2010年1月25日月曜日

親子連れ・・・

昨日(日曜)、閉店前の夕方、
2組の親子連れの常連さんがお越しになった。

最初は、お父さんと中学の息子さん(男同士)
このご家族、家族揃ってコーヒー好き・・・。
当のお2人もさることながら、
奥さんも高校生のお兄ちゃんもコーヒーを飲まれる。


そのお父さんと息子さんがお帰りになる少し前に、
今度は、違うお母さんと娘(長女)さん(女同士)の親子連れ。
このご家族も、家族揃ってコーヒー好き・・・。
旦那さんも下の妹(次女)さんもコーヒーを飲まれる。


この2つのご家族に共通しているのは、
ご夫婦もお子さんたちも  
みな 

  コーヒーが好き  ブラックで飲む

だ。

本当にコーヒーがお好きなご様子で、
ボクもそんな方たちとちょっとした時間を共に出来るのは、
とても嬉しい。



そのお客さん、特に、親御さんと一緒に来て、
コーヒーをブラックで飲む年頃のお子さんたちを
見てふと思ったこと・・・



当店にあるコーヒーは、いわゆる ”普通の”コーヒー(*)だ。

普通のコーヒーなので、余計なことはしていない。

余計なことをしていないので、余計な味はしない。

余計な味がしない分、毎日たくさん飲んでも飽きがこない。



(*):普通のコーヒーって
 当店は自家焙煎のコーヒー豆売り専門店。

 コーヒー豆は、当年に収穫されたニュークロップを使用し、
 それを自分の手で少量焙煎し、フレッシュなうちに
 販売するスタイル。

 やる事はシンプルだが、
 良い素材を仕入れ、 よいものをつくるために手間をかける。

 手間をかけてつくりだされたコーヒーの煎り豆は、
 生豆に火を通しただけの自然食品といえる。
 


このような飽きがこない自然のやさしさ、美味しさに、
中学や高校の頃から接していると、
世の中に出回る”虐げられたコーヒー”では
決して満足は得られないように思う。


ボクは、

 このお子さん達が、

  この先成長して大きくなっても、

  気軽に、普通のコーヒーが飲めるよう、

        そして、

  ますますコーヒーが好きになるよう、


絶え間なく前を向いて、 より良いコーヒーづくりに励んでいきたい。

そう思った次第だ。