2011年3月31日木曜日

年度末、年度初め

最近、めっきり暖かくなってきました。

季節はめぐる・・・。
人もめぐる・・・。

今年も、転勤、転居をされる方が数人・・・。
寂しいなぁ~~
でも、新たなる旅立ち・・・

精一杯明るく振舞おう!

2011年3月30日水曜日

小売店?カフェ?

当店は、コーヒー豆を製造して、販売する店です。
いわゆる、製造・小売・・・製造直売・・・というやつ。
パン屋さん、ケーキ屋さんと同じです。

しかしながら、
常連さんの多くは、長居される場合が多い。

それは、お話をするからで、
読書などをしていくわけではない。

長居するので、カフェと言えばカフェだし、
読書できない、一人静かにたたずめない・・・ので、
カフェでないと言えばカフェではない。


長話する場合、いろいろな話題になる。
大抵、刺激を頂戴する。
楽しいひと時。

楽しいひと時・・・雰囲気のよい喫茶店で飲むコーヒー・・・
これは格別なものだ。

実際はそれ程のコーヒーでなくとも美味しく感じる。
雰囲気がいいと・・・。

喫茶店で飲んだコーヒーがおいしくて、
そこで売っている豆を買って家で淹れたら、
美味しくなかったなんてことはよくある話。

そういう意味では、
 家で飲む
  何気ないひと時の  
   何気ないコーヒーが、
     何気に美味しい・・・・

これは、実は、
   良質なコーヒーだったりする。

家で飲む場合に限っていえば、
  さらに、飲む人それぞれの生活の中に
  溶け込んだ上でのコーヒーの美味しさ
が大事だと思う。
味をとる味見では、本当の味はわからないですね。

その方にとってのコーヒーの美味しさは、   
  その人、ひとりひとりの暮らしの中で、        
    日常的にくりかえして飲むときに 、              
      どういう魅力を発揮するか にあると思います。

2011年3月28日月曜日

コーヒー豆の価格を一部改定

昨今のコーヒー豆の国際市場価格の高騰
および、ブラジル、タンザニアなど銘柄の変更を受け、
当店のコーヒー豆の一部を
価格改定させていただくことにしました。

詳しくは、
当店のホームページをご覧下さい。

2011年3月27日日曜日

コーヒー豆を 500g 買う!

たびたび聞かれるので、再度・・・

お客さん
「コーヒー豆を500gかって、鮮度は大丈夫ですか?」

ボク 
「飲む方のペース次第です」
 ・
 ・
 ・
250g買って、1ヶ月かけて飲むひともいれば、
500g買って、1週間で飲んでしまうひともいる。
当然、後者の方のほうが、鮮度のよい状態でコーヒーが飲める。
飲むペースは、人それぞれ。

オーバーに言ってしまえば、
毎週100g で買うより、
月一回、500g で買ったほうがイイ。
豆を低温保存して…冬なら常温でOK・・・熟成=味の変化を楽しむのである。


当店のコーヒー豆の価格は・・・
基本的に、100g単位での販売を中心には考えてはいません。

なぜって?
それは・・・
コーヒーをたくさん飲みたい”コーヒー好き”のための店でありたいから・・・。


コーヒー好きなボクが、豆を買う立場で考えれば・・・
 500g買うのは、
  コーヒーが好きなので、たくさん飲みたい。
  たくさん飲むから、鮮度は気にしなくてよい。
    (信頼のおけるお店で買うことを前提)
  結果、お値打ち*なのはありがたい。

コーヒー豆を販売する立場で考えれば・・・
 500gで売るのは、
  コーヒー好きな方が、好きなコーヒーを、思う存分(?)楽しめるように。
  それも、お値打ちに=懐をあまり気にせず*に。

* 当店のコーヒー豆は、限定の豆を除いて、
    250gでご購入いただくと 10%割引 25gおトク
    500gでご購入いただくと 20%割引 100gおトク
  すなわち、
    225g分の価格で250g飲める
    400g分の価格で500g飲める


