フィールド・オブ・ドリームス だ。
If you build it, he will come・・・
それを作れば彼はやってくる・・・
ある日、主人公のレイは、この謎の声を耳にする。
全ては、過去にやり残してきた人達の”夢”の実現のため・・・
この台詞・・・
もう20年くらい前だろうか、映画を観おわった後、
ず~と頭の中でこだましてた。
こんな感覚、コッポラの「地獄の黙示録」の”ヘリの爆音”と
ドアーズの曲を聞いた時くらいか。
この映画、いくつかの名シーンがある。
極めつけは、やはり、ラストだ。
若き日の父とレイが、
無言でただキャッチボールをするだけ。
ただそれだけなのに、なぜこんなにウルウルくるのか?
言葉にはできない男同士の心の交流・・・
父と子の和解・・・夢がかなったからだろうか。
父親が子供に教えるキャッチボールの意味。
アメリカの親子にとって最高のスキンシップ、
それがキャッチボール。
父と子が1つのボールを受けては投げ、投げては受ける。
父が子に何かを伝えてゆく。
これがベースボール。