2009年10月31日土曜日

食べログ デビュー?(再掲w/お詫び)

先ずはお詫びです。
先週の水曜、「食べログ デビュー?」と言う
タイトルの投稿をしました。

投稿当時は正常だったのですが、
先週末、ブログ上の表示が変てこりんになりました。

原因が分からず、結局、いったん、
この記事を削除させていただきました。


再度、ここに掲載させていただきます。
以下同文です。


ネットデビューして・・・ブログを書き始めて・・・
もうすぐ2ヶ月。
まだまだネット上に書き込みをすることに慣れていない。

そんなボクに画期的なことが訪れた。
      ↑ またまた大袈裟といわれるかもしれないが、
        ボクにとっては、”どえらい”なのである・・・

皆さん、「食べログ」と言うサイトをご存知だろうか?

先日、ご来店になったとあるお客さんに、 
「食べログに、うま珈さんの口コミ投稿しちゃいましたよ」と
突然言われ、何が何だか分からずうろたえるボクをよそに、
何だかにこやかなそのお方。


教えてもらった「食べログ」と言うサイトを見てみたのだが・・・
何だか気恥ずかしい限りで・・・。
それにしても、ここはすごい情報量、口コミの数。
ただただ驚くばかり。

このサイトは、お店を訪問した人が、
口コミ投稿するというところのようだ。


そのお客さんから頂いたせっかくのご厚意なので、
このブログを読んでいただいている皆さんにも紹介しておきたい。

食べログの口コミ投稿はこちら

コーヒー豆を売っているボクの店のようなところは、
このお客さんのように、
”おうちカフェ”を楽しんでいるひとにとっては、
ありがたい存在なのかもしれない。

ボクも、そうありたいと願う。

喫茶店やらレストランなどでは虐げられた”コーヒー”であっても、
おうちで飲む”コーヒー”くらいは、ちゃんとしたもので楽しんで頂きたいと思う。

”おうちカフェ”
  お菓子を作ったり・・・
  手作りのジャムを用意してみたり・・・
  テーブルクロスを新調してみたり・・・
  コーヒーカップに凝ってみたり・・・

何だか、楽しそうだ。
そんなカフェな生活ってイイ・・・
  素敵なコーヒー生活を!
                  enjoy your coffee life !!

2009年10月30日金曜日

夜間パトロール

きょう、閉店後、月に一度の夜間パトロールがあった。
夜8時から1時間ほど地区内をまわる。

ここ坂部地区は8班に分かれて、各班4人編成で行う。

みなボランティアだが、多くはご年配の方々で、
これから冬場にかけて寒くなるので大変だ。
少しでもお役に立てればと思い、
軽い運動も兼ねて参加している。

この防犯(夜間)パトロール、
はじめてかれこれ3年ほどになるだろうか・・・。

実際パトロールが始まって、
空き巣、ひったくりなどの犯罪が減ったそうで、
市からも表彰されているそうだ。
何よりだと思う。

最初の頃は、出発が夜の10時で終わると11時近くだった。
寒さに強いボクでも、仕事が終わったあとの、
しかも、冬場の寒さはさすがにしみた。
今でこそ、出発が8時になって少しは楽になったが・・・。


当店の閉店時間は夜の7時半なので、
配達があったり、
閉店間際にお越しになるお客様がみえる時は、
止むを得ず、欠席させていただいている。


* 当店の「コーヒー豆配達サービス」は、今のところ、
  開店前10時までか、閉店後20時以降のお届けです。
  状況が整い次第、随時にしていけたらとも思っている。


パトロールする時の格好は結構派手だ。
たすき(蛍光色)、帽子(蛍光色)、
それに、誘導灯(パカパカ赤く点滅するヤツ)、
拍子木(火の用心のあとにカンカンと打ち鳴らす木のヤツ)
一式持っていざ出陣と相成るわけだ・・・。


途中前後駅を通るので、人々の視線を感じながら歩く。
道中、「ご苦労さん」と声をかけてくれるのは、
大概、ご年配の方たちだ。
心温まる。


パトロールしながら、改めて感じるのが、
 前後駅の南側は本当に閑散としている
だ。

急行停車駅前なのに、華やかさがまるでない・・・
昼間でもそうなので、夜は本当に暗い。
パトロールしていても少々不気味。

のどかで良いと言えばよいのだが、
このままでいいんだろうか?
とも思う。

2009年10月27日火曜日

パナマのゲイシャ その2

ゲイシャ種のコーヒーのプレゼンの続き・・・。
生育環境について触れたい!

