2011年3月24日木曜日

有機なのに有機じゃない?

先日書いたように、
当店が有機認証を受けないのは、
認証を受けるには、日々の作業が非常に煩雑になるから。
それでも本当に必要なら勿論やるのですが・・・。

コーヒーの純粋なおいしさとは別のところに、
価値をおいているように思われます。

ペルーの有機栽培生豆を使用するのも、
有機だからではなく、
今回、新たに導入するコーヒーに求める味に比較的近かったからです。

それと、健康に関して・・・
巷には、有機栽培されたコーヒー生豆(有機農産物)であっても、
焙煎して日にちが随分経過した古いコーヒー豆(有機食品)が
多く見受けられるようです。

これでは、せっかく有機栽培されたコーヒー豆であっても、
酸敗していることになりますので、
胃にもたれ・・・体にはよくありませんね。

つまり、有機栽培された古いコーヒー煎り豆よりも、
鮮度のよい一般に流通している(=国の厳しい基準を通っている)ものを
飲んだ方がよっぽどいい・・・と思いませんか。

有機栽培、無農薬、フェアトレード・・・・同じです。
概念、理念、ポリシー・・・みな素晴らしいです。
なので、なおさら、関わる人・・・コーヒーに携わる人=焙煎する人、
販売する人・・・は、その取り扱いにいっそう心しなくてはならないと思います。

コーヒーは、 知名度やブランドで飲むもんじゃありませんので。

今日も、閉店後、2釜だ!!