2010年4月30日金曜日

GWの営業

GWの営業についてです。
連休中は、通常通り営業しています。
 ↑ 毎度のことで、今頃遅いって! ← 常連さんのこえ!


5月4日(火)は、定休日でお休みさせて頂きます。
それ以外の日は、通常通り営業させていただきます。


                           

2010年4月29日木曜日

ブレンドづくり その2

ブレンドづくりは、いい意味で、 ”遊び” なので、
個性豊かなブレンドが豊富にあると、
なんか楽しくなる。

ブレッドの位置づけは、お店によって違うが、
大きく3つあると思う。

①ストレートの豆では表現できないところに、
  別の要素を加え、味に幅や奥行きを持たせ、
  より豊かな味をつくりだす。
  個性が強いストレートコーヒーをマイルドにするのも1つ。

②単価の高いストレート豆と単価の安い豆を混ぜ、
  売値を調整する。   例) ブルーマウンテン・ブレンド

③ストレートでは美味しくない豆を、
  混ぜ合わせる事によって飲みやすくする。


①が本来のブレンドのあり方。


ホリーコールのところ でも書いたけど、
「ブレンドづくり」は味の創造。
単なる混ぜモノ=ミックスではない。

主役(ベースとなるコーヒー)があり、脇役がある。
主役があってのブレンドだが、脇役あっての主役。

音楽にたとえると、
主役と脇役を、オーケストラよろしくうまく調和させ、
一つの味(音)に仕上げる。
複数のストレートコーヒーのハーモニー。

ストレートコーヒーの集合体を
”うま珈”色 に アレンジしていく。

この”うま珈”色の部分が大切。
店のオリジナリティがあらわれる。

美味しいブレンドを創りだすためには、
ストレートコーヒーそのものが、
独自の美味しさを持っていることが前提となる。

それらをケンカさせることなく、
うまいバランスで調和させる。
そして、まったく違った味を創りだす。

だからプロの技術・・・専門的な知識や感覚・・・が必要となる。
プロの腕の見せ所だ。

従って、ブレンドコーヒーは、
ストレートコーヒーよりも価格が高いはず。

当店では、ブレンドの豆の価格は、
ベースに使用しているストレートコーヒーと同じ価格にしている。

                 
美味しいブレンドコーヒーが豊富に揃っているお店・・・
それは、良いコーヒー店の証だ。

                           

2010年4月28日水曜日

干ばつ

今年に入って天候が不順だ。
2月が異常な暖かさと思ったら、3月は寒く、
4月に入っても、温かい日と寒い時が・・・。


先週末、北極圏で、雪ではなく降雨が記録されたらしい。
北極圏の気温上昇は、
「他の地域に比べて3倍のスピードで進んでいる」
とされ、専門家によれば、地球温暖化の原因といわれる
温室効果ガスとの関連を指摘しているとのことだ。



因果関係は定かではないが、
東アフリカのタンザニアとケニヤの干ばつが深刻だ。

この干ばつ、
過去26年間で最悪の状態だそうで、
かなりの数の草食動物が減少しているとのこと。


コーヒーに関して言えば、
ケニア、タンザニアの両国は、
良質なコーヒー豆の生産国なので、
コーヒー豆屋にとっては、見逃せない状況だ。

当店で取り扱っている豆で言えば、
タンザニアのモンデュール農園の不作が
既に伝えられてきている。



ところで、
「コロンビアマイルド」
という言葉はご存知でしょうか?

コーヒーは先物取引されており、
その中のグループ分けの呼び名のうちのひとつ。

NY市場では、生豆の製法(精製)の違いにより、
 コロンビアマイルド
 アザーマイルド
 アンウォッシュド
の3つのグループに分けられる。

「コロンビアマイルド」は、
原産国がコロンビア、タンザニア、ケニアの
アラビカ種のコーヒーをいい、
ここで、最高ランクのコーヒーとして取り扱われている。

タンザニアやケニヤの干ばつは、
同じ「コロンビアマイルド」のコロンビアの相場にも
影響を与える。
既に、来年のコロンビアの相場高騰が危惧されている。


当店にしてみれば、
コロンビアとタンザニアの高騰は、かなり深刻な問題になる。
ここ2~3年、コーヒー豆の仕入れが大変になる・・・。


                                    

2010年4月25日日曜日

ブレンドづくり

これが、案外難しい。
いや、相当難しい。

誰かの声・・・「ただ混ぜるだけじゃない!? 」
コーヒー屋の叫び・・・「とんでもない。」

ホームページでも書いているけど、
自家焙煎のコーヒー豆屋にとって、
最も大切で、しかし、最も難しい仕事。

焙煎は・・・
 単品(ストレートコーヒー)の持ち味を最大限引き出すこと。
 引き出す訳なので、素材の持ち味(品質)自体も非常に大切!