ラ・エスメラルダ農園で収穫された
ゲイシャ種のコーヒーを、全6ロット飲み比べをした。

同じ農園の同じ品種のコーヒーを6種類だ。
 ↑ なかなか出来ない貴重な体験!

*同じ農園の同じ品種のコーヒーを
  収穫場所(畑の区画、標高の違いなど)や
収穫時期の違いで分けて6種類

 畑の区画によって
、    標高に違いがあったり
     風の当り方、
     水はけ、
     陽の当り方
 などで微妙に風合いが変わるのだ。


ボクは、普段、コーヒーは農作物なので・・・
   年によって豊作・不作があり・・・・
   同じ農園の同じ品種の豆でも味が毎年のように違う・・・
   ましては農園が違ったり、品種が違えば・・・
なんて言ってはいるが、
こうして、同じ農園で同じ品種のコーヒーを
生育環境の違いだけで味が違う経験をしてしまうと、
後頭部を何かで叩かれたような衝撃だ。

   つづく
    ・
    ・
    ・

2009年10月26日月曜日

パナマのゲイシャ その1

ゲイシャ
もちろん、ゲイシャ、フジヤマではありませんぞ!

ご存知の方も多いと思うが、
今現在、世界のスペシャルティコーヒー市場で最も注目を集め、
最も評価が高いコーヒーの品種名だ。

オリジナルは、勿論、コーヒーのふるさとエチオピア。


良質なゲイシャ種のコーヒーを生産することで
注目を集めているパナマのラ・エスメラルダ農園の方が
先月末に日本にやってきた。

名古屋でもプレゼン+試飲会があったので参加してきた。
非常に有意義な時間であったので、ここで報告したい。
(常連さんの方々には、大まかお話していることだが)


感じたことは大きく3つ。


1つめ
品質の高いコーヒーを育むのは大変!!

 ゲイシャ種のコーヒーは生産性がかなり低い。
 高木で収穫しにくく、単位面積あたりの収穫量が少ない。

 エスメラルダ農園が生産するゲイシャ種は、
 パナマの国際品評会で毎年のように1位を獲得している。

  コンテストで行われるカッピングは完全ブラインドである。


2つめ
生豆(素材)の品質が非常に重要である!!

 素材である生豆の品質が非常に大切であり、
 それゆえに、それをきちんと表示する必要がある。

 これについては大切なことなので、日を改めて書きたい。


3つめ
小さな自家焙煎コーヒー豆屋を営むボクに
一体何が出来るんだ!?

 ボクができることは限られている。
 ブログを書き始めた最初の頃にも言ったけど、
 コーヒー豆屋が出来るのは、
 農園の方々が手塩にかけて育てたコーヒーを
 いかに素晴らしい状態にして多くの人々に橋渡しするか・・・。

    生産者 → → 豆屋(うま珈) → → 消費者

 ボクがやっていることは非常に小さいが、
 しかし、非常に大切なポジションにいる。

 そして、改めて、
    少しでも多くの人に、
    本物の良質なコーヒーを楽しんでもらいたい!

 と強く思った。


遠くの国々で愛情をこめて育てられたコーヒー。 
ボクはそんなコーヒーたちに真剣に向き合い、
丁寧に心をこめて命を吹き込む。  

ひと粒ひと粒丁寧に焙煎し、 ← ←← 焙煎は重要!
それをお客様に丁寧に説明し、← ← 品質表示も大切
美味しく飲んでもらい、
気に入ってもらう。


ボクは、たったこれだけしか出来ない。
でも、これだけは頑張ってやっていきたい。

なぜなら、ボクはコーヒーが好きで、
コーヒーに生かされてるからだ。

だからこそ、コーヒーを裏切れないし、裏切りたくない。

間違っても、

 虐げられたコーヒーにはしたくないんだ。
  つづく
    ・
    ・
    ・

2009年10月20日火曜日

ネットデビュー?

