2009年12月31日木曜日

今年一年ありがとうございました。

当店の今年の営業は本日が最後

(通販でコーヒー豆をお求めのお客様は、
  15時までにお願いいたします)


ご来店のお客さま、
そして、
通販で当店のコーヒー豆をお求めのお客さま、

今年一年ありがとうございました。


新年は、1月6日(水)から、通常通り営業をはじめます。

なお、新年から定休日が火曜日となります。

来年は、"挑戦の年" としていきたいと思います。
どうぞご期待ください。
それでは、よいお年を・・・

こーひー豆処 
うま珈 
店主
                        

2009年12月27日日曜日

年末年始の営業

12月9日にもお知らせしましたが、
来年から定休日が火曜日になります。
それと、再度、年末年始の営業についてです。


●定休日の変更
開店当初~2007年1月までは「火曜定休」で、
その後、諸事情により「日曜定休」に変更して営業してきましたが、
来年1月から  
定休日火曜日に戻りま     
年内はこれまで通り、日曜定休です。

12月29日(火曜)は営業します。


●年末年始の営業 (例年通り)
 12月31日(木)まで 通常通り 10:30~19:30 営業
 1月1日(金)~5日(火) 休業
 1月6日(水)から 通常通り 10:30~19:30 営業



以上です。
                           

2009年12月24日木曜日

パカマラ 登場!

中米産コーヒー
「エルサルバドル・パカマラ」
販売開始です。

1袋(69kg)限定入荷です。

2008年春に、1袋69kgの限定販売で好評を頂き、
リクエストにお応えしての再登場です。

勤勉な国民性から「中米の日本」と呼ばれている
「エルサルバドル共和国」のサン・イシドロ農園から届けられた
大変希少なパカマラという品種のコーヒーです。


“パカマラ”
 ・コーヒーの品種名 
 ・エルサルバドル特有の非常に希少なもの。 
 ・ブルボン種の突然変異種 
 ・「パカス種」と「マラゴジッペ種」をかけあわせたもの。 
 ・マラゴジッペ種のように非常に大粒で、  
  ゲイシャ種にも似た素晴らしい香りをもつ。 
 ・近年、カップオブエクセレンスなどの国際品評会でも 
  高い評価を得るなど、非常に注目を集めています。


柔らかく優しいコクと甘みを是非堪能してください!!

      

2009年12月18日金曜日

豊明・・・前後駅・・・

当店は、 豊明市の南西、名鉄本線で急行が停車する
  前後駅のすぐ南
にある。

歩いても、2分くらいだ。 駅のホームからも見える。
↓ ホームから見た当店 (写真中央、白い四角い建物)









(前後駅南地下駐車場入り口のすぐそば)


この前後と言う地名・・・
東京の友達が遊びに来る時に、最寄の駅名を言うと、
「冗談??」と言われる・・・。

由来は・・・
江戸時代はじめに、
親村の間米から見て南に位置したので
「前郷 (前:南の意味) 」と呼ばれた地域が、
やがて、「ぜんごう」 と呼び方が変わり 、
江戸時代末に「前後」と記され、
明治時代に現代のように『ぜんご』と呼ぶのが
一般的になったというのが有力だそうだ。


因みに、豊明は桶狭間の古戦場跡があるところで、
市名である豊明の名は、
明治時代に前後町付近にあった豊倉屋という建物と
元号の明治からとられたそうだ。

                                                      

2009年12月17日木曜日

お試しコーヒー サービス


ニカラグアのコンテスト入賞豆で始めた
「お試しコーヒー」サービスが好評だったので、
当店の通常サービスとさせていただく事を決めました。


当店のコーヒーを、店内で飲みたいと言う方は、
お好きなコーヒーを選んでお飲み頂けるサービスです。
抽出は、ご注文ごとにプレスで抽出します。

  当店定番のコーヒー・・・1杯200円
  限定豆のコーヒー・・・1杯300円~



ご注意:
 ・当店は喫茶店ではありませんので、
  お水、おしぼりのほか、お食事等のご用意できません。
  運がよいと、茶菓子があるかも・・・
 ・店内は完全禁煙です。
 ・豆を購入しなくてもOKです!

                           

2009年12月15日火曜日

”うちカフェ”・・・コーヒーの大人な愉しみ方

いまは、
  自宅、会社などで美味しいコーヒーを頂く
     ”うち カフェ”の時代 。。。


なんといっても、このうちカフェ
  豆を選ぶ・・・ これ結構たのしい  
  ミルで挽く・・・ コーヒーの香りを存分に愉しめる  
  香りをかぐ・・・ コーヒーはやっぱりこれだね!  
  お湯を注ぐ・・・ ワクワク
  コーヒーを嗜む・・・ ほのぼの
こんな、 コーヒーの大人な楽しみ方 がいっぱい!!


当店のお客様の中には、
  手網で焙煎する方
  当店で購入した豆を独自の配合でブレンドして楽しまれる方
  いろいろな器具でコーヒーの抽出をされる方
など、
ボクがたじたじになるような方が結構いる。


手網でコーヒーの焙煎を始めると・・・  
   コーヒーの暗黒?の世界に突入する危険あり  
   手網焙煎・・・はまる人ははまる・・・このボクがそうだ。   
   自家焙煎のお店をいろいろまわり、その味に飽きたらず、
   自分で生豆を手に入れ、手網で焙煎を始めた。   
   そして、店まで・・・
   手網焙煎については、いづれお話したい。


独自のブレンドを創作する・・・  
   こんな楽しいことはない。  
   自分だけの味がつくれるんだから・・・
   単品(ストレート)の美味しい店を見つけるのがポイント!


いろいろな器具で抽出を愉しむ・・・  
  うちのお客さんには、    
     ネルで淹れる人
、    ペーパーで淹れる人
、    ゴールドフィルターで淹れる人
     プレスで淹れる人
     気軽にコーヒーメーカーの人
  様々で、サイフォンやエスプレッソは極少数だ。

同じペーパーでも、コーヒー豆の銘柄や気分などによって、
カリタやメリタ、ハリオなどのペーパーから、 スイスゴールドなどの
金属フィルターを 使い分けている方も何人かいる。

ただただ感心するばかり。


そうかと思えば、
コンテスト入賞豆を気軽に500g、1キロと買って、
コーヒーメーカーで一度に5~8杯抽出して、
がぶがぶ飲んで、 

  甘くて美味しい。。。

なんてクールな飲み方をする常連さんもいる。  



皆さん、共通して言えるのが、
  コーヒーを本当に楽しんでる
ことだ。


カフェの喫茶とは一味もふた味も違う
 大人な愉しみ方
だ。

                  

2009年12月14日月曜日

イエナカ

いま、消費を動かす 時代のキーワードだそうだ!

休日に家の中で過ごす「イエナカ」派の人達を
ターゲットに した商品開発がさかんだそうだ。

不景気で外出を控えて、
家の中で食事や娯楽を楽しむ人が増えているそうで・・・。


それとはまったく関係なく、 ボクはもう随分前から

”イエナカ”コーヒー生活を送る

   ”うち カフェ” 派だ。

外でコーヒーを飲むことがほとんどない。

もう少しちゃんと言うと、
コーヒーを飲むためにわざわざお店を選んで行くことがない。
 (自営業をするようになってから特に)

ここ東海地方は、モーニング文化が根づいていて、
朝から老若男女が喫茶店に行く。

ボクも、岐阜で過ごした学生時代は、
モーニングをよく利用したが、
東京で過ごしたサラリーマン時代、
このモーニングからすっかり疎遠?になってしまって・・・

だから、今では喫茶店に行くことがほとんどなくなり、
お客さんに誘われて行くか、
外出中に一休みするのに利用するくらいだ。


そんなわけで、いつからか、
お気に入りのコーヒーを自宅で楽しむことを覚えてしまった。
               

2009年12月11日金曜日

ニカラグア コンテスト入賞豆 完売!!



ニカラグア コンテスト(COE)入賞豆
  サンタマリア農園 中煎り 
完売しました。


このコーヒーを店内でお飲み頂ける
「お試しコーヒー」のサービスも大変好評を頂きましたが、
もうコーヒー豆がありませんので、
同時に終了させて頂きました。

ありがとうございました。



それにしても、コンテスト入賞のコーヒーはエキサイティング!

 仕入れ → 生豆観察 → 
    焙煎イメトレ → 焙煎 → 商品化(販売)

どの行程も楽しい。
特に、「焙煎」はドキドキもの。
モノは世界が認めた本物中の本物(最高級品)。

焙煎しながら、その進み方、香り、色、ハゼ音・・・
素材の魅力を、どれだけ出しきれるか??
焙煎人として勝負どころだ!
かなりドキドキ ← 小心者。


あ~~あ~~ 次は、どこの国の豆にしようかな~~

                        
         

2009年12月9日水曜日

定休日が火曜日に!

大切なお知らせです。
定休日の変更と年末年始の営業についてです。


●定休日の変更

開店当初~2007年1月までは「火曜定休」で、
その後、諸事情により「日曜定休」に変更して営業してきましたが、

来年1月から
 
定休日火曜日に戻りま
    
年内はこれまで通り、日曜定休です。



●年末年始の営業 (例年通り)

 12月31日(木)まで 通常通り 10:30~19:30 営業

 1月1日(金)~5日(火) 休業

 1月6日(水)から 通常通り 10:30~19:30 営業




以上です。

                           

2009年12月8日火曜日

おもしろい? 駄ブログ・・・

先日、夕方、お越しになった、
”となりまち”にすむヤングマン(←古い)・・・
仮に  ”Tキャップ” さんと名づけよう・・・のこと。

ボクが、このブログを書き始めて、
早いもので、もうすぐ3ヶ月が経とうとしている。

お客様のコメントが載せられないので、
このブログに対しての感想は、
当店にご来店になる常連さんか、
通販でコーヒーをお求めになる方からしか頂けない。

そういった方々からいろいろなコメントを頂くが、
ストレートに

 「面白いですね」

と言われると、 お世辞100%と分かっていても嬉しい。


ボクのブログは、
日々の日記と言うよりは、回想録(←そんな歳?)に近いし、
文才もないので、あまり人に喜んで読んでもらえるような
ものでもないと感じながらの投稿だ。


このTキャップさん
 「手作りじゃないですけど
と言って、パンを差し入れてくださり、
更にその上、ボクの駄ブログを 

  ”面白いですね”

と言ってくださった。

のにだ、気がきかないボクは、 何のお返しもせずに・・・
Tキャップさん、済みません。

:一ヶ月ほど前に、手作りはイイ~~
   なんていう投稿をしたせいか?
   Tキャップさんに気を使わせてしまった・・・

因みに、手作りでなくても、大歓迎で・・・
ついでに言うと、当店は差し入れを頂くのは歓迎ですが、
差し入れしないといけない雰囲気にはなっていないので・・・、
心配しないで・・・。


Tキャップさんには、
おまけに、携帯で当店のホームページを見ての感想も頂いた。

ボクは、携帯でホームページを見たことがないので、
考えつかなかった、

このホームページを現在の形にするだけで
息も絶え絶えといった感じなのに・・・
更に携帯か・・・・

いいきっかけをつってくれた、

  Tキャップさん

ありがとう。
                                               

2009年12月7日月曜日

ニカラグアCOE 残りわずか!

ニカラグア コンテスト(COE)入賞豆
サンタマリア農園 中煎り 

が好評を頂き、残りが少なくなってきました。


数人の方から、完売前のお取り置き予約が入っており、
今週中に無くなりそうです。


興味のある方で、未だお試しになっていない方、
お早めに!

                    

2009年12月6日日曜日

ホームページ開設しました。

当店の
 公式( そんな大袈裟な!)ホームページ
がようやく出来あがりました。
とは言ったものの、開設したのが先月の16日なので、
もう3週間ほど経ってしまった。
 ↑ だからいつも言うのが遅いって!
と言うお客さんの声・・・

ここでご案内するのをすっかり忘れてました。

ホームページアドレスは、

  http://umaka-coffee.com/


ですが、本ブログの右サイドのカテゴリの下にも
リンクが貼ってあります。

どうか良かったらのぞいてやって下さい。

                      

2009年12月5日土曜日

そんなにゆするの?

お客さんから言われたこと・・・

あるブレンドをお客様から注文を受けて、
その場で、配合通りいくつかの豆を混ぜて、
フルイでゆすっていたときのこと。

”そんなにゆするの?”

