ボクが今まで一番印象に残っている野球の練習風景
それは、東京ドームで見たメジャーチームの練習だ。
ひとつが、
1992年の日米野球で、試合前のメジャーの守備練習。
もうひとつが 、
1996年の日米野球で、試合前のメジャーの打撃練習。
前者は、
カージナルスのオジー・スミス(遊撃手)
Ozzie Smith St.Louis Cardinals
練習で、ノックを受けている。
捕球したまま一塁方向をまったく見ずに送球している。
それが全部ストライク!
まったくもって驚きだ!
一塁を目視せずにだよ!
練習なのに、スタンドからどよめきが・・・
これぞプロの技!
オジーが”オズの魔法使い”と言われるゆえん。
日本のプロ野球選手(特に内野手)が、
オジーに憧れるのも納得。
その時、来日していた
元阪神タイガースのセシル・フィルダーがまねをしたのだが、
ほとんど暴投。
オジーのファインプレーで有名なの・・・。
センター前に抜けそうな打球を
飛びついて捕ろうとしたところ、
イレギュラーバウンドして高く跳ねた。
それを、彼は飛びつきながらの体勢で
グラブをはめていない右手を伸ばして
素手で捕ってしまった。
飛びついているので、身体は地面に平行。
グラブをはめた左手は地面に平行に伸びた状態だ。
野球で内野を守ったことがある人で、
ゴロを飛びついて捕ろうとしたことがある人なら、
これが如何に不可能なことなのかよく分かるだろう。
動物並みの反射神経だ。
ネット上に動画があれば、ぜひご紹介したい。
因みに、秋山(現ホークス監督)がホームランの時に、
ホームベース上でバック転するのは皆さんご存知だろうが、
このオジーは、攻守交替時、守備につく際にバック転をする。
まさに魅せるプレーヤーだ。
後者は、
ドジャース時代のマイク・ピアザ
Mike Piazza LA Dodgers
打撃練習の打球の伸び方、打球音が他の選手と違う。
ピアザのスイングはフォロースルーが凄く、
裸体になると、背中があざだらけだったそうだ。
フォロースルーのバットが背中に当るからだ。
大リーグの選手の中には、
フォロースルーしたバットが背中に当って、
バットが折れることもある。
みな、超人ばかり。
だから、面白い・・・。
因みに、打撃練習の時、ボクはと言うと・・・
スタンドインする大飛球をキャッチしたいがために、
外野スタンドでグラブ片手に・・・・。
大飛球をダイレクトキャッチしたボールは3つある。
マイク・ピアザ(LAドジャース)・・・レフトスタンド
ロバート・フィック(TAデビルレイズ)・・・ライトスタンド
カブレラ(西武)・・・レフトスタンド
当然、この三つのボールは、ボクのお宝!!