だけど
ブレンドづくりは・・・
 単品(ストレート)では味わえない
 奥行きのある、厚みのある味を表現する こと

これ、その店のプロとしてのレベル・力量が問われる。

ブレンドづくりが思うように出来るようになったら、
一人前のコーヒー屋だ。

美味しいブレンドのコーヒー(豆)豊富に揃っているお店は、
良いコーヒー屋の証 とも言える。

ボクが東京で修行した自家焙煎の豆屋さんにも
美味しいブレンドの豆がかなり豊富に揃っていた。

                

2010年4月24日土曜日

マイブレンドの創作依頼を頂く!

先日、常連のお客さまから、
 「オリジナル・マイブレンド」
の創作依頼を頂いた。

お客様専用の「オリジナルブレンド」をつくるのは久しぶり。
開店当初いくつかつくったのと、
先月末、お2人の常連さんにプレゼントしたのと・・・。

特に、宣伝をしているわけではないので、
常連さんでも知らない方が多いと思う。


このオリジナルのマイブレンド・・・
その方だけのために作る、
オリジナルなブレンドのことで、
もちろん、その方の了解なしに商品化しないし、
配合のも公表もしない、門外不出のもの。


先般ご注文頂いたマイブレンドについては、
ここでは詳しくかけないので省略したいが、
先月末、豊明の地を離れられた常連さんおふた方に
プレゼントした 「マイブレンド」について、
次回触れたい。

              

                      

2010年4月23日金曜日

ナイスカットミル

先日、ナイスカットミルの注文がはいった。
今年になって4台目。

(高性能でなくてもいいのだが)
ミルが家庭に普及することは、
コーヒー豆屋にとってはイイことだ。

豆をミルで挽くことは、
コーヒーを美味しく飲むための一番の条件といってもいいほど
重要なポイントだからだ。


コーヒーを美味しく飲むためのポイント
 1 良質なコーヒー豆を調達(購入)すること    
     → 値段が高いコーヒーという意味ではありません
 2  コーヒーを淹れる直前に、豆から粉に挽くこと
 3 抽出したコーヒーは、(冷めても)加熱しないこと

この3つでOKだ。
特段、抽出にこだわる必要はない。
コーヒーメーカーでも十分美味しいコーヒーは飲める。
もちろん、
 ドリップに凝ったり、
 プレスで淹れてみたり、
 気分を変えて、エスプレッソで抽出したり、
すべて、OK!!

一番重要なポイントは、先に書いた3つだ。


3つ目の冷めたコーヒーについて。。。

冷めてしまったコーヒーは、加熱しない方がいい。
冷めたコーヒーを加熱すると、煮詰まったコーヒーになる。
煮詰まったコーヒーほど味気ないものはない。
街中には、このような”虐げられたコーヒーが溢れている。

余ったコーヒーは、熱いうちに保温ポットに保存するようにする。

最近、コーヒーメーカーでも、魔法瓶タイプのものが多くでている。
魔法瓶の場合、
ステンレスのものより、ガラス瓶タイプのものの方が冷めにくい。

当店で、常連さんにサーブする
 ”もったいないコーヒー(賄いコーヒー)”は、
大体、朝10時頃淹れるが、
これをガラス製の魔法瓶に入れておくと、
(量にもよるが)夕方まで十分温かい。

また、コーヒーの味は、冷めた時の方が分かりやすい。
熱いうちは、味覚ではなく、痛覚が反応する。
チンチコチンで飲まない方がイイ。

質の悪いコーヒーは、冷めるととたんに味が落ちる。

  生豆のグレードが低い、焙煎が悪い、煎り豆の鮮度が古い
    抽出してから時間が経っている など

冷めてくれば、味が変わる。
しかし、質の高い=良いコーヒーは、冷めても十分美味しい。
逆に、冷めてからの方が風味が楽しめるコーヒーもある。
当店のコーヒーを冷まして飲んでみてください。

コーヒーの面白いところ・・・。

                                       

2010年4月21日水曜日

再度、感動の・・・動画発見!