何でそんなにゆするのかを説明したい。

ブレンドは 
 ①混ぜる時、フルイでよくゆする・・・当たり前 
 ②たくさんつくり置きをしない・・・あまり当たり前ではない

①についてボクはフルイを相当ゆする。
でも、これ、いたって、当然のこと。

なぜかと言うと
ボクの店は、一般家庭で飲まれるコーヒーを
提供する店だから。

一般家庭で飲まれるコーヒーと言うのは、
最小単位は1杯分。
その場合のコーヒー豆の使用量は10g前後。



ボクの店のブレンドは3~4種配合。

3種配合というのは、
ひとつのブレンド銘柄をつくるのに、
3種類のストレート豆を使う場合をいう。

例えば、
3種配合の場合の配合比は 5:3:2 など
4種配合の場合 4:3:2:1 など


話を少し戻して、
家庭で1杯のコーヒーを飲む場合、
10gのコーヒー豆をメジャースプーンにとったとして、
3種配合なら、5g、3g、2g となるが、
4種配合なら、4g、3g、2g、1g となる。

この場合、最も少ないストレート豆は、
わずかに1gだ。

フルイをよくゆすらなかったら、
この1gが入らない可能性が高くなる。

だから、ぼくは、ちゃんとゆするんだ・・・



だがしかし、ブレンドに関しては、
もっと大切なことがいくつかある。
いつか書きたい。


                    

2009年12月3日木曜日

ハウスブレンドが・・・


当店のハウスブレンドは、”うま珈ブレンド”

だが、悲しいかな、
現在、”うま珈ブレンド”がない。
ないと言うより、”つくれない”。


”うま珈ブレンド”のベース(主役)は、   

  コクと苦味、酸味、甘みのバランスがよい
     コロンビア(中深煎り)

なのだが、
より複雑な風味を出すため、準主役に

  柔らかなモカフレーバーが持ち味の
     エチオピア(中深煎り)

を使用している。

コロンビアが主演男優なら、エチオピアは主演女優と言う具合。


ハウスブレンドである”うま珈ブレンド”をつくれないのは、
エチオピアの ニュークロップが日本未上陸だから。

これは、もう昨年2008年の春から続いている。
当店にお越しになるお客さんは既にご存知。

なので、エチオピアのニュークロップは、
日本のマーケットには全くない
(ハズ)。
あるとしたら、パーストかオールドしかない。

ニュークロップ・・・いわゆる当年モノ
           (新米、新茶、新そばにあたる)
     生豆の色は濃いグリーン
     生豆の水分が多く、焙煎は難しいが、
     豊富な香味成分を含む
            
 パーストクロップ・・・収穫して1年経過した豆
     生豆の色は薄いグリーン
     焙煎はやさしくなるが、酸味、コクが弱くなる
     美味しい深煎りコーヒーをつくれない 
          
 オールドクロップ・・・収穫して2年以上経過した豆
     生豆の色は黄色っぽくなる
     酸味が抜け、美味しい深煎りコーヒーをつくれない  

    
当店のコーヒー豆は全てニュークロップ。
店内にはオールド・・・黄色いアレ・・・が置いてあるので、
ご覧になった方も多いはず。


因みに、”うま珈ブレンド”の脇役には  

  ブラジル(中煎り) 
      と
  ブラジル(深煎り)


の二つのコーヒーを使用している。
この二つが、とっても名脇役なんである。

うま珈ブレンドに
 ほのかな酸味と苦味
を加え、味に厚みをもたらしてくれている。


このブラジル、
当店ホームページの豆の詳細欄で説明しているが、 
精製パルプドナチュラル


コロンビアやエチオピアはウォッシュトなので、 
味の系統が少し違う。

実は、この精製工程、
  コーヒーの味に及ぼす影響が非常に大きい

と 感じている。

焙煎や抽出でコントロールのしようがないものだ。
当店が素材である生豆の品質を重要視するのはこのため。


*精製
   コーヒーの実を収穫後、
   周りの赤い果肉を取り除き、
   乾燥させる工程を言う。



精製に以下の3つの方法がある。
 ナチュラル
 パルプドナチュラル
 フルウォッシュト


いずれ、詳しく触れたい。


当店で精製がパルプドナチュラルのコーヒー豆は、

  ブラジル
  インドネシア・スマトラマンデリン

   (スマトラ式)

の二つだ。
いずれも風味豊かなコーヒーだ。


また、残念なことに、当店にナチュラルの豆はない。
ナチュラルの豆は、相当欲しいのだが、
良質な豆があまりない。

あっても、数量がかなり少ない。
現在、捜索中だ・・・

                          
                          

2009年11月30日月曜日

秋?の夜長・・・女性ボーカルがイイ!!

先日、ホリーコールのことを書いたが、
ボクには好きな女性ボーカリストが他にも何人かいる。

キャロル・キング(ポピュラー)
シャーデー(リズム&ブルーズ)
ダイアン・リーブス(ジャズ)
ジャネット・ケイ(レゲエ)
ダイアナ・キング(レゲエ)


小野リサ(ボサノバ)
ノラ・ジョーンズ(ジャズ)
ホリー・コール(ジャズ)


シャーデーからダイアナ・キングまでは、
東京で過ごしたサラリーマン時代、
よくきいた女性シンガーで、
ライブにも行ったことがある。

中でも、
 武道館でのシャーデー
 青山ブルーノートでのダイアン・リーブス
の公演は印象的だった。

シャーデ・・・












場所が武道館なのに、違う場所みたい・・・
大人の雰囲気!!


しっとり聴かせてくれ、大規模収容ホールでの
コンサートと言う感じではなかった。


場内は、黒っぽい服を着たマヌカン的(←相当古い表現)な
人達がいっぱい来ていた。

彼女が日本に来たのは、
この1993年だけじゃないだろうか?



ダイアン・リーブス・・・
ただでさえ圧巻の歌唱力なのに、
場所がブルーノートなので、すぐそばに彼女が・・・。
息遣いが聞こえるほどの迫力。


ここ名古屋にもブルーノートがあるので、
きっと来るに違いない。
そう信じているのだが・・・


小野リサ・・・
脱サラしたあと、3箇所のコーヒー専門店で働いたのだが、
そのうちの1箇所、神保町にあるお店のオーナーが好きで
その頃から聞いている。

コンサートには行ったことがないので、
機会があればぜひ行ってみたいア-ティストの一人だ。

ボサノバは、夏だけでなく、秋も冬もクールだ!!





ノラジョーンズ・・・




ホリー・コール・・・


このふたり、
豊明に来てから聞き始めた。

かなり気に入っている。

しかし、先日紹介したホリーのCDクレジットを見ると、
1992年になっている。

きっと、その頃、新宿のヴァージンレコードで
買ったものに違いない。

この頃、休みの日、暇さえあれば、
新宿に行っては、レコードを探していた記憶がある。
なんせ、新宿ヴァージンレコードは、その数がすごい。
       ↑ 今もあるかどうかは不明

伊勢丹の前の丸井の地下1階の1フロアー全部が
レコード店。数百坪?もあろうかと言うくらい広い。
何でもありの状態だった。

当時、ボクは、ケニア、タンザニア、マダガスカルなどの
アフリカ諸国へ遊びに行っては、
現地でその国の音楽テープ(カセット)を買ったりしていた。

そのCDがないものかとよく、ヴァージンへ探しに行っていたのだ。

そんな昔のCDを最近、よく聴いているのだが、
とりわけこのふたりはイイのだ。




                  

2009年11月26日木曜日

ホリーコール・・・聴く?観る?

最近はまっているミュージシャンがいる!


ホリーコール
Blame It on My Youth


映画「バグダッドカフェ」
挿入歌
「コーリングユー」
歌っている人。


“ホリー・コール色”というのだろうか?
圧巻の個性だ。

彼女のボーカルの表現力には舌を巻く。
歌っているというより演じている女優のようだ。

ボクの好きな
「on the street where you live 君住む街角」
なんか特にそうだ。

彼女のボーカルの存在力、
控えめだがいい味出しているバックのピアノとベース。

この曲、なんと、映画My Fair Lady」のサントラに
入っている曲と言うから驚く。
まったく違う曲だ。


ホリーの音楽を聞いていると、
  ブレンドづくり
の参考になる。


ブレンドづくりは味の創造
(単なる混ぜモノ=ミックスではない)


主役があり脇役がある。
主役(ベースとなるコーヒー)があってのブレンドだが、
脇役あっての主役なのだ。



音楽は詳しくないので、うまいこといえないが、
その主役と脇役をオーケストラよろしく、
うまいこと調和させて一つの味(音)に仕上げていく。

複数のストレートコーヒーのハーモニー。

ストレートコーヒーの集合体を
   ”うま珈”色
に アレンジしていく・・・。

この”うま珈”色の部分が大切だ。
ここにその店のオリジナリティがあらわれる。

ボクがブレンドづくりを重要視しているのは
このため。

そのくせ、ボクの店には、残念ながら、
現在、 ハウスブレンドがない、情けない状態だ。
 (これについては、近いうちにかく)

美味しいブレンドを生み出すためには、
ストレートコーヒーが、それぞれ独自の美味しさ
持っていることが前提。
主役然り、準主役然り、脇役然り・・・

それをケンカさせることなく、
うまいバランスで調和させる。
そして、まったく違った味を創りだす。


あれ?ホリーの話が、ブレンドの話になってしまった!!

                            

2009年11月25日水曜日

ハワイ粉!?

昨日書いた
   チャーミングな常連さん・・・三者三様
 のお三方め!!

常連の若いお嬢さん ソシアルT さん のことをかいてしまおう。

ソシアルT さん、
もともとコーヒーは、
あまり好きな方ではなかったようだが、
うちのコーヒーは飲めるようで、
気が向いてはご来店され、くつろいでいかれる。

ボクも女性と話すのは嫌いな方じゃないので、
いつも素敵な時間を過ごさせてもらっている。


ソシアルT さんは、いろいろな手土産を持ってきてくれる。

この間は、ハワイのコナコーヒー
それも、最上級のエクストラ・ファンシーだった。

一緒に飲んだ。プレスで。

ボクの所感はさておき、
彼女のコーヒーに対するコメント、 何だかそれらしい。
感心!感心!


ありがたいことに、彼女は、周りの人に、
うち(のコーヒー)の宣伝をしてくれている。

更にありがたいことに、
その中から常連のお客さんが何人か出来て・・・
本当に嬉しい限り。


いわゆる口コミと言うやつなんだが、
当店にはこういうお客さんが結構いてくれて、
本当に感謝しきれない。

ソシアルTさん、ありがとう。

いつまでも、 うま珈 のファンでいてね!

                               

2009年11月23日月曜日

ニカラグアCOE・・・いい感じ!!

国際品評会COEで
入賞したコーヒー

ニカラグア
サンタマリア農園
(中煎り)


いい感じだ~~。

先週月曜から販売を始めたのだが、
1週間で半分ほどなくなってしまった。

ご好評頂くのはうれしいのだが、
残り少なくなっていくのも少々寂しい・・・。

ご来店のお客さんには、真空パックで送られてきた

生豆が入ったアルミ袋の中の豆の”におい”を

かいでもらっているのだが、 皆一様に驚かれる。 




自然の恵みたっぷりといった感じ。

生豆の鮮度も重要視される時代。


肝心の味の方はというと・・・

 柔らかく、優しい風味、
 飲んだ瞬間、やさしい甘みが
 口いっぱいに広がり、
 それが、心地よい余韻として続く


プレスで飲んでも、
 嫌味、えぐみ、よどみ
全く無縁!


当店で初めて導入した
”お試しコーヒー”
既に、数人の方がご利用になられている。

先日お見えになった常連さん。
この方は、苦味とコクのある深煎りコーヒーが好きな方。

当店をご利用になるまでは、

   円錐ドリッパーでドリップコーヒー

お飲みになっていたようだが、
当店でプレスをご紹介したら、その味が気に入り、
今では、

   ご自宅でも職場でもプレスで飲まれている

ご様子。



そのお方・・・
お店で、ニカラグアCOEの”お試しコーヒー”を
お飲みになった。

反応が見ものと、その方の表情を何気に観察。

その方が一口お飲みになった瞬間、
ものすごい幸せそうな顔をされた!

”これなんですか?”
その後、連呼!


ニカラグアCOEの豆をご購入の際、

これからは、

     中煎りのコーヒーにもトライする

との事。

お客さんのコーヒーに対する

 アプローチが広がり →  喜びが深まる・・・

豆屋を営むボクにとって、これほど嬉しい事はない。


そのお方、
当店に来るまでは、ペーパードリップで深煎り
             ↓
今では、        ↓ 
           プレスも仲間入り
更に、          ↓
これからは、      ↓
           中煎りも仲間入り

になる可能性大なのだ。
とにかく、その方の幸せそうな顔が一番嬉しかった。


カフェで飲むコーヒーはカフェの味でしかない。


それはそれでいいのだが、
豆を買って、家で飲むコーヒー”うちカフェ”には、
いろいろな
”大人な”楽しみ方がある。


ドリップだって、 何も紙やネル(布)だけではない。

ゴールドフィルターというスグレものがある。


いずれこのブログでも紹介するけど、
最近これを始める常連さんが増えてきた!
いいことだ・・・

このゴールドフィルター当店には4種類 用意してある。

 ① elfo スイスゴールド
 ② ボダム ドリッパー
 ③ casual product ドリッパー
 ④ デバイススタイル サーモコーヒーメーカー


金属フィルターに慣れていない人は がお勧め!