当店は2005年5月に開店したので、
かれこれ4年半が経つ。

開店当初から広告らしき広告は出していない。

更に不幸(?)なことに、ボクはアナログ人間だ。
パソコンは得意な方じゃない・・・むしろ苦手なくらいだ。

パソコンは会社を辞めた、かれこれ10年位前に始めた。
もちろん、開業を見越してのことだ。

その当時、知り合いという知り合いに
得意になって取得したメールアドレスを伝えたら、
随分驚かれた。

 「えっ~~お前がメール?」
 「先輩がパソコンっすか?」
 「時代も変わったもんだ!」

お店に来るお客さんはどう感じているか分からないが、
それほどまでにうとかった(今もだけど)。


インターネットにおいても、
このブログがネットデビューで、
 ( ↑ 大袈裟だっちゅ~~の)
不特定多数(いやいや特定少数)の方々に向けて、
いま自分が思うことを書き綴っているのだが、
慣れない上に、相手の顔が見えないので、表現の仕方が難しい。

随分なものの言い方になってやしないか不安だ。


そうこうするうちに、
ブログを書き始めて2ヶ月がたとうとしている。

当然ながら店のホームページもなく、
多くのお客さんから、

  ネット上にもっと広告を出した方がいい
         とか
  早くホームページを作った方がいい

など言われることが多い。


このブログも、実は、
そんなリクエストをしたあるお客さんの後押しがあって、
ようやく始められた。


今の時代、「ホームページもないでは・・・」
と思い、ブログから始めた次第だ。

この先どうなることやら
   ・
   ・
   ・

2009年10月19日月曜日

手作りジャム・・・うまかぁ~~

実にありがたいことに、
お客さまからもらい物をすることが多い。


最近では、
 手作り芋タルト
 手作りりんごジャム数種(紅玉で作った)
 紅玉りんご
 マドレーヌ
 カステラ(福砂屋)
    
感謝の言葉しかない。


仕事柄、体を動かすので、営業時間中、どうしても小腹がすく。
食べ物の差し入れは、ことのほか嬉しい。
特に、コーヒーにあうお菓子なんかだと、なおさら。

それに引き換え、ボクにできることといったら、
  ちゃんとしたコーヒーをつくること
のみで、しかも御代を頂いての話で・・・
恐縮するばかりで・・・。



それにしても、手づくりってイイ~~


先日頂いた紅玉の手作りジャム、本当にウマイ・・・。
”うま珈バージョン”で売り出そうかなと思うほど。

材料である砂糖も、
 グラニュー糖やら、沖縄産のサトウキビやらで。


ジャムを下さった方は、
お二方とも遠くからわざわざお越しになる常連さん。
 半田から・・・。
 知多から・・・。

わざわざコーヒー豆を買いに来てくれるだけで相当うれしいのに、
                 ↑  本当に嬉しい!!
ジャムまでもらって(・・・ジャムだけではないけど)。
ただただ恐縮するだけで・・・。


この方たちは本当にコーヒーが好きだ。
ボクはこれだけで幸せなんだが、
そんな方たちとの語らいは、なおさら楽しい。


当店は豆売り店だけど、コーヒーも飲めるので、
常連さんの多くは、結構、くつろいでいかれる。

実際のところ、カフェのようでもある。


おうちでくつろぐような・・・
     おうちカフェ?
     くつろぎカフェ?

和んでおしゃべり・・・
    和みカフェ?
    おしゃべりカフェ?


そうだ、店名 

     ”うま珈フェ”

に変えようかな?

うん??

2009年10月15日木曜日

喜び!?の芋タルト

当店に、夏頃からちょくちょくいらっしゃるようになった
若奥様”ミワK”さんに 、
先日、手作りのお芋のタルトを1ホールごと頂いた。

非常に美味で、あとからご来店されたお客さん数人にも
召し上がって頂いたら大好評。
あっという間に完食。
奥さん、サンキュ~~ベリマッチ!



この奥様は、象さんが非常にお好きのようで。

もう15年位前の話。
サラリーマン時代、
年休(←今となっては、懐かしい響き)をとって、
ケニヤとタンザニアへ遊びに行った。
     (どちらもコーヒー産出国)


野生の象を数え切れないくらい間近で観たのだが、
彼らは意外に怖い。


彼らのテリトリーに近づくと、
必ずリーダーであるオスがメンチ切ってくる。
更に近づくと、鼻を大きく左右に振って威嚇してくる。
かなり怖い。
 → 名古屋弁で言うところの ”おそがい” 


彼らは群れで行動する。
当然、複数のお母さん象と子象たちがいる。
なので、リーダーのこの行動は、当然と言えば当然。

専門のドライバーが運転するワゴンに乗っているので、
一応安心ではあるが・・・
彼らの縄張りから離れれば、まったく安全だ。


アフリカでは、ハンターから恐れられている5つの大型獣を
 ”ビッグ5” という。
     ライオン
     アフリカゾウ
     シロサイ
     バッファロー
     ヒョウ

