2010年8月4日水曜日

美味しいアイスの作りかた

美味しいアイスの作り方です。

当店が開店した当初からお店で説明しているやり方。
ポイントは3つ。
   ①アイスにして美味しい深煎りの豆を選ぶ
   ②濃い目に抽出
   ③急冷する

特に、①と③は大事。
①について
  アイスは清涼感とコクが大事です。
  コーヒーは冷めると酸味がより一層強く感じられます。
  コーヒーを飲んだ時の清涼感は苦味の中に感じます。
  使用する豆は、爽やか系の豆をお勧めしています。
     タンザニア、ケニアなど

③について
  急激に冷やすことにより、香りを液体に閉じ込めることが出来ます。
  急冷の方法はいろいろあります。
  一番良いのは、ホットでドリップ抽出する際、氷を通過させる方法です。
  ほかには、サーバーに氷を敷き詰め、そこに直接ホットを抽出する方法。、
  濃い目にホット抽出して、氷を入れて素早くかき混ぜる方法など
  当店で販売しているメリタアイスドリップセットが、お手軽でお勧めです。
   

①について補足!!
最近、何回か、
 「酸味が強い豆でアイスを作るのはどうか?」
というようなことを聞かれた。

どちらかというと、あまりお勧めできない。
酸っぱい爽やか系のアイスも悪くはない、が、
上で述べたように、コーヒーの場合、
清涼感は苦味の中に感じられる。

当店にある豆で言うなら、
 酸味が強い タンザニア・モンデュール中煎り
より、
 すっきりした苦味とコクの タンザニ・モンデュール深煎り
の方が、アイスとして飲むなら断然お勧めである!!

ブラックでガブガブ飲んで、シャッキリ、スッキリしたい場合、
酸味が強いコーヒーで作ったアイスは、あまりいただけない。
それはカフェインの量が影響しているから。
コーヒー豆は、焙煎が進むにつれて、カフェインが少なくなる。

つまり、
 深煎りの方が、中煎りよりカフェインが少ない
ということ
深煎りの方が豆の色がこいので、
逆のようなイメージがあるかもしれないが・・・。

 深煎りの方が胃にやさしい。
ともいえる。

なので、深煎りの方が中煎りより胃にやさしく、
たくさんのアイスを、ガブガブ飲めるということ。


このことは、
ボクは実体験をしている・・・。