このコーヒーメーカーには、金属フィルターで抽出するのだが、

ペーパーフィルターも使用可能だ。

当店のホームページを参照くだされ!


話を戻して・・・

ニカラグアCOE・・・

こんな上等なコーヒーが

お試しコーヒーなら、 

  1杯 300円

で楽しめる。


貴方にとって、

      素敵なコーヒーライフ!!


の第一歩になるかも・・・!!

                     

    
         

2009年11月21日土曜日

ノーヒットノーランの記憶 中日編

まずは、我がドラから・・・

会社に入って2年目くらいの時だったろうか?
暑い暑い夏の夜だった。
当時のボクにしては珍しく残業がなく、
何もせずにおとなしく家に帰っていた。

東京で一人暮らしをしていた頃だ。
6畳一間のボロアパート。
部屋には風呂がなかったので、銭湯通い。
かぐや姫の神田川の世界だ。

そんな部屋で、小さなテレビにかじりついて
中日対巨人戦を観戦してたのだが・・・

息をするのも忘れるくらい、と言う感じで画面に見入っていた。
下宿だったので、部屋にはトイレもない。
トイレに行くのもはばかれるくらい・・・。

マウンドには、この年、享栄高校から入団したばかりのルーキー、
近藤真一投手が、好調巨人打線に立ちはだかっていた。

速いストレートに、縦に大きく割れるカーブ。

当時の巨人には、原、中畑。篠塚らがいた。
(今でも覚えているが、最終打者は篠塚の三振だ)。

中日の当時の選手は、
平野、ゲーリー、落合、宇野、川又、中尾、小松、郭源治・・・。



少々マニアックな話になるが・・・
最終打者となった篠塚の前に打席に立ったのが鴻野淳基だ。
あまり記憶にないだろうが、地元名電(現愛工大名電)出身だ。


ボクは彼と、高校時代の県大会で、一度だけ対戦している。
(彼が3年、ボクが2年の時で、ボクは控えで代打での一打席のみだった)

ボクの高校は公立高校、相手は野球の名門中の名門名電。
完全になめられている。

彼は高校時代からショートを守っていたが、
エースを温存するために、ボクらと対戦した時はピッチャーだった。

その球の速いこと速いこと・・・
ストレート一本でズバズバ投げ込んでくる!
全くかすりもしない。
さすが、その後、ドラフト1位で西武に入団しただけのことはある。


しかし、プロの世界は厳しい。
西武に1位指名で入団するも、与えれた背番号7は、
翌年ドラフト1位入団の石毛にあっさり奪われてしまう。

巨人に移籍後も、川相(現中日コーチ、来季から二軍監督)の
台頭もあり二軍落ち。



話を、近藤投手に戻そう。

彼は華々しいデビュー戦もそこそこに、
短い現役生活を終えているが、
野球ファンには、あの試合の記憶は永遠に残るだろう。


因みに
この試合でサードを守っていた落合(現中日監督)は、
華麗なフィールディングを見せて、近藤投手の快挙に一役買っている。


現在、近藤投手は、
我がドラの2003年から投手コーチを務めている。

1995年からは中日の打撃投手兼スコアラーを務め、
1996年からスカウトへ転身。
初登板ノーヒットノーランというプロ野球歴を生かし、
抑えの岩瀬らの入団に貢献したことでも有名だ。

ちなみに岩瀬のつけている背番号「13」は、
近藤がノーヒットノーランを成し遂げた際の背番号だ。

同じ愛知出身の左腕であることから
「近藤から岩瀬への贈り物」
と称されたそうだ。


野茂のノーヒッターについては、近いうちに・・・

                               

2009年11月19日木曜日

ノーヒットノーランの記憶

先週、「旧ヤンキースタジアムの記憶・・・その2」のところで、
ノーヒットノーランのことを書きかけて・・・

読んで字のごとく、無安打無得点試合だ。



ボクにとって、ノーヒットノーランの記憶は
この2つをおいて他はない。


ひとつは、
我がドラゴンズの近藤真一投手によるものだ。
プロ入り1年目の1987年、
巨人戦で初登板・初先発で達成したもの。
これはプロ野球史上初の快挙だ

試合はナゴヤ球場。
ボクは東京で一人暮らしをしていた頃でテレビ観戦。


もうひとつは、
ドジャース時代野茂英雄投手が
1996年、敵地デンバーで達成したもの。
これは、幸運にも現地コロラドで観戦していた。




野球を見ていて、手に汗握るシーンなどは幾度となくあったが、
”震えが止まらない”のは数えるほどだ。

この2つはそういう類ものもだ。

                       

2009年11月17日火曜日

マタタビ

またまた、たびたび、素敵なものをいただいた。

←落葉樹 マタタビ科 マタタビ

実物の落葉広葉樹の葉を
版画にして、フレームにしたもの

撮影技術がなくて本物の魅力を
伝えきれていないけど。。。


植物研究家 田中啓幾氏 作

当店の常連さんの中に、画家の方がみえる。
発想が豊かでお話していて、とても楽しいし刺激を受ける。
展覧会にご招待頂いたこともある。

その方の作品「森から宇宙(そら)へ」に当店が登場する。
な~~んてのは冗談で、当店のコーヒーが登場する。
更に、念のために言っておくと、当店のコーヒー豆が・・・。
ただ、当店のコーヒー豆かどうかは、
その方の作品を見ても分からないのだが・・・・

随分先のことで恐縮なのだが、来年の秋、
この豊明界隈にもその作品がお目見えするようだ。
場所、日時など詳細は、また、改めてご案内したい。


本題に戻って・・・
この作品は、その画家の方の弟さんで、
植物の研究をされている方によるものだ。
ここで紹介させていただく図鑑にも登場している。

山溪ハンディ図鑑 12 落葉樹の葉 田中 啓幾 (著)
山と渓谷社 2008

落葉広葉樹の実物の葉の大きさ、形はもちろん、
葉脈の形状や毛の有無、生え方まで解説されている。

1枚の葉にも、花と同じように
その樹木の特徴をあらわす多くの情報があるそうです。
                                 

2009年11月16日月曜日

グリーンシャワー!?

久しぶりにバーベキューをやった。
近所の大府みどり公園で。
知り合いとその仲間たち大勢で・・・

外で食べたり、飲んだりするのはいい・・・。

以前、
「自然豊かなところで飲むコーヒーは格別」
ということを書いたが、まさにそれ。

たらふく食べた後、園内を散策。

適度に体を動かし、
久しぶりに屋外でリフレッシュと言った感じ・・・。

つくられた緑の中ではあったが、英気を養った。

                           

                  

2009年11月13日金曜日

ニカラグアCOE 入荷!


ニカラグアの国際品評会(COE)で
入賞したコーヒー豆が 入荷してきました。
34.5kg(1box)限定です。


今回は、生豆がアルミの袋に
真空パックされて送られてきました。
生豆も鮮度が重要視される時代がきました。


このコーヒーは世界で 33 boxesしかありません。
正真正銘の希少、かつ高品質のコーヒーです。

販売は来週あたりからになりそうです。    
改めてご案内いたします。
                

2009年11月12日木曜日

旧ヤンキースタジアムの記憶・・・その2

先日の 旧ヤンキースタジアムの記憶 の続き。

もうひとつ。その試合ががすごかった。
忘れもしない

  ヤンキース 対 インディアンス

クレメンスとコロンという豪腕、エース対決!!
両投手とも100マイル近い剛速球をポンポン投げる。

因みに、 クレメンスの
ニックネームは ロケット
史上最多の7回のサイヤング賞に輝く
通算354勝、4672奪三振
これはすごい
1シーズン200奪三振を
23年続けなくてはならない


1試合20奪三振を2度も記録している。

野球は1試合27個のアウトでおわりなので、
この数字のすごさが分かる。


ボクは、中学、高校と野球に明け暮れていた。
昔どこにでもいた野球小僧だ。

その高校時代、
強豪相手との練習試合で16奪三振を食らったことがある。
それはすごかった。
ほんと、バッタバッタと言った感じ・・・

それを上回る数字だ。
しかもプロ。


クレメンスではなく、
コロンがなんと、8回ウラ1アウトまで
ヤンキース打線を0安打に!
もうすぐノーヒットノーラン・・・
あいにく、次打者にセンター前にぼてぼてのヒットを打たれてEnd。

結局ヤンキースのヒットはこの1本のみ。
コロンは13奪三振(27アウトのうち、半分が三振)

ノーヒッターの試合につきもののファインプレーもあった。
インディアンスの名外野手ロフトンが
ホームラン性の当りをスーパーキャッチ。

その日の夜のCNNで頻繁に出ていた。


ノーヒットノーランといえば・・・
思い出深い2つのゲームがある。

2009年11月10日火曜日

旧ヤンキースタジアムの記憶・・・

昔のヤンキースタジアムでの想い出の一コマ・・・。

隣に座っていたカップルと名物おじさんのこと。
ボクは一人で観戦していたのだが、 隣にカップルがいた。
30代くらい?
勿論アメリカン ←コーヒーじゃありません。

位置関係はこうだ。 
         フィールド
   ↑         ↑         ↑  
          (一塁側) 
 ボク  カップルの女性 カップルの男性

ゲームが始まってしばらくすると、
ボクの隣の女性が手づくりクッキーをくれたのだ。

その彼女、ヤンキースファンなら知らない者はいないと
言われている球場の名物おじさんFreddy のことを教えてくれた。

近くにそのおじさんが来た時、
引き止めてくれて、
写真を一緒に撮ってくれた。
(写真左 Freddy)
(写真中央 ボク)

旧Yankee Stadium
一塁側スタンドにて

日本では、どちらかと言うと フレンドリーと
言われているボクが 驚くほどのフレンドリーさだ!

それも相手はカップル!


これが日本(自分)だったらどうか?
ボクの彼女が彼女の隣に座っている外国人に
彼女手製のクッキーを・・・・ummm・・・

おおらかなアメリカ人に乾杯!!  

                                                              

2009年11月9日月曜日

パナマ ゲイシャの秘密 その4

                                  
パナマ ゲイシャの秘密 その3 の続き。

驚くべき事実・・・
それは、なんとこのパナマ・ゲイシャ種のコーヒー

試飲の抽出は、

   コーヒーメーカー

だったのだ。

会場のスペースやスタッフなどの諸事情があったのだろうが、
とにかく、コーヒーメーカーで
  十分うまかったし・・・
  ロットの違いによる 香味の違いも
  ちゃんと表現されていた・・・


近いうちに、私的コーヒー生活について書くけど、
ボクが目指すべきコーヒーのひとつ・・・
それは・・・

  コーヒーメーカーで飲んでも
    十分 うまかぁ~~


だ!!

特別な淹れ方(技)なんて身につけなくったって、

素材(生豆+焙煎)がよいコーヒー豆であれば


  十分うまかぁ~~

なんだ。
                                  

2009年11月8日日曜日

モーテル巡り?ボールパーク巡礼?


先週、書いた ジャムを口にした記憶は?  で
モーテルのことを書いた。


そのアメリカのモーテル*は、
日本のそれ(=レジャーホテル)とは違い、
自動車で移動する人達が宿泊するための場所だ。


アメリカ映画のロードムービーなんかによく出てくるあれだ。
ロビーを通らなくても駐車場から部屋へ直接行ける.

* モータリストホテル Motorist Hotel の略。


部屋によっては、ファミリーユースで
ベッドが4つあったりする。

コインランドリーも大抵ついているので、
僕の場合、1ヶ月旅行する場合でも、
下着は4セットほどしかもって行かない。


別に1枚の下着を 
オモテ(マエ → ウシロ)→ ウラ(マエ → ウシロ)
というわけではありません。
(理由は下のほうに書いてある)


結構快適なのだが、立地はあまり良くない。
大概。まちの少し外れにあることが多い。


アメリカは、時差とテレビ放映の関係で、
野球の試合開始時間が遅いことが多々ある。
帰るのが12時なんてもざら。

野球観戦のあと、歩いて帰るときは、結構、肝試しものだ。



そんなモーテル巡りじゃなかった、
ボールパーク巡礼で大切なのは体調管理だ。

シーズン終盤の9月ともなると物凄く寒い。
日本の真冬くらいのイメージだ。

特に、シカゴは五大湖に面していて、
ウィンディーシティと言われ、風が冷たい。


そう、そう、シカゴで驚いたことがもうひとつある。

そんな寒いシカゴで、普通のように
半そでTシャツを着ている人達を多く見かける。

シカゴはブルースが有名だが、ピザが美味しいことで有名らしく、
確かにピザ太り?している外人?(ボクが外人?)がたくさんいた。

そんな巨大な躯体を持ち合わせたお方たちは、
決まって、半そでのTシャツなのだ・・・
真冬並みの温度なのに・・・驚きだ。


話を戻して・・・
大切なのは、下着の数ではなく、防寒具だ。
前回お話した1ヶ月にわたるボールパーク巡礼の時、
持って行った下着&靴下は4セットほど。

一人旅では、スーツケースなんか持たないので、
荷物はなるべく少なくしたい。

もっていく下着の数は少ないが、機能性ばっちり。
アウトドア(山登り)で使う速乾性のスグレものだ ← ここポイント。


理由がちゃんとある。

モーテルには、ほとんどコインランドリーがある。
夜ゲーム観戦から帰ってきたら、
2日分くらいを洗濯する。
速乾性なので、次の日の昼頃にはもう乾いている。

それに、アメリカは大体どこも日本より乾燥しているので、
洗濯物はすぐ乾く。

だから、ビールやコーラも、

  どえらい”うまいがね”

なのだ。
                                                                   

2009年11月6日金曜日

祝!松井秀 WS MVP!