サイとヒョウをみることは非常に難しい。
ヒョウは、ケニヤで1回だけ、木の上にいるのを目撃。
サイは、ケニヤで一頭、
    タンザニアのンゴロンゴロで親子を見たゾウ・・・。


この中で一番危険な動物、それが象だ。
ライオンでさえ、よっぽどのことがなければ、
象を襲わないらしい。
襲う時は決死の覚悟で、しかも、群れで・・・。




タルトに話を戻してと・・・
よくよく考えたら面白い。

(ボク)15年も前に行ったタンザニアのはなし を → 奥さん に
(奥さん)その お礼にタルト  を → ボク に
(ボク)タルト  を  → お客さん に 

ボクが好きでアフリカへ行って、
その話で奥さんが喜び、
その奥さんが作ったタルトでボクが喜び、
ボクが店に来るお客さんにあげて、お客さんが喜ぶ。


最初がボクのアフリカで、最後がお客さんのタルトだ。
どうみてもつながりようがないのに、つながった!

これで奥さんがアフリカへ行こうものなら・・・
  (マジで行きたそうだ)

アフリカ発1ホール タルトで喜びの1サイクルだ。

2009年10月13日火曜日

タンザニアの創作コーヒー(ブレンド)

前回ご案内したタンザニアAAモンデュール農園の豆は、
アフリカ産らしく非常に個性的。

面白い豆であるが、悪い言い方をすれば、
万人向けのコーヒーとは言えない。

だからだろうか?ハマル人はハマル。
このコーヒーの中煎りだけを毎月1キロ飲む常連さんがいる。

個性があるので、創作コーヒー(ブレンド)の主役としても
その持ち味を十分発揮する。

この個性派のコーヒーをベースに使用しているブレンド3種類を
紹介したい。

 ★シャイニングスター  中煎りブレンド
   → タンザニア(中煎り)をベースにしたブレンド

   → タンザニアのすっきりした爽やかな甘酸味をベースに
      柔らかな酸味とコクをプラス。

   → タンザニア最高峰のキリマンジャロは、スワヒリ語で
     ”輝く山”と言う意味。その輝く山と明るい酸味を
     表現するため、”シャイニングスター”と命名。

   → ドリップの方がシャープな酸味が味わえる。
     プレス抽出だと、酸が和らぎマイルドになる。

     使用豆
       タンザニアAA・モンデュール農園(中煎り)
       グァテマラ・レタナ農園(中煎り)
       パプアニューギニア・ブヌンウー農園  
 
     価 格
        100g  400円
        250g  900円(10%引)
        500g 1,600円(20%引)  


 ★前後ブレンド (ビター タイプ) 深煎りブレンド 
   → タンザニア(深煎り)をベースにしたブレンド

   → きりっとしたタンザニア(深煎り)の苦味を、
     ブラジル(深煎り)のボディで包み、
      更に、グァテマラ(中煎り)の酸味でメリハリ感を!

   → ドリップよりプレスの方が、
          苦味と酸味の奥行き感を味わえる。

     使用豆
       タンザニアAA・モンデュール農園(深煎り)
       ブラジル・モンテアレグレ農園(深煎り)
       グァテマラ・レタナ農園(中煎り)

     価 格
       100g  420円
       250g  945円(10%引)
       500g 1,680円(20%引) 


 ★ブラックアフリカーノ  深煎りブレンド ストロング
   → タンザニア(深煎り)をベースにしたブレンド

   → 味の中核は、コロンビア(極深煎り) の重厚な苦味とコク。
       +タンザニア(深煎り)のしまった苦味
       +ブラジルの柔らかい苦味 
     苦味に広がりがあるストロングタイプの深煎りブレンド

  → ミルク、スウイーツとの相性バッチリ

   → ドリップアイス、水出しアイスも Very Good!!

  → ドリップ、プレス共にOK!