 例えて言うと、最近販売を始めた

 ペルー・ティアラは、
   100g  440円
   250g  990円 (本来なら 250gで1,100円なので、110円 おトク)
   500g 1,760円 (本来なら 500gで2,200円なので、440円 おトク)
です。即ち

  コーヒーが好き → たくさん飲みたい → お値打ち → よりたくさん飲める

 と言う具合。

中には、お値打ちと言うことで、
日々それ程飲まなくても500g購入されることもあるかもしれない。

しかし、当店では、そういうお客さんは、あまりいらっしゃらない。
なぜなら、500g単位で買われるお客さんのほうが、来店頻度が高いから。

いくいくは、キロ売りをしたい!

2011年3月26日土曜日

コーヒー豆の価格高騰

マスコミでもよく取り上げられていますが、
コーヒー生豆の価格高騰が続いています。
昨年末、この13年で最高値をつけてしまいました。
この価格高騰、理由はいくつか考えられます。

 ①コーヒー産地の異常気象とそれによる生産減、生産コストの増大

 ②新興国におけるコーヒーの需要増大

 ③投機マネーの流入

 ④小規模焙煎業者や自家焙煎店などにおける
     スペシャルテーコーヒー市場への依存

などです。

①は、
東アフリカの大干ばつ、ブラジルの洪水が記憶に新しいです。

②③は、
BRICS諸国*1におけるコーヒーの消費増大と、
さらなる需要増をにらんで、投機筋*2の活発な動きがみられるようです。
 *1 ブラジル、ロシア、インド、中国などの新興国
 *2 コーヒー豆は先物取引きされています

④は、
品質の良いコーヒー豆の争奪戦が、世界中で繰り広げられています。

②と④の影響が特に強く、
今後も、以前の価格に戻る可能性はあまり期待できません。

何ともやりにくい時代になったモンです。

2011年3月25日金曜日

人間は自然から命を頂いております

公共広告機構(AC)のCMで
「里山のばっさまに学ぶ」というのがある。

畑をおこしゃ ぎょうさん みみずが出てくるし 葉っぱも虫が食うわいな  

けど ちゃんとツバメが食ってくれるんやでなぁ
 

糞して、土が肥える えぇ野菜ができる
 

そういう自然からおらたち人間はいのちをいただいとります


われわれ人間は、動物や植物の”いのち”を頂くことによって生きている。

 「いただきます!!」
この「いただきます!」には、じつは、3つの意味があるそうである。

① 犠牲になった動植物への感謝
② 丹精こめてつくった生産者への感謝
③ 食べさせてくれる人・・・父親や母親・・・への感謝

人は、自然から「いのちをいただいて」こそ生きられる。
美味しいコーヒーが飲めためにも、この①~③が大切。

コーヒーの木がなければ、
コーヒーがこの世に中に存在しないことになる。

丹精込めてつくる農家や農園の方々がいなければ、
消費国でコーヒーは飲めないことになる。

ボクがやっているのは、一番下の調理(焙煎、ブレンド)する人に過ぎない。
①と②があってこそなのだ。  

日ごろから、

  商品表示の際、  
  農園名など生産者情報の開示を重要視するのも

  ”まかないコーヒー”と称して、
  ハンドピックで除去した豆を使ったコーヒーを
  常連さんにサーブするのも

①と②を大切にしたいからに他なりません。


なお、”まかないコーヒー”は、
除去すべき豆ばかりでコーヒーを抽出していますので、
そこそこいける時とまるでだめな時があります。

まるでだめな時でも、上記のような理由があるので、
常連の皆様方には、ご理解いただいております。

2011年3月24日木曜日

有機なのに有機じゃない?