ベースボールの神様が微笑んだ?



















ジーターでも、

A-Rodでもない。












大歓声に包まれたヤンキースタジアムの主役は
間違いなく松井だった。


その松井、ついに、 WS MVP !


















逆境を乗り越えてきた松井・・・
強さやひたむきさ、ただただ感服!


松井がこの試合でホームランを放ったのは、
あのペドロ・・サイヤング賞を3回も獲っている・・・からだ。

ペドロは、今でこそ少々太り気味ではあるが、
まだ若かりし頃、13年前の1996年、
日米野球で東京ドームに来ていた頃はスリムだった。

その時、来日していたメジャーリーグのメンバーは、
そうそうたる顔ぶれ!

デビュー2年目の野茂と女房役のピアザをはじめ、
Bボンズ、Cリプケン、Jゴンザレス、Aガララーガ、
Gシェフィールド、Sフィンリー、I-Rod、
それに、今はヤンキースの4番を打っている
若かりし頃のA-Rodだ。


当時のペドロは、アメリカでブレークする前だったので、
どちらかと言うと超一流メジャー軍団の中では下っ端。

そのペドロ、陽気なドミニカンなのでノリがいい。
ドームでの試合前の練習中の彼は、
異国に来てはしゃいでいる若造といった感じ。

スタンドから声をかけると、
気軽にボールにサインをくれた。

その後、彼はアメリカでブレークし、
三回もサイヤング賞を獲っている。
そのサインボール、今ではボクの宝物だ。


つまり、13年前、
(当時巨人の)松井は、
ペドロ(当時エクスポス)、A-Rod(当時マリナーズ)と、
東京ドームで同じ土を踏んでいた。

13年後の先日、新生ヤンキースタジアムで、
しかも、野球人として最高の舞台である
ワールドシリーズで 同じ土を・・・

因みに、現在メジャーでプレーしている
イチロー、リトル松井(稼頭夫)は 、
13年前の1996年の日米野球に出ている。
なんか、不思議な感じだ。


話が横道にそれた。
それにしても、大の男がこれだ!










日常、たとえどんなことがあっても、
こうして男同士抱き合う場面はそうそうないはずだ。
きっとそうだ!

これだからスポーツはイイ!!
(男同士で抱き合いたいと言う意味ではない)

今年から、新しいヤンキースタジアムになり、
その初年度での優勝だ。
あ~~新しいボールパーク、観に行きたい!


昔のヤンキースタジアムは、5試合くらい観戦している。
思い出深いことが2つある・・・ そのひとつは

                              
                             

2009年11月5日木曜日

出産ラッシュ・・・子供がいっぱい・・・

昨日書いた
   近頃、受け取ったうれしい頂きもの
 の第2弾!!


うちの店は、どちらかと言うと女性のお客様の方が多い。
小さなお子さん連れの奥様も結構な割合だ。

しかも、このところ出産ラッシュ。4組も・・・。

皆さん、お子さんを抱きながら、
ほんのひと時、くつろいでいかれる。


開店当初から定期的にお越しになる奥様方が見えるが、
そのお子さんたち、当時に比べ、みな随分大きくなった・・・
もう4年くらい経っているから。

店内に当時撮った写真があるので、
懐かしがってみていかれる・・・。
(この記念撮影イイかも・・・ネ)


お子さんたちの成長を、日々垣間見るのはなんだか楽しい。
サラリーマン時代では味わえないことだ。

今の時代、お子さんを持つことは大変だ。
そんな奥様、お父様方のお役に、
少しでも立てればと思っているのだが、
何とも役不足のボクは、コーヒーをお出しするだけで。。。

あ、そうそう、上で書いた、
  ”記念撮影のオプション”
最近やってないので、そろそろ復活させようかな?



本題に入ろう。

4組の出産組みの中のとある奥様・・・
仮にフジPHさん(関東地方在住)としよう。

このご夫婦は、当店に一度だけお越しになった後、
転勤で関東地方へ引越しされてしまった。

その後も、何かと気に掛けていただき、
ありがたいことに、いつも電話でコーヒーの注文を頂く。


そんなある日、店内の電話が・・・
「ようやく生まれました!!」
と幸せそうな第一声!!

陽気でイカシテル!!


そう、フジPHさん
 待望の第一子誕生
の知らせだ!!


その電話でいろいろなお話をし、
最後に、 ジPHさんから、
「これからも末永くよろしくお願いします」
と言うお言葉を頂いた。


ボクは、たかだか一介の「コーヒー豆屋」に過ぎない。 
       ↑ 言葉の使い方あっているかな?

そこまでのお言葉を頂くと、
 「これからも美味しいコーヒーお願いね!」と言う意味で、
「身が引き締まるおもい」とともに、
何だかとっても嬉しかった。


「接客業をやっていて良かった」
と思える瞬間だった。


そう、フジPHさんから受け取ったのは、
 (第一子誕生を喜ぶ母親の)あったかさ

          と
         
      接客の喜び
だった。


フジPHさん、ありがとう。


よ~~し、これからも頑張るど~~


                     

2009年11月4日水曜日

チャーミングな常連さん・・・三者三様

前も書いたが、ボクは頂きものをすることが多い

昨日と今日の2日間で、うれしいことが3つもあった。
いづれも女性の常連さんからだ。


そのうちのお一人目は・・・仮に。ノリTさんと名付けよう。
彼女はネットを、あまりやっていないようなので、
内緒で書いてしまおう。



このチャーミングなノリTさんから受け取ったのは・・・

ノリTさん、うちのコーヒーがかなりお気に入りのご様子。
あまりに持ち上げて頂くので、木から落ちないようにしないと・・・。

お店にいらっしゃると、
 コーヒー飲み~~の、話をし~~ので、
くつろいでいかれる。


昨日は、店内においてあるボダムのカタログを見て、
随分お気に入りのご様子。

どれどれと覗き込むと、
  おされ~~で、カラフル~~な
商品の数々。


ノリTさん 「これ、”おさ~れ”!」 注:”おしゃれ”の意

そこまでは、普段の何気ない店内の一コマなのだが、
ボクもいたく気に入って、


ボク 「これ、仕入れようかな?」 と言ったら、

ノリTさん 「ほんとっすか?この色とっといてくださ~~い」

ボク 「OK!!」
   「(売れなくても他の色のヤツ)店に飾ろっかなぁ~~」

ノリTさん 「いいすねぇ~~この店にピッタリっすね~~」

これは聞き逃さなかったぞ~~。


年頃のお嬢様に、”おされ~~”と言われるのは、
年頃でないボクにとっては、大変嬉しいことっす。


そう、そのノリTさんにいただいたのは、
ボクにはあまり縁が無い”お褒めのお言葉”だった。

ノリTさん、サンキュ~~

                                

2009年11月3日火曜日

ジャムを口にした記憶は?

先日、手作りジャムを頂いた時のことをお話ししたが、
ここ近頃は、ジャムを口にしたことは、ほとんどなかった。

ジャムを食べた記憶というと・・・
(また大袈裟なのだが・・・)
10年位前までさかのぼる。


13年勤めた会社を自主退職し、
コーヒーの勉強を始めたころだ。

独立開業を目指し日夜奮闘していたある頃、
壁にぶち当たり身動きがとれなくなった。



さぁ~~どうする?


と、考えた結果、とった行動が、



開業資金の一部を切り崩して、ありったけの銭を持っての

  ”アメリカ野球巡礼の旅”

だった。


1ヶ月という期間を決め、
シカゴ、デトロイト、カンザスシティ、セントルイスなど
アメリカ中北部を中心に、ひとり旅をする暴挙に出た。
(それまで何度かアメリカへ行っているが、一人旅は初めて)

泊まるところはモーテル。
ユースの方が安いが、疲れ果てていたので、
それなりに休める安モーテルを渡り歩くことにした。

モーテルはほとんどがB&B(Breakfast & Bed )。

朝食の時には大抵ジャムが置いてある・・・ここまで遡る。
(もちろん、先日お客さんに頂いた紅玉のりんごジャムとは
比べようがない代物)

アメリカだからなのかよく分からんが、やたら甘かった印象がある。
まぁ貧乏旅行なので、これはこれでよしなのだ。

コーヒーも同様だ。
コーヒーマシンで落としたのが、サーバーに入っていて、
保温しているので、煮詰まっていて、某繁盛店のコーヒーのようだ
まぁ貧乏旅行なので、これもよしとするしかない。

もち金は(ほとんど全て)野球関係に使うので、とにかく金がない。
自由に食べられるこの朝食は一日の栄養源だし・・・

この朝食、意外や意外、結構イケてる!!
 パンは・・・普通の食パンからクロワッサン、ロールパン、
       ドーナツ類多数と意外に豊富。
 パンにつけるのも・・・バターあり、ジャムあり。
 飲み物・・・牛乳、コーヒー、紅茶、ジュース、コーラ・・・
それに、なんと フルーツ まであるんだ!
おどろきでしょ?
 何でもござれだ。

アメリカのモーテルって、使いようによってはかなり快適。

アナハイムのディズニーランド近くにもいっぱいあって、
結構豪華だったりもする。

                               

2009年11月1日日曜日

パナマ ゲイシャの秘密 その3

パナマ・ゲイシャ種のコーヒーの続き・・・。


単一農園単一品種
しかも、世界最高峰のゲイシャのコーヒー
それを、6ロットに分けて飲み比べた。


全体的な印象は、
 カップの綺麗さ  と  後味のよさ

特に秀でていると感じたのは、
 甘酸っぱさ  と  柔らかさ

酸の質は6ロット共に共通していて
明るい、さわやか
だ。



改めて
 「ロットの違いにより、風味に違いがある」
ことを認識した。

  コーヒーは農作物(生き物)・・・
  コーヒーはフルーツ・・・


プレゼンには40人くらいの参加者がいたが、
人気投票したら、面白いことに満遍なく票が分かれた。

そりゃそうだ。
同じ農園の同じ品種。基本的には同じ味だ。
あえてと言ったところだ。


更に、ひとつ、

  驚くべき事実

をお伝えしようと思う。

それは、
 ・
 ・
 ・

2009年10月31日土曜日

食べログ デビュー?(再掲w/お詫び)

先ずはお詫びです。
先週の水曜、「食べログ デビュー?」と言う
タイトルの投稿をしました。

投稿当時は正常だったのですが、
先週末、ブログ上の表示が変てこりんになりました。

原因が分からず、結局、いったん、
この記事を削除させていただきました。


再度、ここに掲載させていただきます。
以下同文です。


ネットデビューして・・・ブログを書き始めて・・・
もうすぐ2ヶ月。
まだまだネット上に書き込みをすることに慣れていない。

そんなボクに画期的なことが訪れた。
      ↑ またまた大袈裟といわれるかもしれないが、
        ボクにとっては、”どえらい”なのである・・・

皆さん、「食べログ」と言うサイトをご存知だろうか?

先日、ご来店になったとあるお客さんに、 
「食べログに、うま珈さんの口コミ投稿しちゃいましたよ」と
突然言われ、何が何だか分からずうろたえるボクをよそに、
何だかにこやかなそのお方。


教えてもらった「食べログ」と言うサイトを見てみたのだが・・・
何だか気恥ずかしい限りで・・・。
それにしても、ここはすごい情報量、口コミの数。
ただただ驚くばかり。

このサイトは、お店を訪問した人が、
口コミ投稿するというところのようだ。


そのお客さんから頂いたせっかくのご厚意なので、
このブログを読んでいただいている皆さんにも紹介しておきたい。

食べログの口コミ投稿はこちら

コーヒー豆を売っているボクの店のようなところは、
このお客さんのように、
”おうちカフェ”を楽しんでいるひとにとっては、
ありがたい存在なのかもしれない。

ボクも、そうありたいと願う。

喫茶店やらレストランなどでは虐げられた”コーヒー”であっても、
おうちで飲む”コーヒー”くらいは、ちゃんとしたもので楽しんで頂きたいと思う。

”おうちカフェ”
  お菓子を作ったり・・・
  手作りのジャムを用意してみたり・・・
  テーブルクロスを新調してみたり・・・
  コーヒーカップに凝ってみたり・・・

何だか、楽しそうだ。
そんなカフェな生活ってイイ・・・
  素敵なコーヒー生活を!
                  enjoy your coffee life !!

