜一憂していては、”商い” はしていられない。

また年間を通してみても、
毎月同じような来客があるわけではない。

自家焙煎のコーヒー豆屋の世界では、
夏場(7~9月)は需要がかなり落ち込む。

コーヒーが好きな方は、
夏でもホットをお飲みになることが多いようだが、
それにしても、近年の日本の異常ともいえるような夏の酷暑を考えると、
さすがに、ホットの需要は落ちる。
逆にアイスの需要は上がるのだが・・・。