先日書いたように、
当店が有機認証を受けないのは、
認証を受けるには、日々の作業が非常に煩雑になるから。
それでも本当に必要なら勿論やるのですが・・・。

コーヒーの純粋なおいしさとは別のところに、
価値をおいているように思われます。

ペルーの有機栽培生豆を使用するのも、
有機だからではなく、
今回、新たに導入するコーヒーに求める味に比較的近かったからです。

それと、健康に関して・・・
巷には、有機栽培されたコーヒー生豆(有機農産物)であっても、
焙煎して日にちが随分経過した古いコーヒー豆(有機食品)が
多く見受けられるようです。

これでは、せっかく有機栽培されたコーヒー豆であっても、
酸敗していることになりますので、
胃にもたれ・・・体にはよくありませんね。

つまり、有機栽培された古いコーヒー煎り豆よりも、
鮮度のよい一般に流通している(=国の厳しい基準を通っている)ものを
飲んだ方がよっぽどいい・・・と思いませんか。

有機栽培、無農薬、フェアトレード・・・・同じです。
概念、理念、ポリシー・・・みな素晴らしいです。
なので、なおさら、関わる人・・・コーヒーに携わる人=焙煎する人、
販売する人・・・は、その取り扱いにいっそう心しなくてはならないと思います。

コーヒーは、 知名度やブランドで飲むもんじゃありませんので。

今日も、閉店後、2釜だ!!                        

2011年3月23日水曜日

昼間の配達

今日は、
先週行ったコーヒー教室に参加された方からのご依頼で、
コーヒー豆とコーヒー器具の配達に行った。
初めて昼間の配達だった。

ボクには、店番が出来る”秘蔵っ子”がいるので、
昼間の配達も可能だ、突発でなければ・・・。

地元のとあるサークルのグループの皆さんで
コーヒーをそのつど淹れてお飲みになるという。

なんて素敵な人達なんだ。
このようなステキなひと達が住んでいるとこは、
きっと素晴らしいところに違いない。

と密かに、移住を考えるボクでした。
            

2011年3月22日火曜日

外食?内食!

花粉が今年はすごいらしい。
花粉症の人がしきりに言う。
「飛んでる!飛んでる!」
最初、UFOかと・・・
まだUFOの方がいいと思うのだが・・・。

ボクは、今のところ大丈夫だが・・・
少し心配と言えば心配だ、職業柄。

そんな心配をよそに、
連休明けの今日は、当店の定休日なので、
家族で久しぶりに外食をした。

およそ20年、東京ですごしたサラリーマンだった頃のボクは、
ほとんどが外食。

脱サラして、自営の今は生活環境が一変して、
ほとんどが内食になった。
外でご飯を食べることはあまりない。

コーヒーも同じ。
喫茶店にはあまり行かない。
あんなに小さい頃~若い頃、喫茶店に行ってたのに・・・。

ボクは、今では、
外で飲むコーヒーはそこそこ美味しければOKと考えている。
半ばあきらめムード・・・
と言うよりは、うちで普段飲むコーヒーこそ美味しくなければ・・・と考えるから。

しかし、その  そこそこ美味しいコーヒーが  
          普通に何気にある

ということが案外少なく、しかも、難しいのが現実。

現に、ここ名古屋界隈は喫茶店の宝庫なのだが、
そこそこ美味しいコーヒーとなると・・・
という訳で、カフェ、喫茶店には、あまり行かないが、
コーヒーは絶対欠かせないから困ったもんだ。
困ったついでに、
  缶コーヒーという代物が大嫌い なものだから更に困った。

というわけで、外出の際は、家でコーヒーを淹れて、
ポットに入れて出かける。
歩いて出かけるときもそう。
しかも、1リットルか2リットルのポット。
「筋金入りやな~~」と言われたことも。
手荷物のほとんどがコーヒーというような有様。
何をするにもコーヒーは欠かせない。
嫁さんも同じ・・・似たもの同士!

カフェや喫茶店に味は期待しないけど、
それじゃ何に?と聞かれたら、 やはり、居心地
居心地の悪いところは嫌い。

  やたらと水を持ってくるところ・・・最悪

   ほっとかれるのがイイ、ボクは

  やたら静かなところ・・・NG

  やたらうるさい所・・・もっとNG
ボクなりの喫茶店論は、またいずれ。

そういえば・・・
昨年9月に上京した時、
用あって、大泉学園に行った。
街中にあった喫茶店のコーヒーは、
とびきり不味かった(表現変?)が、
居心地は最高によかった。
これはこれでOKだ!!  