2009年10月30日金曜日

夜間パトロール

きょう、閉店後、月に一度の夜間パトロールがあった。
夜8時から1時間ほど地区内をまわる。

ここ坂部地区は8班に分かれて、各班4人編成で行う。

みなボランティアだが、多くはご年配の方々で、
これから冬場にかけて寒くなるので大変だ。
少しでもお役に立てればと思い、
軽い運動も兼ねて参加している。

この防犯(夜間)パトロール、
はじめてかれこれ3年ほどになるだろうか・・・。

実際パトロールが始まって、
空き巣、ひったくりなどの犯罪が減ったそうで、
市からも表彰されているそうだ。
何よりだと思う。

最初の頃は、出発が夜の10時で終わると11時近くだった。
寒さに強いボクでも、仕事が終わったあとの、
しかも、冬場の寒さはさすがにしみた。
今でこそ、出発が8時になって少しは楽になったが・・・。


当店の閉店時間は夜の7時半なので、
配達があったり、
閉店間際にお越しになるお客様がみえる時は、
止むを得ず、欠席させていただいている。


* 当店の「コーヒー豆配達サービス」は、今のところ、
  開店前10時までか、閉店後20時以降のお届けです。
  状況が整い次第、随時にしていけたらとも思っている。


パトロールする時の格好は結構派手だ。
たすき(蛍光色)、帽子(蛍光色)、
それに、誘導灯(パカパカ赤く点滅するヤツ)、
拍子木(火の用心のあとにカンカンと打ち鳴らす木のヤツ)
一式持っていざ出陣と相成るわけだ・・・。


途中前後駅を通るので、人々の視線を感じながら歩く。
道中、「ご苦労さん」と声をかけてくれるのは、
大概、ご年配の方たちだ。
心温まる。


パトロールしながら、改めて感じるのが、
 前後駅の南側は本当に閑散としている
だ。

急行停車駅前なのに、華やかさがまるでない・・・
昼間でもそうなので、夜は本当に暗い。
パトロールしていても少々不気味。

のどかで良いと言えばよいのだが、
このままでいいんだろうか?
とも思う。

2009年10月27日火曜日

パナマのゲイシャ その2

ゲイシャ種のコーヒーのプレゼンの続き・・・。
生育環境について触れたい!

ラ・エスメラルダ農園で収穫された
ゲイシャ種のコーヒーを、全6ロット飲み比べをした。

同じ農園の同じ品種のコーヒーを6種類だ。
 ↑ なかなか出来ない貴重な体験!

*同じ農園の同じ品種のコーヒーを
  収穫場所(畑の区画、標高の違いなど)や
収穫時期の違いで分けて6種類

 畑の区画によって
、    標高に違いがあったり
     風の当り方、
     水はけ、
     陽の当り方
 などで微妙に風合いが変わるのだ。


ボクは、普段、コーヒーは農作物なので・・・
   年によって豊作・不作があり・・・・
   同じ農園の同じ品種の豆でも味が毎年のように違う・・・
   ましては農園が違ったり、品種が違えば・・・
なんて言ってはいるが、
こうして、同じ農園で同じ品種のコーヒーを
生育環境の違いだけで味が違う経験をしてしまうと、
後頭部を何かで叩かれたような衝撃だ。

   つづく
    ・
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    ・

2009年10月26日月曜日

パナマのゲイシャ その1

ゲイシャ
もちろん、ゲイシャ、フジヤマではありませんぞ!

ご存知の方も多いと思うが、
今現在、世界のスペシャルティコーヒー市場で最も注目を集め、
最も評価が高いコーヒーの品種名だ。

オリジナルは、勿論、コーヒーのふるさとエチオピア。


良質なゲイシャ種のコーヒーを生産することで
注目を集めているパナマのラ・エスメラルダ農園の方が
先月末に日本にやってきた。

名古屋でもプレゼン+試飲会があったので参加してきた。
非常に有意義な時間であったので、ここで報告したい。
(常連さんの方々には、大まかお話していることだが)


感じたことは大きく3つ。


1つめ
品質の高いコーヒーを育むのは大変!!

 ゲイシャ種のコーヒーは生産性がかなり低い。
 高木で収穫しにくく、単位面積あたりの収穫量が少ない。

 エスメラルダ農園が生産するゲイシャ種は、
 パナマの国際品評会で毎年のように1位を獲得している。

  コンテストで行われるカッピングは完全ブラインドである。


2つめ
生豆(素材)の品質が非常に重要である!!

 素材である生豆の品質が非常に大切であり、
 それゆえに、それをきちんと表示する必要がある。

 これについては大切なことなので、日を改めて書きたい。


3つめ
小さな自家焙煎コーヒー豆屋を営むボクに
一体何が出来るんだ!?

 ボクができることは限られている。
 ブログを書き始めた最初の頃にも言ったけど、
 コーヒー豆屋が出来るのは、
 農園の方々が手塩にかけて育てたコーヒーを
 いかに素晴らしい状態にして多くの人々に橋渡しするか・・・。

    生産者 → → 豆屋(うま珈) → → 消費者

 ボクがやっていることは非常に小さいが、
 しかし、非常に大切なポジションにいる。

 そして、改めて、
    少しでも多くの人に、
    本物の良質なコーヒーを楽しんでもらいたい!

 と強く思った。


遠くの国々で愛情をこめて育てられたコーヒー。 
ボクはそんなコーヒーたちに真剣に向き合い、
丁寧に心をこめて命を吹き込む。  

ひと粒ひと粒丁寧に焙煎し、 ← ←← 焙煎は重要!
それをお客様に丁寧に説明し、← ← 品質表示も大切
美味しく飲んでもらい、
気に入ってもらう。


ボクは、たったこれだけしか出来ない。
でも、これだけは頑張ってやっていきたい。

なぜなら、ボクはコーヒーが好きで、
コーヒーに生かされてるからだ。

だからこそ、コーヒーを裏切れないし、裏切りたくない。

間違っても、

 虐げられたコーヒーにはしたくないんだ。
  つづく
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    ・

2009年10月20日火曜日

ネットデビュー?

当店は2005年5月に開店したので、
かれこれ4年半が経つ。

開店当初から広告らしき広告は出していない。

更に不幸(?)なことに、ボクはアナログ人間だ。
パソコンは得意な方じゃない・・・むしろ苦手なくらいだ。

パソコンは会社を辞めた、かれこれ10年位前に始めた。
もちろん、開業を見越してのことだ。

その当時、知り合いという知り合いに
得意になって取得したメールアドレスを伝えたら、
随分驚かれた。

 「えっ~~お前がメール?」
 「先輩がパソコンっすか?」
 「時代も変わったもんだ!」

お店に来るお客さんはどう感じているか分からないが、
それほどまでにうとかった(今もだけど)。


インターネットにおいても、
このブログがネットデビューで、
 ( ↑ 大袈裟だっちゅ~~の)
不特定多数(いやいや特定少数)の方々に向けて、
いま自分が思うことを書き綴っているのだが、
慣れない上に、相手の顔が見えないので、表現の仕方が難しい。

随分なものの言い方になってやしないか不安だ。


そうこうするうちに、
ブログを書き始めて2ヶ月がたとうとしている。

当然ながら店のホームページもなく、
多くのお客さんから、

  ネット上にもっと広告を出した方がいい
         とか
  早くホームページを作った方がいい

など言われることが多い。


このブログも、実は、
そんなリクエストをしたあるお客さんの後押しがあって、
ようやく始められた。


今の時代、「ホームページもないでは・・・」
と思い、ブログから始めた次第だ。

この先どうなることやら
   ・
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   ・

2009年10月19日月曜日

手作りジャム・・・うまかぁ~~

実にありがたいことに、
お客さまからもらい物をすることが多い。


最近では、
 手作り芋タルト
 手作りりんごジャム数種(紅玉で作った)
 紅玉りんご
 マドレーヌ
 カステラ(福砂屋)
    
感謝の言葉しかない。


仕事柄、体を動かすので、営業時間中、どうしても小腹がすく。
食べ物の差し入れは、ことのほか嬉しい。
特に、コーヒーにあうお菓子なんかだと、なおさら。

それに引き換え、ボクにできることといったら、
  ちゃんとしたコーヒーをつくること
のみで、しかも御代を頂いての話で・・・
恐縮するばかりで・・・。



それにしても、手づくりってイイ~~


先日頂いた紅玉の手作りジャム、本当にウマイ・・・。
”うま珈バージョン”で売り出そうかなと思うほど。

材料である砂糖も、
 グラニュー糖やら、沖縄産のサトウキビやらで。


ジャムを下さった方は、
お二方とも遠くからわざわざお越しになる常連さん。
 半田から・・・。
 知多から・・・。

わざわざコーヒー豆を買いに来てくれるだけで相当うれしいのに、
                 ↑  本当に嬉しい!!
ジャムまでもらって(・・・ジャムだけではないけど)。
ただただ恐縮するだけで・・・。


この方たちは本当にコーヒーが好きだ。
ボクはこれだけで幸せなんだが、
そんな方たちとの語らいは、なおさら楽しい。


当店は豆売り店だけど、コーヒーも飲めるので、
常連さんの多くは、結構、くつろいでいかれる。

実際のところ、カフェのようでもある。


おうちでくつろぐような・・・
     おうちカフェ?
     くつろぎカフェ?

和んでおしゃべり・・・
    和みカフェ?
    おしゃべりカフェ?


そうだ、店名 

     ”うま珈フェ”

に変えようかな?

うん??

2009年10月15日木曜日

喜び!?の芋タルト

当店に、夏頃からちょくちょくいらっしゃるようになった
若奥様”ミワK”さんに 、
先日、手作りのお芋のタルトを1ホールごと頂いた。

非常に美味で、あとからご来店されたお客さん数人にも
召し上がって頂いたら大好評。
あっという間に完食。
奥さん、サンキュ~~ベリマッチ!



この奥様は、象さんが非常にお好きのようで。

もう15年位前の話。
サラリーマン時代、
年休(←今となっては、懐かしい響き)をとって、
ケニヤとタンザニアへ遊びに行った。
     (どちらもコーヒー産出国)


野生の象を数え切れないくらい間近で観たのだが、
彼らは意外に怖い。


彼らのテリトリーに近づくと、
必ずリーダーであるオスがメンチ切ってくる。
更に近づくと、鼻を大きく左右に振って威嚇してくる。
かなり怖い。
 → 名古屋弁で言うところの ”おそがい” 


彼らは群れで行動する。
当然、複数のお母さん象と子象たちがいる。
なので、リーダーのこの行動は、当然と言えば当然。

専門のドライバーが運転するワゴンに乗っているので、
一応安心ではあるが・・・
彼らの縄張りから離れれば、まったく安全だ。


アフリカでは、ハンターから恐れられている5つの大型獣を
 ”ビッグ5” という。
     ライオン
     アフリカゾウ
     シロサイ
     バッファロー
     ヒョウ

サイとヒョウをみることは非常に難しい。
ヒョウは、ケニヤで1回だけ、木の上にいるのを目撃。
サイは、ケニヤで一頭、
    タンザニアのンゴロンゴロで親子を見たゾウ・・・。


この中で一番危険な動物、それが象だ。
ライオンでさえ、よっぽどのことがなければ、
象を襲わないらしい。
襲う時は決死の覚悟で、しかも、群れで・・・。




タルトに話を戻してと・・・
よくよく考えたら面白い。

(ボク)15年も前に行ったタンザニアのはなし を → 奥さん に
(奥さん)その お礼にタルト  を → ボク に
(ボク)タルト  を  → お客さん に 

ボクが好きでアフリカへ行って、
その話で奥さんが喜び、
その奥さんが作ったタルトでボクが喜び、
ボクが店に来るお客さんにあげて、お客さんが喜ぶ。


最初がボクのアフリカで、最後がお客さんのタルトだ。
どうみてもつながりようがないのに、つながった!

これで奥さんがアフリカへ行こうものなら・・・
  (マジで行きたそうだ)

アフリカ発1ホール タルトで喜びの1サイクルだ。

2009年10月13日火曜日

タンザニアの創作コーヒー(ブレンド)

前回ご案内したタンザニアAAモンデュール農園の豆は、
アフリカ産らしく非常に個性的。

面白い豆であるが、悪い言い方をすれば、
万人向けのコーヒーとは言えない。

だからだろうか?ハマル人はハマル。
このコーヒーの中煎りだけを毎月1キロ飲む常連さんがいる。

個性があるので、創作コーヒー(ブレンド)の主役としても
その持ち味を十分発揮する。

この個性派のコーヒーをベースに使用しているブレンド3種類を
紹介したい。

 ★シャイニングスター  中煎りブレンド
   → タンザニア(中煎り)をベースにしたブレンド

   → タンザニアのすっきりした爽やかな甘酸味をベースに
      柔らかな酸味とコクをプラス。

   → タンザニア最高峰のキリマンジャロは、スワヒリ語で
     ”輝く山”と言う意味。その輝く山と明るい酸味を
     表現するため、”シャイニングスター”と命名。

   → ドリップの方がシャープな酸味が味わえる。
     プレス抽出だと、酸が和らぎマイルドになる。

     使用豆
       タンザニアAA・モンデュール農園(中煎り)
       グァテマラ・レタナ農園(中煎り)
       パプアニューギニア・ブヌンウー農園  
 
     価 格
        100g  400円
        250g  900円(10%引)
        500g 1,600円(20%引)  


 ★前後ブレンド (ビター タイプ) 深煎りブレンド 
   → タンザニア(深煎り)をベースにしたブレンド

   → きりっとしたタンザニア(深煎り)の苦味を、
     ブラジル(深煎り)のボディで包み、
      更に、グァテマラ(中煎り)の酸味でメリハリ感を!