松井秀が、古巣ヤンキースのフランチャイズNYに凱旋し、
辛辣なニューヨーカーに、祝福されたことは先日、

松井、NY凱旋! その3

で書いた。
その感動のシーンの動画を発見した。


再度、詳細・・・。
エンゼルスを迎え撃ったホーム開幕戦の試合前、
ニューヨーク・ヤンキースは、
盛大な優勝リング贈呈式を開催した。

ヨギ・ベラ、ホワイティ・フォードなど
伝説のOBたちが招かれた中、
昨シーズン優勝に貢献した選手たちに
チャンピオンリングが手渡されていった。 

そこで誰よりも目立っていたのは、
リベラでもなく、Aロッドでもなく、ジーターでもない。
すでにヤンキースの一員ではない松井秀だった。

普段はせっかちで移り気なニューヨーカーも、
昨年11月のワールドシリーズで
松井が見せた勇姿を忘れたはずがない。
オフのエンゼルスへの移籍も、
スター選手にありがちな金目当てのものではなかったことを
誰もが理解していた。

野球を良く知っているニューヨークのファンが、
戻って来た松井にささげたのは、
誰もがしばらく忘れられないほど
盛大なスタンディングオベーションだった。 

さらにその後にとびきりのクライマックスが・・・。
フィールドに整列していた元同僚たちが
松井の元に一斉に駆け寄って、次々と熱い抱擁を交わしたのだ。 

そのシーン
http://mlb.mlb.com/video/play.jsp?content_id=7419169



最後に、最も心を通わせたジーターとしっかりと抱き合った。

そのセレモニーを見た後、
記者席で目をぬぐっていた米国人記者は
1人や2人ではなかったそうだ。

去り際にこれほど大きな歓声を浴びせられるプロアスリートは、
この街でも数えるほどらしい。 

この日の会見でジーターがささげた言葉が印象的だ。
「松井は、私にとって最もお気に入りのチームメートの1人。
 プロフェッショナルという言葉がぴったりで、
 毎日必ず準備を整えてスタジアムに来ていた。
 何があろうと言い訳をするのを聞いたことはない。
 手首を故障して同僚たちに謝罪するような選手には
 これまで出会ったことがない。
 ホーム開幕戦の場に彼がいることは適切に思えるし、
 ファンからオベーションを受け取るに相応しいよ」 


そして、いよいよゲーム。
松井が第1打席に立つと、
ヤンキースタジアムの観客たちは立ち上がり、
盛大なスタンディングオベーションで
7年間ヤンキースに在籍した功労者を温かく迎えた。

http://mlb.mlb.com/video/play.jsp?content_id=7421211


すんごい・・・。
ニューヨークのファンが、敵の4番バッターの登場に、
立ち上がって拍手をしている・・・

今年の秋、
プレーオフで、同じような場面になったら、
物凄いブーイングが起きる・・・のを想像するのは
ボクだけではないだろう・・・。
でも、その時こそ、松井の大リーグでの第2章の始まり・・・。
        



                  

2010年4月19日月曜日

チューリップの花が・・・

先日、チューリップ のところで
店の軒先に植えたひとつの球根から
5つの花が咲き、
二つのつぼみがあることを書いたが、
今日、早速見てみたら、なんと・・・





















結局、一つの球根から7つの花が咲いた。

珍しいことなんだろうか?
結構、普通のことなんだろうか??

おそらく品種的なものだろうが、
それにしても珍しいことのように思う。

ボクは珍しいと思い込んで幸せな気分に浸っている。


                                

2010年4月18日日曜日

松井、NY凱旋! その3

早朝、一仕事終えて、いま帰って来た。
たくさんの方々に、うま珈特製のコーヒー
お飲みいただいた。
何人かの方から、
 「美味しいありがとう。」
と言うお言葉を頂いた。
また、お代わりする方も多かった。