             

2011年3月21日月曜日

有機栽培

有機栽培とは?

化学肥料、農薬などを使わず、
有機肥料などを使い土壌の能力を生かして栽培する方法。

有機には、農産物と食品の2つがあります。
  有機栽培の農産物とは?
    有機栽培で生産された農産物

  有機栽培食品とは?
    有機栽培で生産された農産物を使い、
    合成着色料・合成保存料など食品添加物を使わずに
    加工された食品のこと

有機栽培食品と表示するには、
JASの認可を受ける必要があります。

有機栽培による農産物及び食品は、
農林水産省認定のオーガニック認定機関の検査に合格した後、
「有機栽培JASマーク」が表示されます。

認定業者による「有機栽培JASマーク」の 表示がなければ、
「有機栽培コーヒー」などという商品表示をすることができません。

有機JAS認定は、
 農産物の栽培方法の確認から、
 製造工程、流通方法、商品の保管・管理と、
 責任者の制定
に至るまで細かく設定され、
さらに認定検査官による事前審査と
オーガニックに関する講習を終了しなければ認定されません。

要するに、有機栽培の農産物が生産現場からお客様に届くまでに、
有機栽培でないものと混ざったり、
輸送や製造段階で汚染されては有機栽培・・・と呼べないということらしい。


いやはや、大変!!
 
           

2011年3月20日日曜日

3連休・・・

そう、今は3連休。

ボクは、現在のところ、自営業者だ。
 よそ様が連休であっても、自営業者にとって連休はない。
 遊んでいる場合ではないと言うのが現実。


ボクは、昔は、サラリーマンだった。
 そのサラリーマン時代は、よそ様と同じ連休だった。
 連休は、やはり とびきり嬉しかった。
 家にいることはまれで、遊びに出かけて夜遅く帰ってくる。
 でも、仕事をすることも多かった・・・休日出勤というヤツ。


自営なので、 連休はなんら普段と変わらなく店にいる。

よそ様・・・連休がある人達・・・に、あえて、言いたい!

自粛ムードいっぱいの今日この頃ですが、
こういう時だからこそ、

  普段通り、出かけよう!いつもどおり・・・

経済が動かないと・・・ネ。
          

2011年3月19日土曜日

we are the world

なぜか、久しぶりに聞きたくなって・・・
we are the world  
full ver  United Support of Artists for Africa                                                           





やっぱええわ~~

イギリスを中心に活躍するミュージシャンが行った
チャリティプロジェクト「バンド・エイド」の成功を機に 、
アフリカの飢餓と貧困層を解決するために作られたチャリティソング。
作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー。
プロデュースはクインシー・ジョーンズ。

ボクは、ライオネル・リッチー率いるコモドアーズが、
モーリス・ホワイト率いるE,W&Fと同じくらい好きで、
高校時代、レコードを買って友達とよく聴いた。
そのライオネルがマイケルとタッグを組んで素晴らしい曲を・・・。

当時の日本は、バブル真っ只中。
しかし今の日本は・・・。



因みに、
2010年1月12日に発生したハイチ地震 (2010年)による

被災者支援のため、
クインシー・ジョーンズとライオネル・リッチーが
「We Are The World 25 Years for Haiti」として
再レコーディングを行った。

ハイチウィ・アー・ザ・ワールド:25 フォー・ハイチ
We Are The World 25 For Haiti

2011年3月18日金曜日

ルワンダ 高級品 販売開始!

ルワンダ・ナショナル・ウィナー
販売開始です。

今回は、国際品評会入賞のコーヒー豆ではなく、
ナショナル・ウィナーのものです。

30キロ限定です。

短期間でなくなることが予想されます。
お早めにどうぞ!