   → ドリップよりプレスの方が、
          苦味と酸味の奥行き感を味わえる。

     使用豆
       タンザニアAA・モンデュール農園(深煎り)
       ブラジル・モンテアレグレ農園(深煎り)
       グァテマラ・レタナ農園(中煎り)

     価 格
       100g  420円
       250g  945円(10%引)
       500g 1,680円(20%引) 


 ★ブラックアフリカーノ  深煎りブレンド ストロング
   → タンザニア(深煎り)をベースにしたブレンド

   → 味の中核は、コロンビア(極深煎り) の重厚な苦味とコク。
       +タンザニア(深煎り)のしまった苦味
       +ブラジルの柔らかい苦味 
     苦味に広がりがあるストロングタイプの深煎りブレンド

  → ミルク、スウイーツとの相性バッチリ

   → ドリップアイス、水出しアイスも Very Good!!

  → ドリップ、プレス共にOK!

    使用豆
       タンザニアAA・モンデュール農園(深煎り)
       コロンビア・サントゥアリオ農園(極深煎り)
       ブラジル・モンテアレグレ農園(深煎り)

    価 格
       100g  440円
       250g   990円(10%引)
       500g 1,760円(20%引) 

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2009年10月11日日曜日

タンザニアAA モンデュール農園

今回は、アフリカ・サバンナの話(9/28)が出たので、
タンザニア(*)のスペシャルティコーヒー豆のご紹介です。
      (*)タンザニア・・・通称キリマンジャロ

<タンザニアAA モンデュール農園>
 品種 ティピカ種、ケント種(ブルボン種とティピカ種の交配種)
 標高 1650~1840m 
 精製 水洗式 
 収穫 ニュークロップ

 ・この農園は、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山の
  裾野に広がるタンザニア最大のコーヒー産地であるモシ、
  アルーシャ地域にある。

 ・農園で収穫されたものの内、品種をティピカ種と
  ケント種(ティピカ種とブルボン種の交配種)に限定し
  さらに、大粒(AAグレード)のものだけを選別。

 ・濃厚で甘い香りが特徴

 ・大粒で肉厚 ( ← 焙煎が難しい)

 ・煎り豆のセンターカット(割れ目)が黄金色にみえることから
  ”ゴールデンセンター”と呼ばれる。

 ・タンザニアのコーヒーは、中煎り、深煎り共に、プレスより
  ドリップの方が、より個性的になる傾向がある。
  言い方をかえると、とんがった味になる。
  
 ★中煎り
   → すっきりした爽やかな甘酸味

   → タンザニア特有のコクが出始めたところで煎り止め

   → ドリップの方が、すっきりシャープな酸味が楽しめ、
     プレスで淹れると酸の感じが丸くなる。

     価格  100g   400円
          250g   900円(10%引)
          500g  1,600円(20%引)  

 ★深煎り
   → 中煎りより、さらにしっかりしたボディが加わり
      きりっとした苦味がある。

   → ミルクとの相性バッチリで、アイスにしても Good!!

   → 上述の”ゴールデンセンター”は、深煎りで顕著に
     観察出来る。豆で購入される方は、一度ご覧あれ!!

   → ドリップでもプレスでもきりっとした苦味が楽しめる。

     価格  100g   420円
         250g   945円(10%引)
         500g  1,680円(20%引) 


 ●当店のコーヒー豆の価格は、特別限定のもの以外は、
    250g・・・10%引き(100g単価の)
    500g・・・20%引き(100g単価の)
  
  お気に入りのコーヒーを見つけて、
  懐を気にせず、がんがん飲んでくださいね!!
      ・
      ・
      ・

2009年10月10日土曜日

興味深いデータ

コーヒーに関するデータをほんの少しだけ紹介したい。

コーヒーは世界で2番目に取引金額の多い1次産品
言われている。 (もちろん1位は石油)

コーヒーの主な消費国は、 アメリカ 欧州諸国 日本 だが、
近年は、生産国の自国内消費も増加しつつあるそうだ。

★コーヒーの年間消費量(多い順に)
    アメリカ(125万トン)
    ブラジル(82.5万トン)
    ドイツ(54.3万トン)
    日本(40.9万トン)
    イタリア(33万トン)
    フランス(32.6万トン)

 日本は世界第4位のコーヒー消費国である。
 輸入国に限ってみれば世界3位。


★1人当たりのコーヒー消費量(多い順に) 
    ルクセンブルク(16.65 kg)
    フィンランド(12.01 kg)
    ノルウェー(9.85 kg)
    デンマーク(8.75 kg)
    オランダ(8.38 kg)
    スウェーデン(8.19 kg)
 これら北欧諸国は、
 総消費量が多い
    アメリカ(4.13 kg)
    ブラジル(5.30 kg)
    ドイツ(6.27 kg)
    日本(3.41kg)
 をはるかに上回っている。
          出典:ICO(国際コーヒー機関)統計2009年2月


北欧はコーヒーが美味しいとはよく聞くが、
データを見れば納得だ。

当店のお客様の中に、
フィンランド経由でロシアを旅された方がいるが、
 「北へ行くほどコーヒーの味がおいしくなる」
 「スペインやフランスよりもロシアは味がまともだった」
 「ヘルシンキの空港で飲んだコーヒーが、
  これまで行った外国の中では一番美味しかった。」
と仰っていた。

空港で飲んだコーヒーが美味しい・・・なんてクールなんだ!
街なかの専門店のコーヒーはもっと美味しいに違いない。


★日本国内のコーヒー消費量の推移
   1970年  緑茶の5分の1程度だったが
   1980年~1990年  緑茶を追い抜き
   2003年   約15万トン 1970年の約6.6倍、緑茶の1.5倍

すごい!
コーヒーは、いまや、すっかり日本人の生活に
定着していることがわかる。
嗜好品の枠を超え、もはや日常品にさえなっている。

が、しかし、
1人当たりの消費量*ではベストテンにも入っていない。

 *:日本人1人当たりのコーヒー消費量
    1杯10g換算で1人当たり1年間で340杯ほどだ。


北欧の例ではないが、
本当に好きな人はたくさん飲む。

飲む人がたくさんいれば、
マーケットは成熟する方向に向かうので、
いいものも集まるということだ。

味覚に繊細な日本も負けてはいられない。
↑ 表現が変?

2009年10月9日金曜日

日本でのスペシャルティ

日本に目を向けてみると・・・

2000年に入った頃から、スペシャルティコーヒーの動きが
日本にもおしよせてきた。
外資系コーヒーチェーンの上陸もこの頃からである。

日本は世界第4位のコーヒー消費国。

日本のコーヒー文化も変革の時を迎えているといえる。


ボク個人は・・・
より美味しい、より上質なコーヒーが、
より多くの人達の目に触れ、舌に触れ、
広まっていくことには賛成。

さらにいうなら、
日本の風土や味覚に合った
日本独自のスペシャルティコーヒーのあり方が
あってもいいのではないかと思う。

そうすれば、日本のコーヒー文化も成熟していくことと思う・・・。

2009年10月8日木曜日

スペシャルティコーヒー

栽培地の風土特性に由来する際立った風味・特徴を
備えたコーヒーのこと。
      フローラル・・・
      チョコレート・・・
      フルーティ・・・
これら特有の香味が口の中に広がり、
さわやかで複雑な味わいが楽しめる。

特有の香味は、ワインでいえば
「テロワール(ブドウの生育環境)」の違いで生まれる。

一般に流通しているコマーシャルコーヒーと呼ばれる
ものの多くは、これが不明である。
(生産地や複数の品種が混ぜられている)
    ← お米で言うところのブレンド米

農園や生産者、精製方法などを明確にすることで、
その土地の気候や土壌が育む豆の個性が分かるようになった。

なお、スペシャルティコーヒーの世界統一の定義は
まだ固まっていない。
 

2009年10月7日水曜日

お店にあるコーヒー豆

当店にはまだホームページがない。
  ←「早く作れ!」と周りの声・・・!
超アナログ人間のボクは、今このブログで手一杯で・・・。

少しはお店らしくと思い、
このブログで、新入荷のコーヒー豆、
定番のコーヒー豆も案内していくつもり。

当店で扱っているコーヒー豆は、
基本的にスペシャルティコーヒーなのだが、
スペシャルティコーヒーを使うこと自体が目的ではない。

  美味しいコーヒーを作りたい・・・
  そのコーヒーをより多くの人に飲んでもらいたい・・・

これがスペシャルティコーヒーを使う理由だ。

ボクがコーヒー豆屋を始めたのもこのためだ。

ならば、
  どういう店にしたいのか?
  どういうコーヒーを作りたいか?
を説明せねばならないのだが、長くなるので、
また改めて
  ・
  ・
  ・

2009年10月1日木曜日

ブラックで・・・不味い!

うちの店は、子供連れの奥様が多いことはこの間書いたが、
少し大きな子供・・・小学校~高校くらい・・・をつれて来る
お父さんもいらっしゃる。

先日いらした常連さんのお子さんの話。
その常連さんは、いつもコーヒーを家族4人
・・・ご夫婦、中学生と高校生の男の子2人・・・
皆で楽しまれているご様子。

中学生のお子さんの修学旅行でのこと。
食事の最後にコーヒーほか飲み物が出された。
中には、コーヒーを飲む子もいたらしいが、当然ながら、
砂糖たっぷり、ミルクたっぷりのフルコース。
そのお客さんのお子さんだけがブラック。
 ↑ これだけでも随分かっこいい。
  (表現は変だが)ボクが女子だったら、胸キュンだ!

しかも、出されたコーヒーに、
  「このコーヒー香りがない」
  「美味しくない」
とひと言ふた言。
  ↑  なんてかっこいいんだろう・・・ 

  ファミレスやファーストフード・・・
  ホテルや一流レストランまでも・・・
  ここ名古屋の大手コーヒーチェーン店・・・
コーヒーは嗜好品と言えども、
これらのまじめに取り組んで作られていないコーヒーを
美味しいと思っている大人たちに
彼の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいくらいだ。

こんな子供が増えたら、手抜きコーヒーは少なくなり、
日本のコーヒーマーケットが成熟すること間違いない。
   ・
   ・
   ・

2009年9月28日月曜日

インスタントがおいしい・・・エッ!?

(先日書いた「悲しい現実・・・コーヒーは置き去り」の続き)

ところが!である。
そんなボクでも・・・
インスタントコーヒーをよく飲んだ時期があった。

この世に生を受けて、20年くらいが過ぎた・・・
大学の研究室に缶詰状態だった・・・頃だ。
本当に不味いながら、よく飲んだものだと思う。
もちろん、砂糖、ミルクを入れたフルコースコーヒーだ。
酸欠状態の脳への糖分補給だったに違いない。
当時でさえも、決して美味しいとは思っていなかったハズなのだが。

本題に入ろう。

そんなボクでも・・・
雰囲気に騙されて(?)、インスタントコーヒーを
美味しいと感じたことが、過去数えるほどだがあった。
もちろん、コーヒー屋になる前の話だ。
 1つは・・・(山に登った時の)山の頂上
 2つは・・・アフリカのサバンナ

山で飲むコーヒーはいつでもどこでもうまい。
特にその頂でのそれは格別だ。
空気は綺麗、
景色も最高、
心地よい疲労感、
登頂という達成感からハイテンションに。


富士登山を一度だけしたことがある。
ボクにとって、決して楽しい山行ではなかったが、
ハマル人はハマル。
御来光は、やはり、素晴らしいから。

富士山頂で御来光を待つ間、寒さに震えながら
 ( ← 夏だが、山頂の早朝は寒い)
一緒に行った仲間と飲んだコーヒーはうまかった。

山行ではインスタントにせざるを得ない理由がある。
山に登る時は、余分な物は一切持たない。
重さを抑えるのと、余分なごみを増やさないためだ。
 (ごみは自宅まで持ち帰るためだ)
コッヘルやカップをふき取るための
トイペも芯を抜いて持っていく。
そのため、コーヒーはおのずとインスタントになる。
百歩譲ってプレスだが、それでもかさばる。
ドリップなど論外だ。


もうひとつは、タンザニア(*)セレンゲティ国立公園でのこと。
夕暮れ時、サバンナの地平線上に
”つがいのキリン”が浮かんで見えた。
彼らは、走っているかのようだったが、
周りの空間には何もなく、また余りに広いため、
そのいでたちはとても優雅で・・・とても穏やかで・・・
時間が止まっているかのようなひと時。

サファリカーの中からの眺めだったが、
保温ポットに入れたコーヒーを飲みながら、
こんな美しい空間で、彼らと共にいられる幸せを
かみしめたひと時であった。


つまり、
「自然豊かなところで飲むコーヒーは格別」
ということかな。
それがインスタントであっても・・・。

おそらく、これは、人の五感が刺激されているからに違いない。
花見の酒がうまいのも同じ理由かな?

