2010年1月16日土曜日

ハイチ

コーヒーの生産国だ。


1月12日、カリブ海に浮かぶハイチ共和国を襲った大地震。
首都ポルトープランス郊外約15キロを
震源とする大地震は甚大な被害をもたらしている。

緊急支援活動を始めている国際赤十字の発表によると
死者は4万5000人から5万人にものぼり、
家を失った人は300万人ともいわれている。

世界初の黒人共和国のハイチは、
独裁政権や米軍の侵攻に揺れ続け、
最貧国の1つにも数えられている。

地震で壊滅的な被害を受けたうえ、
交通麻痺や混乱が生じており、
救援・救助作業が難航しているようだ。
深刻な二次被害、三次被害が起こることも予想される。


日本からは地理的に遠いこともあり、
ピンと来ない国かもしれないが、
日本のNGOも緊急支援を始め、
各団体で義援金の受付が始まっている。

遠い地球の裏側で、地震の被害に苦しむ人たちに、
個人が日本にいながらにして出来ることはしれている。
いまのところ、募金という形でしか思い浮かばない。

そこでちょっとばかりのご案内。


日本赤十字社
国際赤十字とハイチ赤十字が現地で活動を始めているのに伴い、
日本赤十字社でも、2000万円の支援と職員の派遣を決めた。
1月13日(水)~2月12日(金)までの期間、
下記にて救援金を受け付けている。

救援金ということで、郵便局窓口での取り扱いなら振替手数料は免除される。
詳細は、日本赤十字社











Yahoo! ボランティア
日本赤十字社への救援金は、
Yahoo! ボランティアからも行える。
壁紙の購入とYahoo!ポイントによる募金ができる。
思いたったときにすぐに(今でもOK!)協力できるのでおすすめ。
詳細は Yahoo! ボランティア
こちらも2月12日までの受付。



日本ユニセフ協会
日本ユニセフ協会でも緊急募金が始まっている。
日本ユニセフ協会は、ユニセフ(国連児童基金)を
代表する日本では唯一の民間の非営利団体。

ユニセフは、世界中のすべての子どもたちの権利が守られる
世界を実現するために活動する国連の機関だ。

ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんは、
1995年10月にハイチを訪れているそうだ。
現在、ハイチ地震の被害状況を確認中とのこと。
必要性が確認され次第、緊急支援活動が開始される予定。
寄付を受け付けている。
詳細は日本ユニセフ協会



参考
ハイチ北南部に山脈が走り、
平地は少なく1492年コロンブスによって発見された。

カリブ海に浮かぶ西インド諸島イスパニオラ島にある共和国。
イスパニオラ島の西側3分の1を占めており、
ドミニカ(東側)と国境を接している。

コーヒーはハイチの伝統的農産物で、
広く全土で栽培されている。

コーヒーの特徴
キューバ等のカリブ海系の豆・・・ハイチ、ジャマイカ、
ドミニカ等・・・は比較的低地産で、肉厚が薄く柔らかい。
甘みと、透明感のある、やわらかな味わい