2011年3月17日木曜日

久々のコーヒー教室

昨日、午後から2時間ほどコーヒー教室を行った。 

仙人塚というところの集会所に、
地元住民の方々およそ40人ほど集まって頂いて、
コーヒーのお話、コーヒー抽出の実演、
そして皆さんに実習をしていただきました。

皆さん非常に熱心に聴いて下さって、
こちらも熱が入りました。

教室が終わってから、
責任者の方からお礼のお言葉を頂いて、
ほっと一安心。

心地よい疲労と共に、充実したひと時を過ごせました。
仙人塚の皆さん、 どうも、ありがとうございました。

これからも(は?)、
どうせ同じコーヒーを飲むなら、
(もういい加減、インスタントや缶コーヒーなど
 大量生産された工業製品はほどほどにして)
手間隙かけた手作りのコーヒーを楽しもうじゃありませんか!!


え?
「営業中のお店はどうしたの?」・・・という常連さんの声!

心配ご無用!
ボクには、
店番ができる秘蔵っ子がいますから。

え?
「そんな大人数、一人で教室をこなしたの?」・・・という別の常連さんの声!

心配ご無用!
ボクには、
秘密兵器(=手伝ってくれるコーヒー大好きな常連さん)がいてくれますから。

2011年3月16日水曜日

ペルー 販売スタート!

宝冠という名のコーヒー
 ペルー・ティアラ (オーガニック *)










* オーガニック・・・
このコーヒーは、 化学肥料や農薬などを一切使用せず、
昔ながらの有機栽培によって育まれたものです。
有機認証の規格を厳守しています。

有機栽培といっても、農産物と食品の両方がありますが、
原料であるコーヒーの生豆が、
無農薬有機栽培100%のものであるということです。

無農薬、有機栽培・・・・ については、
いろいろ考えるところがありますので、
いづれまた詳しく書きます。

ただひとつだけいえることは、
ボクは、美味しいコーヒーをつくりたいので、
  無農薬ありき
  有機ありき
ということはありません。

2011年3月15日火曜日

今、思ふ

今回の大震災・・・


今思う・・・

 今を精一杯生きる

 傍らにいる人を大切にする

 普通である・・・食べる、寝る、着る物がある・・・ことを
 しっかりかみしめる、そしてそれに感謝する

これって、生きとし生けるもの にとって、
当たり前のことなんだよな~~

でも、その当たり前のこと って結構、忘れている・・・

2011年3月14日月曜日

ルワンダ ナショナルウィナー 2

今年度のルワンダCOE受賞豆・・・
惜しくも逃してしまった!

2009年のルワンダCOEが、とても美味しかったので、
是非試したかった。
けど、予想以上に高値がついてしまい、
あきらめた。

今回入荷のルワンダは、
ナショナル・ウィナーのコーヒー豆のスポット販売。

カップ・オブ・エクセレンス受賞ロットと一緒に、
厳重に保管され、輸送される。

ルワンダは単独の大きな農園がほとんどない(農家?) 。
品評会への出品も、精製工場、農協によるものがほとんどのようだ。

今回当店に30キロ限定で入荷してくるコーヒー豆は、
2010年COEで入賞した農協のロットの一部。

先日お伝えしたペルーと入荷してきたばかり。

販売は、今週後半~来週ころから。
お楽しみに!

2011年3月13日日曜日

ペルー・ティアラ 入荷してきました!

宝冠という名のコーヒー
ペルー・ティアラ (オーガニック *)
入荷してきました!