  五感と味覚については、ボク自身非常に興味がある。
  また改めて触れたいと思う。
  五感…視覚 聴覚 嗅覚 触覚 そして 味覚


(*)タンザニア
 日本ではキリマンと言う名前で親しまれているコーヒー産出国。
 アフリカ大陸最高峰キリマンジャロの裾野で収穫される。
 味の特徴を大まかにいうと、
   すっきりした酸味があり爽やか
   濃厚でしっかりしたなボディ感と甘い香り
   ミルクとの相性バッチリ!!
   アイスにしても Good!!
 
 ここで、ちょっとだけ宣伝
当店には、このタンザニアの優秀な農園のコーヒー豆がある。
    詳しくはこちら → タンザニア・モンデュール農園
  

2009年9月24日木曜日

悲しい現実・・・コーヒーは置き去り

先日、知り合いと久しぶりにフレンチに行った。
雰囲気ばっちり、料理もそこそこ美味しかったのだが、
予想通り、締めくくりのコーヒーが・・・。

食後にあうよう、一応深煎りのコーヒーだったのだが、
その味が酷かった。
  ただ苦いだけ・・・
  ボディ感がまったくない・・・
最悪の深煎りコーヒーだ。

雰囲気のよい所でこのコーヒーの味だ。
家で飲んだ時のことを想像したら・・・
(家で飲むコーヒーを提供することを仕事とするボクは、
 身が引き締まる思いだ)

そのコーヒーと共に出されたデザートは4種類。
 ↑ デザートともに出されたのがコーヒーと言うべきか?
     ゆず風味のムース
     マンゴーアイス(シャーベット)
     チョコタルト
     モンブラン
全体的に甘めだったので、
なおさら、コーヒーにはボデイ感が必要なのに・・・。

しっかりと考えられたフルコースは、いわば、料理人の作品だ。
フルコースを、シェフのひとつの作品と考えれば、
最後まで手を抜いてはいけないと思う。
デザートに腕を振るったとすれば、
それにあうコーヒーを出さねばならないと思う。

コーヒーのプロであるボクにとっては、
コーヒーづくり、特に、ブレンドは自分の作品だと思っている。
なので、ブレンドをおいしいといって気に入ってくれるお客さんは、
抱きしめたくなるくらい嬉しいもんなんだ。
 (→ ブレンドについては、機会を改めてお話ししたい)

不幸にもホテルやフレンチ、イタリアンなどのレストランで
美味しいコーヒーに出合った試しがない。

今回も、そういった意味では、まぁ予想通りだけど・・・
これが、コーヒーの悲しい現実だ。

このように街中いたるところで出会う
  ”しいたげられたコーヒーたち
については、
映画「おいしいコーヒーの真実」のとこでも書いた。

コーヒーを愛するボクにとって、
まじめに取り組んでつくられていないコーヒーに
遭遇することほど悲しいことはない。

元々、フレンチやイタリアンなどのレストランに
コーヒーの味を求めてはいないが、
今回、少々辛口な表現になってしまったのは、
あくまでコーヒーを愛する立場から故のものだ。

この先明るい兆しが見えるわけでもないが、
ボクが唯一出来ることは、
まじめにコーヒーに取り組むことのみだ。
そうすれば、コーヒーの本当の美味しさを
知る人が増えていくハズなので・・・
  ・
  ・
  ・

2009年9月22日火曜日

連休中も通常とおり営業!!

ボクは商売っ気がないと、常連さんからよく言われる。
本人は決してそんなことはないと、
思いこんでいるから始末に終えない。
多くの方に言われるので、最近反省し始めている。

考えてみれば、お店のホームページもないし、
ネット上でもろくに宣伝らしきことはしていないし・・・

このままではいけないと、
超アナログ人間が始めたのがこのブログ。

がしかし、このブログでも、そう言えば、
店のことをあまり?ほとんど?書いてないのに、
先程いらしたお客さんに、
「(店があいてていて)よかった!!」
と言われて気がついた。

ここで一念発起(←大袈裟)してのお知らせです。

この連休、通常通り営業しています。
 ↑ 今頃遅いって! ← 常連さんのこえ!

2009年9月21日月曜日

どうやら子供が・・・

もう開店して4年になる。
いろいろなお客さんがいて楽しい。
(あまり大きな声では言えないが、
 たま~~に不愉快な思いをすることもあるけど…。)

うちの店は、どちらかと言うと
女性のお客さんの方が多い。
しかも、小さなお子さん連れの奥様が。
これは開店当初からあまりかわらない。

先日、映画「おいしいコーヒーの真実」のビデオ
をわざわざダビングして持ってきてくれた奥様も子供連れだ。
いつもかわいい女のお子さん(現在2歳)を連れてらして、
しばらく、くつろいでいかれる。
ボクも、ほんのひと時、憩いの時間だ。
どうやらボクは、子供がすきらしい。
お子さんと触れ合うのは苦にならない。

本当のところ、もう少し小さなお子さんが遊べる?
くつろげる?戯れる?空間が欲しいのだが、
何せここはコーヒー豆屋。

小さな店で、皆さんに窮屈で、
居心地悪い思いをさせる時もあるかも知れないし、
さらに、ボクは少々暑苦しい顔をしている。
サラリーマン時代は、口ひげとあごひげ両方を
生やしていたので、昔はベトナムの兵士みたい
と言われ・・・。

しかし、ボク自体、
そんなに暑苦しくはないと思っているのだが・・・
どうなんだろうか?

2009年9月17日木曜日

うま珈 UMAKA で無料レンタル

そうそう、大事なこと、言うの忘れてた。
(昨日のブログのつづき)

★映画「おいしいコーヒーの真実」
  デジタルWOWOWでの放映予定
      9/18(金)午前11:00
      10/1(木)午後 0:40

  映画『おいしいコーヒーの真実』公式サイト
    

ビデオ貸したるがね!
昨日のブログの冒頭で申し上げた、
お客様から頂いたこの映画のダビングテープ(VHS)、
興味のある方、無料で貸しちゃいます。
 ・テープ VHS(1回録画した映画のダビング)
 ・対象  ご来店のお客様のみ。
 ・先着  1万名様
 ・合言葉 ”例のヤツお願い!”

お気軽にどうぞ!!

2009年9月16日水曜日

映画「おいしいコーヒーの真実」

昨日、子供連れの奥様がご来店になり、
「おいしいコーヒーの真実」というドキュメンタリー映画
をビデオにわざわざダビングして持ってきて下さった。
WOWOWで放映されたとのこと。

今週の金曜と来月初めに再放映されるようなので、
そのご案内もかねて。

ここ名古屋では、昨年8月に今池にある
名古屋シネマテークで上映された。

当店にお越しの皆様には、公開当時、
店先でご案内したので、ご存知の方も多いハズ。
当店が毎月発行している「うま珈通信41号」にも
書いたけど、改めて考えてみた。


これを見るとコーヒーに対する見方が変わるかも
 コーヒーはとても手がかかる農作物で・・・
 まちにあふれているコーヒーの数々・・・
   缶コーヒー、インスタント、ファーストフードの・・・
 が実はこんなに安いのはありえないこと・・・
など


この映画は、
普段気軽に飲んでいる1杯の裏側に隠されている
“コーヒーのもうひとつの顔”を伝えてくれている。

コーヒー発祥の地エチオピアで
貧困にあえぎながらコーヒーを作る人々と、
そんな彼ら生産者に正当な報酬が還元されることなく、
コーヒーの価格は、
大企業に大きな利益をもたらすために決定されていく。

スクリーンでは「生産国」と「消費国」の風景が
淡々と切り替わるが、その落差があまりにも激しい。



<この映画を観て感じたこと>
「コーヒーを提供する側」と「コーヒーを消費する側」の
両方の立場から考えてみた。


★コーヒーを提供する立場から考えると…
ボクたちは、コーヒーを日常生活に欠かせないものとして飲んでいる。

コーヒーは
 世界で最も多くの国で飲用されている嗜好飲料
 全世界で一日に消費される量は約20億杯
と言われている。

それがどのような人々の手で作られ、
どのような道をたどって
自宅やカフェのテーブルに届いているのか、
あまりにも知られていない。
まずは知ることが最初の一歩だ!

微力ながら、当店もその道先案内人の一人として
お役に立てればと思っている。


金融危機ですっかり忘れ去られたかのような
食品偽装の問題然りだが、
単純には言えないけど、

価格優先の価値観から少し距離を置くべき 
 と考えている。

⇒よいもの・・・コーヒーの生豆・・・を適正なルートと
   価格で仕入れ、それにみあった価格で販売する。

“よいものを提供し、それにみあったお金を頂く”
 と言うスタンスだ。




★コーヒーを消費する立場から考えると…

コーヒーを取り巻く現実はと言うと、
品質に対する意識がマーケットの中で育っていない
ので、価格優先になっている。

その多くの原因は、コーヒーを提供する側に
問題があると思う。
ファミレス、ファーストフード、巷の喫茶店、レストラン、
ホテル・・・のコーヒーは全てそうだ。

ボクは、まちの至るところで、
いつも”虐げられたコーヒーたち”に出会う。
 なら飲むな!と言われそうだが、
 分かっちゃいるが飲まずにはいられないから厄介だ。

コーヒーを愛するボクにとって、
まじめに取り組んでつくられていないコーヒー(*)
遭遇することほど悲しいことはない。

コーヒー色をした”変わり果てた液体”をすすりながら、
 「農家の人達が丹念に育て、
   遠路はるばるやってきたのに、
    こんな姿に成り果ててしまって」

生産農家の方々の血と汗と涙は報われないまま・・・。


(*)コーヒーに真摯に向き合う=まじめに取り組む
 コーヒーの木からとれる種がコーヒー(生)豆。
 その自然の恵みに襟を正し、ちゃんと向き合う。
 生豆を
    、  ”普通に”焙煎し、
   飲む時に”普通に”粉砕し、
   飲む時に”普通に”抽出する。
 たったこれだけだ。
 それが多くの場合、なされていないのが現実だ。



⇒「とにかく安いコーヒーが飲めれば何でもいい」という
 価値観から少し離れてみる。

⇒コーヒーの生産に携わる農家の人々の生活を想像し、それが少しでも向上するのを願いつつ、
 まともな(適正な)対価を支払うという価値観にシフトしてみる・・・

切にそう思う。



いづれにしても、当店が出来ることは、
 コーヒーに真摯に向き合い、まじめに取り組むこと
 美味しいコーヒーを皆さんに提供し、満足して頂くこと
これに尽きる!!


そして、皆さんにお願いしたいのは、
  おいしいコーヒーを飲む
  不味いコーヒーは飲まない
  異常に安いコーヒーは飲まない
ことです。
そうすることは、良質なコーヒー豆を生産する農家の方々を経済的にサポートすることにつながると思うから。



『おいしいコーヒーの真実』・・・
アメリカ発の金融危機で、
資本主義のあり方が問われている昨今、
コーヒーという別の切り口から、
現在の資本主義のありかたを考える機会として、
コーヒーを愛する方にも、そうでない方にも、
ぜひご覧いただきたい。そんなドキュメンタリーだ。

2009年9月15日火曜日

どうみてもイチローはもっと丈夫だ!

祝!イチロー 9年連続200本安打達成!!

コーヒーのこと書こうと思ったけど・・・
やっぱ今日は、イチだな!