    使用豆
       タンザニアAA・モンデュール農園(深煎り)
       コロンビア・サントゥアリオ農園(極深煎り)
       ブラジル・モンテアレグレ農園(深煎り)

    価 格
       100g  440円
       250g   990円(10%引)
       500g 1,760円(20%引) 

      ・
      ・
      ・

2009年10月11日日曜日

タンザニアAA モンデュール農園

今回は、アフリカ・サバンナの話(9/28)が出たので、
タンザニア(*)のスペシャルティコーヒー豆のご紹介です。
      (*)タンザニア・・・通称キリマンジャロ

<タンザニアAA モンデュール農園>
 品種 ティピカ種、ケント種(ブルボン種とティピカ種の交配種)
 標高 1650~1840m 
 精製 水洗式 
 収穫 ニュークロップ

 ・この農園は、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山の
  裾野に広がるタンザニア最大のコーヒー産地であるモシ、
  アルーシャ地域にある。

 ・農園で収穫されたものの内、品種をティピカ種と
  ケント種(ティピカ種とブルボン種の交配種)に限定し
  さらに、大粒(AAグレード)のものだけを選別。

 ・濃厚で甘い香りが特徴

 ・大粒で肉厚 ( ← 焙煎が難しい)

 ・煎り豆のセンターカット(割れ目)が黄金色にみえることから
  ”ゴールデンセンター”と呼ばれる。

 ・タンザニアのコーヒーは、中煎り、深煎り共に、プレスより
  ドリップの方が、より個性的になる傾向がある。
  言い方をかえると、とんがった味になる。
  
 ★中煎り
   → すっきりした爽やかな甘酸味

   → タンザニア特有のコクが出始めたところで煎り止め

   → ドリップの方が、すっきりシャープな酸味が楽しめ、
     プレスで淹れると酸の感じが丸くなる。

     価格  100g   400円
          250g   900円(10%引)
          500g  1,600円(20%引)  

 ★深煎り
   → 中煎りより、さらにしっかりしたボディが加わり
      きりっとした苦味がある。

   → ミルクとの相性バッチリで、アイスにしても Good!!

   → 上述の”ゴールデンセンター”は、深煎りで顕著に
     観察出来る。豆で購入される方は、一度ご覧あれ!!

   → ドリップでもプレスでもきりっとした苦味が楽しめる。

     価格  100g   420円
         250g   945円(10%引)
         500g  1,680円(20%引) 


 ●当店のコーヒー豆の価格は、特別限定のもの以外は、
    250g・・・10%引き(100g単価の)
    500g・・・20%引き(100g単価の)
  
  お気に入りのコーヒーを見つけて、
  懐を気にせず、がんがん飲んでくださいね!!
      ・
      ・
      ・

2009年10月10日土曜日

興味深いデータ

コーヒーに関するデータをほんの少しだけ紹介したい。

コーヒーは世界で2番目に取引金額の多い1次産品
言われている。 (もちろん1位は石油)

コーヒーの主な消費国は、 アメリカ 欧州諸国 日本 だが、
近年は、生産国の自国内消費も増加しつつあるそうだ。

★コーヒーの年間消費量(多い順に)
    アメリカ(125万トン)
    ブラジル(82.5万トン)
    ドイツ(54.3万トン)
    日本(40.9万トン)
    イタリア(33万トン)
    フランス(32.6万トン)

 日本は世界第4位のコーヒー消費国である。
 輸入国に限ってみれば世界3位。


★1人当たりのコーヒー消費量(多い順に) 
    ルクセンブルク(16.65 kg)
    フィンランド(12.01 kg)
    ノルウェー(9.85 kg)
    デンマーク(8.75 kg)
    オランダ(8.38 kg)
    スウェーデン(8.19 kg)
 これら北欧諸国は、
 総消費量が多い
    アメリカ(4.13 kg)
    ブラジル(5.30 kg)
    ドイツ(6.27 kg)
    日本(3.41kg)
 をはるかに上回っている。
          出典:ICO(国際コーヒー機関)統計2009年2月


北欧はコーヒーが美味しいとはよく聞くが、
データを見れば納得だ。

当店のお客様の中に、
フィンランド経由でロシアを旅された方がいるが、
 「北へ行くほどコーヒーの味がおいしくなる」
 「スペインやフランスよりもロシアは味がまともだった」
 「ヘルシンキの空港で飲んだコーヒーが、
  これまで行った外国の中では一番美味しかった。」
と仰っていた。

空港で飲んだコーヒーが美味しい・・・なんてクールなんだ!
街なかの専門店のコーヒーはもっと美味しいに違いない。


★日本国内のコーヒー消費量の推移
   1970年  緑茶の5分の1程度だったが
   1980年~1990年  緑茶を追い抜き
   2003年   約15万トン 1970年の約6.6倍、緑茶の1.5倍

すごい!
コーヒーは、いまや、すっかり日本人の生活に
定着していることがわかる。
嗜好品の枠を超え、もはや日常品にさえなっている。

が、しかし、
1人当たりの消費量*ではベストテンにも入っていない。

 *:日本人1人当たりのコーヒー消費量
    1杯10g換算で1人当たり1年間で340杯ほどだ。


北欧の例ではないが、
本当に好きな人はたくさん飲む。

飲む人がたくさんいれば、
マーケットは成熟する方向に向かうので、
いいものも集まるということだ。

味覚に繊細な日本も負けてはいられない。
↑ 表現が変?