ペルーと言えば、インカ帝国。
そして、空中都市マチュピチュがあるところ。

そんなはるかかなたの国からやってきたこのコーヒー。
 化学肥料や農薬などをを一切使わず、
 昔ながらの有機栽培により育まれたもの。
 有機認証の規格を厳守し、
 出荷時、輸送中など、
厳重に管理されているそうです。

* オーガニック(有機栽培)コーヒー
 化学肥料や農薬を使わず、
 堆肥など自然の肥料のみを使って栽培されたコーヒー。
 輸送中および輸入時に、くん蒸を行わないため、安心・安全。
 本コーヒー豆の麻袋には、
 有機JASマークがつけられています。








左:ペルー・ティアラ有機JASマークつき
右:ルワンダナショナル・ウィナー真空アルミパック(2袋)

先日、サンプル試飲をお客様数名の方々とやりました。
 →南米ペルー 試飲あれ!
柔らかくてやさしい味わい・・・。
おおかた好評。

なぜこのコーヒーかというと・・・
開店以来ず~~と使ってきた人気のストレート豆である
パプアニューギニアの豆が、
昨年末、国内在庫がゼロになる緊急事態が発生。
その代役と言うか、後釜と言うか・・・
イヤイヤ、まぁまぁいけるので・・・入荷を決めました。

あ~~
今晩も、閉店後、3釜焙煎しなくては・・・。

近年、焙煎当日のコーヒー豆は、
(粉にしては)売らない方針*にしたので、
閉店後の焙煎が増えてきた。
帰りが遅くなる~~


* 焙煎当日のコーヒー豆
  → 超新鮮コーヒーって 2 でも書いてますが、
  実は、あまり美味しくありません。
  特に、粉に挽いてしまうと、鮮度劣化が早まるようなので、
  焙煎当日の豆は粉に挽きません。
  豆の場合は、その旨を説明したうえで、
  熟成による味の変化をお楽しみいただける事を
  付け加えて説明させてもらっています。

          

2011年3月12日土曜日

通販でお求めのお客様

3月11日(金)14時46分頃、
宮城県沖を震源とした大地震が発生いたしました。
   
その影響で、以下の地域について、
当店が契約しているヤマト運輸の各配送センターから
(コーヒー豆など)商品を出荷できないか、
あるいは、出荷困難な状況にあります。
場所によっては、復旧の目処も立っていないようです。

①北海道、東北地方
   現在、配達自体不可能な状況にあります。
   ご注文はお控えくださるようお願いいたします。

②北関東地域・・・栃木県、群馬県、茨城県、新潟県
   配達が、かなり困難な状況にあります。
   ご注文はお控えくださるようお願いいたします。

③東京及び近県・・・東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
   ご注文はお受けいたしますが、
   日時指定が不可能となっています。
   タイトなリクエストにはお応えできません。
   

発送先の場所などによって、個別に状況が違います。
タイトなリクエストにはお応えしかねない状況です。
予めご了承ください。
以上です。

被災された方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、      
被災地の早期の復旧をお祈り申し上げます。

2011年3月11日金曜日

東日本大震災

大変なことがおきた。

フワリ~フワリ~
ひるまの 営業中、
何だか酔っ払ったような感じにおそわれ・・・横揺れ。

普段動いていない店の時計の振り子、カーテン、照明・・・
揺れている・・・
地震!
テレビを見ると、まるで戦場か映画のよう・・・。




そういえば、
阪神淡路大震災のその朝、
ボクは、仕事に追われ、徹夜で朝まで仕事をしていた。
早朝、タクシーで自宅に帰るとき、
運転手に言われた時は何が起きたのか知らなかった。
その日の朝刊、テレビを見て、目を疑った。
今回も同じ。

あ~~自然の大いなる力の前で、人間はホント無力。
これ以上、被害が拡大しない事を願うばかり。

2011年3月9日水曜日

戦場のピアニスト

昨日休日を利用して、映画館で久しぶりに映画を観てきた。













2002年のカンヌ映画祭において
パルムドールに輝いた『戦場のピアニスト』は、
ロマン・ポランスキー監督が指揮することを
運命づけられた映画である。

幼少時代をナチス占領下のポーランドで
過ごしたポランスキー監督こそが、
ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、
ウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)の
自伝を映画化するに相応しい唯一の人物と言える。