イチローがやっちゃいました。
大リーグ新記録、9年連続200本安打達成です。

これまでの記録がウィリー・キーラーの1901年なので
108年ぶりの達成
近代野球とされる1901年以降での新記録は、
まさに金字塔でほぼ不滅の記録といえる。
それまでは、ファウルがストライクにカウントされなかった
打者有利な時代だ。

近代野球に限ると、イチローに次ぐのは
1983~89年に記録したウェイド・ボッグスの7年連続。

このボッグス、1992年の日米野球で来日している。
東京ドームで見た試合前の打撃練習がすごかった。
同じところにまるで投げているように打ち返す。
何度もだ。三塁、ショート、セカンド・・・

野球をやったことがある人間ならわかる、
これがどれほど難しいことか。
何せ、スポーツにおいて7割も失敗しても褒められるのは。
野球の打撃ぐらいだ。
それほど難しいと言うことだ。

<イチローのメジャー記録>
 2001年 新人シーズン最多安打(242本)*
 2004年 シーズン最多安打(262本)
 2009年、9年連続200本安打

* イチローに破られるまでは、
映画フィールドオブドリームで最初にあちらの世界から
夢の畑に現れたシューレスジョーが1911年に記録した。

140年という大リーグの長い歴史の中で、
シーズン200本安打を史上最多の10度も記録しているのが
ピート・ローズ
(レッズ)。
そのローズには、メジャー歴代最多4256安打の記録がある。
その両方を破るのはイチロー以外にはいないと言われている。


イチローの現時点での通産安打数は3283本だ。
日本時代1278安打+大リーグ2005本
あと1000本足らず。

イチローの野球に対する真摯な姿勢と
日々の鍛錬なしにはこの偉業は成し得ない。
ボクも、美味しいコーヒーづくりをする上で、
見習うべきことは多い。


何だか無性にバッティングセンターに行きたくなった!

2009年9月13日日曜日

こう見えても身体が丈夫だ!

コーヒーが好きなボクにとって、
当然、コーヒーはなくてはならないものだ。
1年365日欠かすことは一度もない。一度たりともだ。
少ないときでも1日3~4杯、多い時だと10杯以上は飲む。
ボクは、コーヒー業界に貢献しているうちの一人のハズだ。

コーヒーは、ふつう、健康な時の方が美味しく飲める。
幸い、ボクはめったに病気をしない。
”こういう奴に限って、ぽっくり逝くんだ”と友人から
本気でいわれるが、今のところどうやら生き延びている。

中学~高校の6年間は一度も欠席したことがないし、
13年弱勤めた会社も病欠がないのは、
ボクの人生の中で、数少ない自慢のひとつだ。
 でもいかんせん、休もうにも仮病が通じない・・・。

あっそうそう、開店して4年余りが経つ。
病気で臨時休業したことがないのは、
カラダが資本の個人で営む店に求められる
大きな要素であることには違いない。

2009年9月9日水曜日

世の女性は・・・?泣く・・・?

フィールド・オブ・ドリームス の続き・・・。

「これは、男を泣かせる映画だ」と書いてしまったが、
当時一緒に観に行った連れの女性は泣いてました。
が、しかしだ、若い世代の人々や、
世の奥様方はどう思うだろう、この映画を観て。


誰にだって、
「亡き人に対するやるせなさ」や
「(亡き人が)生きている間にあ~~しておけば良かった」
という想いはあるんじゃ・・・

「夢はあった筈なのに何もしなかった」
  でも、
「今からでも遅くない」
「生きている間に悔いがないように」と・・・。

そこで、
"If you build it, he will come"
"Go the distance."(最後までやり遂げろ)

物語の最後、レイがシューレス・ジョーに語りかける。
 「あれは、君の声だったのか」
 「違うよレイ。君の声さ」

きっと誰にでもその声は聞こえている?
   でも、
 聞こうとしない?
   或いは、
 聴こえないふり?
なのかもしれない。

映画の原作者W.P.キンセラの著書の中に、
こんな一説がある。
 “馬鹿げたことを企てられない人間は、
   決して不可能なことは成し遂げられない”
と。

 夢がない人には夢を持つ素晴らしさを、
 夢を持っている人には、とんと背中を押してくれる・・・
 若い頃見た方は、お歳を召されてからもう一度・・・

そんな映画です。

映画の最後   for our parents
              ・
              ・
              ・

2009年9月8日火曜日

男を泣かせる映画

フィールド・オブ・ドリームス だ。

If you build it, he will come・・・
それを作れば彼はやってくる・・・
ある日、主人公のレイは、この謎の声を耳にする。
全ては、過去にやり残してきた人達の”夢”の実現のため・・・ 

この台詞・・・
もう20年くらい前だろうか、映画を観おわった後、
ず~と頭の中でこだましてた。
こんな感覚、コッポラの「地獄の黙示録」の”ヘリの爆音”と
ドアーズの曲を聞いた時くらいか。


この映画、いくつかの名シーンがある。
極めつけは、やはり、ラストだ。

若き日の父とレイが、
無言でただキャッチボールをするだけ。
ただそれだけなのに、なぜこんなにウルウルくるのか?
言葉にはできない男同士の心の交流・・・
父と子の和解・・・夢がかなったからだろうか。

父親が子供に教えるキャッチボールの意味。
アメリカの親子にとって最高のスキンシップ、
それがキャッチボール。
父と子が1つのボールを受けては投げ、投げては受ける。
父が子に何かを伝えてゆく。
これがベースボール。

2009年9月7日月曜日

フィールド・オブ・ドリームス

先日、居心地よいとこの投稿をしているときに、
ふと想い出した映画。

ここは、みなの夢をかなえてくれる”夢の畑”。
ボクが愛してやまないベースボールと
そのフィールドはモチーフ。
  いつの間にか忘れていたあの夢・・・
  うちなる心の叫び・・・
  夫婦・・・
  父と子、……
色々なことを考えさせられる大人のためのファンタジー。
若き日のケビンコスナー主演。
これは、男を泣かせる映画だ。

2009年9月4日金曜日

居心地よいとこ その2 

まちの喫茶店・・・
ボクには、もうひとつ居心地のいい空間がかつてあった。
それは、近所の喫茶店 だ。

小さい頃、よく親父に連れられていった。
親父は、もっぱらコーヒーで、
小学生だったボクは、 いつも決まって、
ミルクセーキ かナポリタン だった。

ナポリタンなんかは、
熱々の鉄板の上に、卵が敷き詰められ、
その上に真っ赤なスパゲティとウィンナー・・・
テーブルの上に置かれた時は、ジュージュー・・・。

味や盛り付け、色合い、グラスのデザインなど、
当時小学生だったボクにとってはどれも刺激的。

もう、ん十年も前のことなのに、今でも妙に覚えている。
これってすごい!
     ←ボクではなく、喫茶店のほうが・・・


ボクは、今、愛知県豊明市にある前後駅の近くで
家庭で飲むコーヒー豆をつくる仕事・・・豆を焙煎して
販売する・・・をやっている。

市内や刈谷、大府、知立など周りの町からだけでなく、
半田や知多など遠くから、わざわざ豆を買いにやってきてくれる
非常にありがたいお客さんにも恵まれている。
そんなお客さんの記憶の中に、いつまでも 残るような、
そんな存在でありたいと切におもう。


ここ豊明にはボクお気に入りの喫茶店は、
今のところないのが残念だが、
書いているうちに 無性にそのお店に行ってみたくなった。
少し離れたまちにあった喫茶店だが、今でもやってるかなぁ?
探していってみるかなぁ・・・!!

2009年9月3日木曜日

居心地よいとこ  

ボールパーク・・・
そう、ボクにとって、最も居心地がよい空間のひとつ。 直訳すれば、
   ボール遊び広場?

アメリカ・メジャーリーグの野球場の総称だ。
昔の中日球場も好きだったが、 野球場そのもので、
ボールパークの雰囲気ではないのだ。
最近のドーム球場にいたっては話にならない。
ひどい雰囲気だ。
東京ドーム然り、ナゴヤドーム然り・・・。

ボール遊び広場・・・
なぜ落ち着くんだろう?
野球が好きだから??

小さい頃、近所の小さな公園やちょっとした空き地を見つけては、
三角ベースに明け暮れた。
日が暮れるまで。
その頃の郷愁からか?

アメリカのボールパークにいると、
まるで自分が選手たちと一緒に ボールと戯れている
(=PLAY)ような気分になるんだ。

だから、やっぱり、ボールパークは最高だ!!

2009年9月2日水曜日

木曽川 川下り その2

この休日に木曽川で川下りした時、
カヌーを楽しそうにやっている人たちを見て、
ふと想い出した20年以上前の話だ。

関東随一の清流と言われる那珂川をカヌーで川下りをした。
入社したてのうぶなボクを、
右も左も分からない東京という都会のジャングルから
厳しい自然の中に放り出した(解き放った?)のは、
会社の先輩とその奥様。

先輩の愛車ジープにカヌーを積んで下流の下船ポイントに駐車。
そこでタクシーを拾って上流まで行き、
カナディアンタイプのカヌーを1時間くらいかけて組み立てて、
さぁ~出陣?進水?

初めてのカヌーでの川下りだったので、 かなりドキドキ・・・。
川から眺める辺りの景色は先日の木曽川とは風情は違ったが、
やはり魚の気分だった(に違いない)。
途中何度か、座礁→川におりてカヌーを手押し を繰り返しながら、
ようやく車を停めてある下船ポイントに到着。
河川敷で、”キムチ鍋パーティー”で盛り上がり、
そのまま川原で寝てしまった・・・・
と言うのは冗談で、奥様が運転する車の中で、
図々しくも先輩と2人Zzzzzzz・・・・

都合の悪い事は忘れ、よいことしか覚えていないと言う
お気楽な性格も相まって、
20年以上も前の話だが、今でもその時の事はよく覚えている。

人の記憶って不思議だ。
昨日観た映画の内容を覚えていなくても、
30年も昔に観た映画の中の1シーンを覚えていたりする。


魚になった気分・・・。
当たり前のことだが、ボクは魚ではない。
なので、本当のところ魚の気分はわからないのだが、
川下りをしていると、自然の雄大さを肌で感じる。

木曽川も、その河川美、多くの奇岩、
轟々とした早瀬と鏡のような深淵の流れに木々の緑。
それに対比するかのような構造物の数々・・・送電線の鉄塔、 ビル、トンネルや擁壁。
人間様がつくったものは、雄大な自然の前では ”ちゃち”に見える。
  (つくった人たち、ごめんなさい。)

Mother Nature
人は自然の中に生かされている。
そんな懐の深い自然に触れるといつもとっても穏やかな気分になれる。
同時に、人間の小ささ・・・人のはかなさ さえも感じる。


夏草や兵どもが夢の跡
らしくないが、 ふと、芭蕉の句を想い出した。




2009年9月1日火曜日

木曽川 川下り

この休日、久しぶりに・・・40年ぶり?・・・
歳がばれる?・・・誰も興味ないっ・・・
木曽川のライン下りに行ってきた。

大学時代、川のすぐ近くの国道21号を車でよく通り、
川を上から眺めては楽しんだ記憶がある。
川の中から見る辺りの景色もまた格別だ。
なんだか魚になった気分だ。

途中釣りをやっている人、カヌーをやっている人がいた。
ボクは釣りには興味がないのだが、
カヌーを楽しそうにやっている人達を見て、
ついつい”昔”を想い出していた。
そうそう、もう20年以上も前の話だ。


2009年8月28日金曜日

コーヒーが好き!!

当たり前だが、ボクは、コーヒーが好きだ。
飲むのも、淹れるのも、(人に)淹れてあげるのも・・・
そして、もちろん、つくるのも・・・

コーヒーをつくる・・・
 ボクはコーヒーをつくれない
 ボクはコーヒーを加工(焙煎)することしか出来ない
 遠くの国々で愛情をこめて育てられたコーヒー豆たち

 ボクの仕事は
  そんなコーヒーの生豆たちに火を通して煎り豆にし
、 皆さんが家庭で飲める状態に橋渡しすること。

遠路はるばるやってきた

フードマイレージたっぷりのコーヒー だからこそ、
ボクはそんなコーヒーたちに真剣に向き合い、   
丁寧に心をこめて、それらに命を吹き込むんだ。

 簡単そうに見えるこの仕事
     これが苦しくもあり・・・

     たのしくもある・・・
そんな よろこび と くるしみ の中から生まれた極上の
コーヒーたち!!

やっぱり、ボクは、コーヒーが好きだ。



2009年8月27日木曜日

I love Baseball

ボクは、野球が好きだ。
するのも、みるのも・・・

そして教えるのも・・・

ボクは、けっこうせっかちだ。


なのに、なぜ牧歌的とさえ言われるこのスポーツ

野球に魅せられるのだろう・・・
 広いフィールドを駆け巡れるから?
 投げる!打つ!走る!と いろいろ楽しめるから?

理由はともあれ、やっぱり、ボクは野球が好きだ。


2009年8月24日月曜日

ブログ始めました

愛知県豊明市 名鉄本線前後駅南で
自家焙煎のコーヒー豆売り店

  「こーひー豆処 うま珈」  を営んでいます。


脱サラして始めた 自家焙煎の
コーヒー豆屋です。

開業に至るまでの約20年ほどすごした東京でのこと・・・
  ・超多忙だったサラリーマン時代の13年間
  ・自主退社後、コーヒーの勉強をしたり、
   日銭を稼ぐためにアルバイトしたりの7年間、

開業後のこと・・・
 ・コーヒーのこと
 ・店に来るお客さんのこと
 ・日々、お店を営業しながらおもうこと


などについて思いのままに書きたい。

そうそう、大好きな
 ボールパーク w/ベースボール
 旅
 音楽
 映画
などもね
・・・