2009年10月9日金曜日

日本でのスペシャルティ

日本に目を向けてみると・・・

2000年に入った頃から、スペシャルティコーヒーの動きが
日本にもおしよせてきた。
外資系コーヒーチェーンの上陸もこの頃からである。

日本は世界第4位のコーヒー消費国。

日本のコーヒー文化も変革の時を迎えているといえる。


ボク個人は・・・
より美味しい、より上質なコーヒーが、
より多くの人達の目に触れ、舌に触れ、
広まっていくことには賛成。

さらにいうなら、
日本の風土や味覚に合った
日本独自のスペシャルティコーヒーのあり方が
あってもいいのではないかと思う。

そうすれば、日本のコーヒー文化も成熟していくことと思う・・・。

2009年10月8日木曜日

スペシャルティコーヒー

栽培地の風土特性に由来する際立った風味・特徴を
備えたコーヒーのこと。
      フローラル・・・
      チョコレート・・・
      フルーティ・・・
これら特有の香味が口の中に広がり、
さわやかで複雑な味わいが楽しめる。

特有の香味は、ワインでいえば
「テロワール(ブドウの生育環境)」の違いで生まれる。

一般に流通しているコマーシャルコーヒーと呼ばれる
ものの多くは、これが不明である。
(生産地や複数の品種が混ぜられている)
    ← お米で言うところのブレンド米

農園や生産者、精製方法などを明確にすることで、
その土地の気候や土壌が育む豆の個性が分かるようになった。

なお、スペシャルティコーヒーの世界統一の定義は
まだ固まっていない。
 

2009年10月7日水曜日

お店にあるコーヒー豆

当店にはまだホームページがない。
  ←「早く作れ!」と周りの声・・・!
超アナログ人間のボクは、今このブログで手一杯で・・・。

少しはお店らしくと思い、
このブログで、新入荷のコーヒー豆、
定番のコーヒー豆も案内していくつもり。

当店で扱っているコーヒー豆は、
基本的にスペシャルティコーヒーなのだが、
スペシャルティコーヒーを使うこと自体が目的ではない。

  美味しいコーヒーを作りたい・・・
  そのコーヒーをより多くの人に飲んでもらいたい・・・

これがスペシャルティコーヒーを使う理由だ。

ボクがコーヒー豆屋を始めたのもこのためだ。

ならば、
  どういう店にしたいのか?
  どういうコーヒーを作りたいか?
を説明せねばならないのだが、長くなるので、
また改めて
  ・
  ・
  ・

2009年10月1日木曜日

ブラックで・・・不味い!

うちの店は、子供連れの奥様が多いことはこの間書いたが、
少し大きな子供・・・小学校~高校くらい・・・をつれて来る
お父さんもいらっしゃる。

先日いらした常連さんのお子さんの話。
その常連さんは、いつもコーヒーを家族4人
・・・ご夫婦、中学生と高校生の男の子2人・・・
皆で楽しまれているご様子。

中学生のお子さんの修学旅行でのこと。
食事の最後にコーヒーほか飲み物が出された。
中には、コーヒーを飲む子もいたらしいが、当然ながら、
砂糖たっぷり、ミルクたっぷりのフルコース。
そのお客さんのお子さんだけがブラック。
 ↑ これだけでも随分かっこいい。
  (表現は変だが)ボクが女子だったら、胸キュンだ!

しかも、出されたコーヒーに、
  「このコーヒー香りがない」
  「美味しくない」
とひと言ふた言。
  ↑  なんてかっこいいんだろう・・・ 

  ファミレスやファーストフード・・・
  ホテルや一流レストランまでも・・・
  ここ名古屋の大手コーヒーチェーン店・・・
コーヒーは嗜好品と言えども、
これらのまじめに取り組んで作られていないコーヒーを
美味しいと思っている大人たちに
彼の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいくらいだ。

こんな子供が増えたら、手抜きコーヒーは少なくなり、
日本のコーヒーマーケットが成熟すること間違いない。
   ・
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   ・