ナチスのワルシャワ侵攻を目の当たりにし、
死の収容所送りを奇跡的に逃れたシュピルマンは、
ゲットーの廃墟に身を隠すことで第二次世界大戦を生き延びる。

ナチスのホロコーストを映画化したこれまでの作品とは異なり、
主人公の視点から忠実に描写され、
ポランスキー監督によって壮大なスケールで戦争を描いた

奥行きのある叙事詩となっており、
シュピルマンが希望を捨てずに粘り強く生き延びる様子と、
彼が逃げ出すことを拒んだ街が
徹底的に破壊される様子とを対比して浮かび上がらせている。

一切の妥協を排して肉体的、感情的な真実性を追求することにより、
『戦場のピアニスト』は希望と精神的純潔性の究極的な調べを奏でている。
『シンドラーのリスト』と同様に、
人間性の最も暗い部分を描き出した偉大な映画の中の1作である。
(以上Amazon.co.jpより引用)
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
心にズシリとのしかかるようなそんな重い、
しかし、目をそむけてはならない
そんな映画だった。
(ショッキングなシーンもたくさんあり、
 嫁さんも、結構衝撃を受けていた)

ここ数年、映画館で映画をあまり見ていないが、
近年稀にみる、心に残る映画だった。


ボクが未だ小さい頃、
おばあちゃんから戦争の恐ろしさ、悲惨さなど聞かされた。
今でも、たまに、第2次世界大戦の空襲の話を、親父やお袋から聞く。


戦争はイヤだ。
でも、やっぱり目を背けてはいけない。

そんなことを感じた休日だった。

2011年3月7日月曜日

ドーソン選手と言えば・・・

いきなり、
閑話休題・・・。

久々のベースボール・・・。

ボクの大好きなアンドレ・ドーソン選手
そのドーソンといえば、
やはり、シカゴ・カブスだ。
我がドラゴンズの福留選手が所属するチーム。
カブスと言えば本拠地リグレーフィールドだ。

リグレー・フィールド ・・・
アメリカで最も美しい球場とされている。
開場は1914年で、大リーグで2番目に古い球場だ。








 ↑ 1999年 野茂 対 ソーサat Wrigley Field
向こう側に見えるのは、
レフト側のフェンスとそれを覆う蔦

最古は、松坂大輔が所属するボストンのフェンウェイパーク。
あのタイタニック号が沈没(1912.4.14)したのと
ほぼ同時期に開場(1912.4.20)した。
そう言えば、
映画タイタニック主演のデカプリオの名前はドーソンだった、
関係ないけど。

リグレーフィールドで、
初めてナイトゲームが行われたのが、
開場75年目にしての1988年と言うから驚く。

先代オーナー「フィリップ・リグレー」の
「野球は太陽の下でやるべきもの」という信条からなのだが、
オーナーが代わり、照明が点けられたが、
それでもデーゲーム中心の開催である。

デーゲームに強かったドーソン選手には楽園だ。

現在でも市の取り決めで、
ナイトゲームは年間18試合
(ポストシーズン除く)に制限されている。
同球場はシカゴ北部の住宅街にあり、
灯りを付けることも、
近所の迷惑をかけるのではと言う配慮があった。

ドーソンはナイトゲームよりデーゲームが強かった。
エクスポズから移籍する際、
ひざに故障を抱えることから
天然芝の球場を望み、さらにデーゲームに強いことから・・・

2011年3月6日日曜日

ルワンダ 高級品

コーヒーの国際品評会
カップ・オブ・エクセレンス*に出品されたコーヒー豆で、
SCAAの採点基準で84点という入賞基準に到達し、
国内予選を通過したものの、
何らかの理由により、
本選である国際オークションにすすめなかったコーヒーがある。

これをナショナル・ウィナー と呼んで、
一般のスペシャルティ・コーヒーと区別している。


*カップオブエクセレンスとは
スペシャルティコーヒーの基準を満たす
コーヒーのみで競われるコンペティション。
国際審査員による厳正な審査の結果、
ごく一握りのコーヒーにのみ与えられる称号。

