焙煎は、大まかに以下のような感じで進める。
①釜の予熱・・・本焙煎をスムーズに進めるため、釜を暖める
②本焙煎と冷却・・・
1つの銘柄ごとに「焙煎」を行い、煎りあがったら、
その煎り豆の冷却を行う。
これは、煎り豆内部の余熱でそれ以上ローストが
進まないようにするため。
1つの銘柄で、トータル20~30分くらい。
③釜の冷却・・・全ての焙煎が終わった後、釜を徐々に冷やす。
本焙煎の前後(①+③)でおよそ1時間ほど、
本焙煎(②)は、焙煎する銘柄の数により
トータルにかかる時間は変わる。
例えば、4種類のコーヒー豆を焙煎する場合、
煎り具合にもよるが(*)、トータルで3時間くらいかかる。
* 銘柄ごとの焙煎時間は、その銘柄の焙煎度合いにより違う。
中煎り → 中深煎り → 深煎り → 極深煎り と進むにつれて、
焙煎にかかる所要時間が長くなる。
ついでに言うと、焙煎すると目減りする。、
中煎りの方が目減りが少なく、深煎りの方が目減りが多い。
中煎りで10数パーセント、深煎りで 20パーセント前後減少する。
例えば、3キロの生豆を焙煎する場合、
煎り上がりは、およそ 2.6キロ(中煎り)~2.4キロ(深煎り) 前後になる。
煎りが浅い方が、同じ原料(生豆)から多くの煎り豆を作リ出せ、経済的だ。
注意
上記パーセンテージは決められた数字と言うわけではない。
あくまで当店で行う焙煎を前提としたものである。
下記のような状況により、数値は変わる。
焙煎機の種類
焙煎方法
生豆のグレード など