これを励みに今日一日頑張れる。




それでは、「松井秀NY凱旋」の続き。。。

エンゼルス松井秀は15日、
懐かしいニューヨークで古巣ヤンキースとの3連戦。
その最終戦。

ここまで2試合、
かつての僚友ポサダのリードの前に
9打数0安打4三振と完ぺきに抑え込まれていた。

その松井、二回先頭の第1打席で先制ソロ3号を放った。
この日も4番DHで先発。

2回先頭でこの日第1打席の松井は、
スタンドの温かい拍手で迎えられた。

一回は完璧な投球をみせたヒューズだが、
1ボールの後の2球目をたたいた松井の打球は
右中間フェンスを越え、
ヤンキースの投手練習場に飛び込む先制本塁打となった。
























なぜか敵将のA-RODも笑顔!?
四回先頭の2打席目はフルカウントから四球を選び、
ボークで二進後、シングルヒットでホームに激走、
滑り込んだが、ポサダのタッチに阻まれた。










チームは2-6で敗れた。


この日は「ジャッキー・ロビンソン・デー」
黒人初のメジャーリーガーとして活躍した
名選手に敬意を表して、
全員が背番号「42」でプレー。

松井も、ジーターも、Aロッドも背中に「42」。
ヤンキースタジアムのスタンドには、
ヤンキースファンが掲げた
赤いマツイを見るとブルーになる」
と書かれたボードも・・・。


                 

2010年4月17日土曜日

松井、NY凱旋! その2

ヤンキースのジラルディ監督から
優勝記念リングが手渡される。

元同僚たちがいっせいに
松井の元に駆け寄った。

松井も、かつてのチームメートたちと抱き合った。












見守るファンは複雑な心境だった。
ヤンキースの55番のユニホームを着た男性は
「松井を慰留しなかった球団の判断は
今でも間違いと思っている」と話すと、
「今日も縦じまを着て戻ってきてほしかった」と
寂しげな表情を浮かべた。

同様に「55」のユニホーム姿で応援した
ニュージャージー州在住のジョー・サンジェニートさんは
「彼の謙虚な姿勢がずっと好きだった。
今日のファンの反応が、
彼がニューヨークのヒーローだということの証明」と話した。

セレモニーで旧友たちとひとしきり喜んだ後、
気持ちの高ぶりを振り切るよう
一人、三塁側に戻っていった松井。

試合では、先発ペティットの前に、
凡退を繰り返した4番指名打者の松井。

それでもスタンドのファンは、
敵陣の赤ゴジラが登場するたび、
変わらぬ声援を送ってくれた。















あす、早朝から仕事が1本入っているので、
今日は早めの就寝・・・Guuuuu・・・・・・・・
                  
                         

2010年4月16日金曜日

松井秀、NY凱旋!

松井秀が、
古巣のニューヨークの
ヤンキースタジアムに戻ってきた。

アメリカで最も過激なファンと知られている
NYっ子は、果たしてどんな反応を・・・

「ヒデキ・マツイ!」
場内アナウンスが高々と名を呼び上げた瞬間、
超満員のヤンキースタジアムに大歓声がとどろいた。















13日に行われたアメリカ大リーグの優勝リング授与式。
昨季のワールドシリーズ制覇をたたえる
本拠地での開幕戦直前のセレモニーで、
覇者ヤンキースの選手がフィールドに勢ぞろいする中、
最後にシリーズMVPとして、
エンゼルスに移籍した松井秀喜の名が呼ばれた。

地元ニューヨークのファンは、
西海岸に新天地を求めて去った松井をどう迎えるか。

一人だけ違う色のユニホームを着た「55」番のカムバックを、
観客は総立ちで出迎え惜しみない拍手を送った。

「おそらく一生忘れられない瞬間。幸せでした」。
めったに感情を表に出さない松井秀が、
心から感激した表情で語った。










感動的なシーンでした。

                                 

2010年4月12日月曜日

チューリップ

店の軒先に、
冬、植えておいたチューリップが咲き始めた。


チューリップって、
1つの球根から複数の花が咲くものがあるって
初めて知った。
枝咲きと言うらしい。











このチューリップ、
1つの球根から2つの枝に分かれ、
 1本の枝から2つの花が、
 もう1本の枝から3つの
咲いている。

合計5輪と思いきや・・・
もう二つ、つぼみが開花と思いきや・・・。
雨が・・・。

                        

2010年4月11日日曜日

エンザルス松井 サヨナラ!

エンゼルスの松井秀喜外野手
「4番・指名打者」で先発。

5打数3安打2打点。










チーム4連敗を止める
サヨナラライト前タオムリー放つ!!













サヨナラタイムリーを放ち、
ナインからもみくちゃにされる松井










松井は、やはり、すごい!

でも彼は、赤は似合わない!