当店では、これまで、
 グァテマラ、ブラジル、エチオピア、エルサルバドル、
 ルワンダ、ニカラグア
の6ヶ国の国際品評会入賞コーヒーを販売してきました。
いづれも好評を頂き、
1ロットである30キロ、60キロ、69キロなどが
短期間で完売しております。


今回は、入賞コーヒーではなく、
ナショナル・ウィナーのコーヒー豆で、
アフリカ・ルワンダのものになります。

1ロット30キロのみ確保しました。
今週の入荷予定で、販売は来週以降の予定です。
詳細が決まり次第、事前にお知らせいたします。

運が言い人は、
商品になる前のコーヒーが飲めるかも・・・です。

2011年3月4日金曜日

アナログ

先日の話の続き・・・

コーヒーの味やレコードの音はなんら変わらないとしても、
その一つ一つの手間の分だけ、
より情感がわくというか・・・

慌ただしいこの時代に、
より必要とされてきているような気がします。


こんなことを言うボクですが、
最近レコードをかけて音楽を聴く事がほとんどなくなりました。
が、昔買ったレコード・ジャケットを、
たまに開いてはみたりしています。

あの見開きのレコードジャケット、
それに収納されているライナーノーツ!
これが良いんですね。

手にとって、
ページをめくって、
 そこを眺める・・・
 読む・・・
アナログアナログの世界・・・。

ボクはアナログが好き・・・
だからコーヒー屋がやれる!
 ↑ 暴論!?

2011年3月3日木曜日

手回しとレコード・・・

おウチや職場などで
美味しいコーヒーを飲むために
豆の完成度のことを
味の観点でいろいろ言ってきましたが、
手間隙をかけることの楽しさ、喜び・・・
これはまた別物ですね。


コーヒーを豆からミルで、
特に、手回しでゆっくり挽くとき・・・
コーヒーをハンドドリップで抽出するとき・・・

挽きたての豆の香り(フレグランス) ・・・
淹れたてのコーヒーの香り(アロマ) ・・・

部屋に満ちて・・・・気分イイです。



としがばれますが、
レコードをかけるときと同じような感覚。

  ドーナツ盤やLPを、収納袋から取り出す・・・
  取り出したレコード盤をクリーナーで拭く・・・
  針先を掃除する・・・
  レコードをターンテーブルにゆっくり置く・・・
  針をそっとレコード盤に下ろす・・・
  ボツボツと言う音を聞きながら・・・

共通することがありますね。

            

2011年3月2日水曜日

自家焙煎

だからと言って、
コーヒーが美味しいわけではない。
だけども、普通の喫茶店やコーヒー専門店より
美味しい可能性は断然高い。

なぜなら、
自家焙煎の店をやっている人は、
基本的にコーヒーが好きなはずだから・・・

コーヒーが好きであるなら、
いかに美味しいコーヒーをつくるか、
提供するかと言ったことを考える。
まぁ大概のひとは・・・

いかに美味しいコーヒーをと考えた場合、
いかに、よい素材となる生豆を仕入れるかを考えるし、
よい素材を仕入れたら、
それをいかに上手に焙煎するかを考える。

よい焙煎が出来たら、
それをいかに美味しい状態で=新鮮な状態で
提供(販売)するかを考えると思う。

細かく言えば、
素材、焙煎、鮮度に対しては、
そのお店によって考え方が違うので、
どれがどうとはいえない。

 素材重視派、 焙煎重視派、 鮮度重視派

素材がよければ
それでよいかというとそうでもない。

焙煎の技術があれば、
あとはどうでもいいかというとそうでもない。

豆が新鮮でれば、
素材のグレードがどんな豆でもいいかと言うとそうでもない。


ボクの考えは、
コーヒー豆屋って 4 でも書きましたが、
3つのバランスが大事。

極端に偏っていてはだめ。
おのおの80~90点くらいクリアしていれば、
その店では、良い(おいしい)コーヒー豆が
手に入れられると思います。


いけね~~
きょうは、店しめたあと、2釜、焙煎しないと・・・!