                              

                  

2010年4月8日木曜日

生活スタイル

この4月から家族が出来たので、
生活スタイルが一変した。

一番大きいのは通勤。

20年ほど暮らした東京でのサラリーマン時代は、
都内区部に住んでいたので、
会社まで地下鉄で1時間弱の通勤時間だった。

1時間という通勤時間は、
東京ではかなり短い部類に入るが、
こちらではそうでもないみたい。


豊明で暮らし始めておよそ5年。
この4月から徒歩での通勤を始めた。
豊明に来て初めての通勤。


徒歩といえば、実は、ボクは歩くのがかなり早い。
せっかちな性格によるところが大きいと思うが、
それをさしおいても・・・。


そんな早歩きのボクでも、
歩いて家から店まで20分はゆうにかかる。

さらに豊明は坂が多いので、結構な運動量・・・
元運動部が情けないが・・・。

最初、自転車にしようかと迷ったが、
健康にも良いし、歩くことにした。

ある程度慣れたら、色々なルートを探索するつもり。
豊明に移り住んで5年弱だが、歩いて回ったことはないので。
どんな発見があるか・・・今から楽しみ。


                

2010年4月7日水曜日

表現

友人から、ブログでの表現が、
  「断定的すぎない?」
と言われた。

ボクはネット(デジタル)に疎く、
今のところ、 このブログを書くことと、
店のホームページを運営することで、いっぱいいっぱい・・・。


ブログを読むと言うことに関して言えば、
ボクの友人や当店のお客さんが書いてるブログは、
たまに読むけど、
そのほかのブログは、全くといっていいほど読んでいない。

だが、しかし、 同じコーヒーの仕事をしている人の中にも 、
ひょっとしたら、ブログを書いている人がいるかもしれないので、
ちょっとは覗いてみたほうがいいのかも知れない。

そうそう、ボクが好きなベースボールに関するブログにも
興味がないわけでもないかな。



それにしても、表現の仕方(言葉)は難しい。

誰に対して書いているかによっても
表現は変わってくると思うけど、
読んでいる人は、不特定多数(特定少数?)だったりする。

このブログが ”店”と”プライベート”半々なので、
 ボクの友人・知人のみならず、
 店のお客さん、
 それ以外の方  など
がお読みになっていると思われる。


内容は、基本的に、
その時、その時、思っていることを書き連ねているので、
きわめて主観的で個人的な内容だし、
脈絡がないこともあるし、
時には、違うことを言っていたりする場合も
あるかもしれない。


読んでいる方のことを、強く意識していないので、
丁寧語になっていない。
(だって、日記で丁寧語は使わないでしょ?)

                

2010年4月5日月曜日

甘味のあるコーヒー そのまた続き

お米にもいろいろあるように、
グァテマラもいろいろ。

基本的に、高地産のものがよいとされ、
高地産であればあるほど、
酸味、コク、香りが優れている。

産地の標高だけでなく、
農園の土壌や、水はけ、風の具合などはもちろんのこと、
コーヒーの木の品種*や 精製方法などによっても風味は変わる。
 * コーヒーの(栽培)品種は、数百種類あると言われている。
   お米と同じように、在来種やハイブリット種もあり、
   生産性の低いものから高いものまである。

さらに、コーヒー豆を収穫する時の豆の熟成度合いが、
  完熟過完熟未完熟 かでも違ってくる。
   → この熟成度合いについては、いずれ・・・。

豊作・不作もあるので、収穫年が違えば、
同じ農園の同じ品種のコーヒーでも 風味は違ってくる。
お米など他の農作物と同じ・・・。

それらが複雑に入り混じっての風味となるわけで・・・。


そして、最後に、消費国で焙煎が行われる。

コーヒーの生豆が持っているポテンシャルを
出来るだけ引き出せるような焙煎
を施さなくてはならない。

グァテマラに間して言えば、
これまで、2回銘柄を変えていて、
当店にある
 「レタナ農園 イエローブルボン種100%」
で3つ目。

それぞれ風味が違うので、焙煎の度合いは微妙に変えている。
(店舗での表示は「中煎り」とか「深煎り」としている)


ここで重要なのは、生豆のポテンシャル(素材の良し悪し)だ。
 もともと甘味の少ないコーヒー豆から、
 それ以上の甘味を出すことは不可能。

 生豆のポテンシャル × 焙煎 なので、

生豆のポテンシャルが低ければ、
焙煎が良くても生豆のポテンシャル以上の味は引き出せない。

生豆のポテンシャルが高くても、
焙煎が悪ければ、せっかくの素材が台無し。
両方のバランスが大切。

素材ありき、焙煎ありき・・・ナンセンス!

              

2010年4月4日日曜日

甘味のあるコーヒー また続き

プレス党で甘いコーヒー大好きな”あいまいT”さんは、
中米産のコーヒー
  パナマ、エルサルバドル、コスタリカ
がお気に入り。
特に、パナマのドンペペ。

昨年、パナマが完売した時、
パナマの定番メニュー化を強く希望された。

最近は、グァテマラベースのブレンド
 「スウィートネス・マヤ」
も、お気に入りへ仲間入り。

”あいまいT”さんの周り・・・特に女性・・・にも
この甘いブレンド「スウィートネス・マヤ」のファンがいるようで、
ボクも嬉しい。


そんな ”あいまいT”さん
当店のグァテマラを飲んで、
 「グァテマラって甘かったんだ。」
 「これまで甘いグァテマラを飲んだ試がない。」
と仰ったので、
ボクは、
グァテマラだから甘いんじゃなくて、
          よいグァテマラが甘いんです」
とお答えした。

                

2010年4月3日土曜日

甘味のあるコーヒー 続き

先日お話した常連さんで、
甘味のあるコーヒーが好きな
”あいまいT”さんについて。

当店には、プレス党の方が少なくないが、
この方は、大のプレス党
ペーパードリップ大キライ!!
なので、ご自身の周りの人たちにもプレスをすすめている。

決してボクの回し者ではない・・・。

ボクは、”あいまいT”さんに、
いつか、 ドリップ・・・ペーパーではなく、金属フィルター・・・の
”美味しさ=よさ”を分かって頂こうと、 密かに画策している。

                           

2010年4月2日金曜日

甘味のあるコーヒー

販売を始めたばかりの 限定入荷コーヒー
 パナマ ドンペペ農園 ブルボン100% 
は、昨年に続き2度目の登場。

昨年、1袋60キロ限定で初登場して好評を頂き、
完売後もリクエストを多く頂いた。

ちょっと前に完売した「エルサルバドル・パカマラ」も同じように、
リクエストにお応えしての2度目の登場だった。
2度目の登場で、今年はさらにパカマラ・ファンが増えた。
豆を買う方も
 「エルサルバドル」ではなく、
 「パカマラ頂戴!」
と言う方が多くいらっしゃった。
いい傾向だと思う。


  いつ、どこで、誰が、どのように
            作ったものなのか?

このようなことが重要であることは、
今の時代、言うまでもないこと。

このようなことを明確にしていけば、
品質の向上も、よりはかられていくものと思う。


「パカマラは、おいしい(=良質な)コーヒー」
と言うコーヒーファンが増えれば、
生産国、とりわけ、手間ひまかけて
良質なコーヒーをつくっている農園などの
生産者の方々にとっても喜ばしいことだと思う。


今回入荷のパナマも
 「ドンペペ・ブルボン頂戴!」 とか、
 「ドンペペ頂戴} とか、
それこそ、 初めての人は、
 「ドンペリ頂戴!」 でも
いいと思う。

よいものが、
年月を経て、徐々に、次第に、
コーヒーファンに知られるようになり、
それが、更に浸透していけば、
それを手塩にかけて育んできた生産国の人達にとっては、
この上ない喜びに違いない。


前振りが長くなってしまったが、
完売したパカマラも
新入荷のドンペペも
甘みのあるコーヒー。

 この甘みのあるコーヒーが好きな人、
                    結構多い・・・。

                    

2010年4月1日木曜日

プレス党?ドリップ党? また続き

コーヒーの品質*が良いと、
まず、ドリップでもプレスでも美味しくいただける。

反対に、 コーヒーの品質*が悪いと、
プレスは如実に不味くなる。

ドリップは、ある程度、味を調整できるので、
品質が悪くても、それなりに飲めるように出来る。
(出来ない場合もある)

*:ここで言う品質とは、
  コーヒー豆のグレードだけでなく、
  焙煎、鮮度など全てひっくるめて。

なので、一般的には、ドリップで抽出した方が無難。
無難な味が出せる。

プレスは、コーヒー(の品質)を選ぶことになる。


そういう意味で、

 プレスで淹れて美味しいコーヒーは、
                  良質なコーヒー

ということになる。